• LogicProのショートカットキーをカスタマイズ!!

    2013-03-17 16:16

    以前Logicの記事でもちょこっと触れたが、
    DAWソフトには多種多様の操作をショートカットキーに
    登録する機能がある。

    デフォルトの操作をじっくりと覚えてもよいのだが、
    やはりキーをカスタマイズすることで、
    自分にしっくりくる操作を開発していきたい。
    作業スピードは猛烈に早くなるし、ソフトにも愛着が湧くのだ。
    (その代り、他のソフトに浮気できなくなる危険性もあるが・・・)

    ということで、役に立つかどうかは不明だが、
    私が結構な時間をかけて作った
    オリジナルのカスタマイズしたショートカットキーを
    紹介していきたいと思う。
    もしよかったら参考にしていただきたい。

    (なお、ここで紹介している操作名は、Logic公式のものではありません。
    検索しても出てこないかもなので、あしからず・・)


    ■基本戦略
    ・自分が一番よく使う操作を洗い出す。
    ・マウスのD&Dを極力減らす。
    ・右手でマウスを掴んでいるので、
    左手だけで操作できるキーを優先的に割り当てる。


    ■代表的な割り当て例
    (1)まずは基本ツール
    選択ツール(矢印)、結合、分割ツール。
    この3つは頻繁に、作業で最も多様し、ひたすら切り替える場面が多いツール。
    MIDIノート編集だろうが、リージョン編集だろうが、とにかくよく切り替える。

    Logicのデフォルト操作では、
    Escキー⇒テンキー で変更可能なのだが、
    Escキーまでは意外と距離がある。

    そのため、下記の通りに変更。
    (ついでにノート、リージョンの繰り返しツールも使用頻度が高いので、
    これも割り当てる。)

    ・選択ツール⇒Fキー
    ・結合ツール⇒Xキー
    ・分割ツール⇒Cキー
    ・指定した分だけ繰り返し⇒wキー

    ※これだけでも十分に作業スピードアップ!!


    (2)MIDIノート選択系
    コードを白玉で打ち込んだMIDIから一番したのノートだけ取り出し、
    ベースラインを作る・・・という作業をよく行うので、以下の操作を割り当てる。

    ・一番下のノートを選択⇒Shift+↓キー
    ・選択したノートを反転させる⇒Shift+Tキー

    ※一番下のノートたちを一回選び、
    次にそれら以外のノートを選択する。
    それらのノートを削除すれば、一番下のノートだけが抜き出せるという寸法だ。


    (3)レコーディング系
    すぐにぱっとレコーディングできるように、
    これもショートカットキーを割り当てる。

    ・リアルタイムレコーディング⇒Rキー
    ・ステップ入力⇒Shift+Rキー
    ・上位ディビジョンを設定⇒↑キー
    ・下位ディビジョンを設定⇒↓キー

    ※Logicには「ディビジョン」という拍子の単位があり、
    ステップ入力の際にはこれを動かしながら打ち込むことができる。
    4分音符を打ち込んだ後に8分音符を・・・なんて際には、
    ↓キーを2回押し、8分音符にした状態で打ち込むことができる。
    アルペジオを打ち込む際は非常に楽。

    ちなみに・・・「環境設定」⇒「録音」から録音するカウントを変更すると
    より早く打ち込みが開始できたりするので、1小節ではなく、
    2/4で設定している。慣れると幸せに。


    (4)MIDIノート操作系
    Logicでは、
    MIDIのノートを左右にずらしたりすることを「ナッジする」
    というらしい。
    D&Dで一番いやらしいのが、ノートをずらす際、
    ちょっとずれた位置になることがあるので、
    MIDIのノートを確実に対象位置に持って行くためのキーも設定する。

    ・選択したMIDIノートを設定したディビジョン分だけ左にナッジ⇒Shift+Gキー
    ・選択したMIDIノートを設定したディビジョン分だけ右にナッジ⇒Shift+Aキー
    ・選択したMIDIノートを設定したディビジョン分だけ長さを延ばす⇒Shift+Fキー
    ・選択したMIDIノートを設定したディビジョン分だけ長さを減らす⇒Shift+Sキー


    ・選択したMIDIノートを+1トランスポーズ⇒Shift+Eキー
    ・選択したMIDIノートを-1トランスポーズ⇒Shift+Dキー
    ・選択したMIDIノートを+12トランスポーズ⇒Control+Eキー
    ・選択したMIDIノートを-12トランスポーズ⇒Control+Dキー


    ・選択したMIDIノートをレガートに⇒Shift+L


    ※SHIFTを押しながら、EDSFを上下左右に見立てて設定。
    ノートの移動だけでなく、ノートの長さ調整も出来るようにした。
    (3)で設定した、ディビジョンの設定と併せて、
    右手で持ったマウスでノートを選択しつつ、
    左手のショートカットキーで確実にMIDIノートを移動できる。
    慣れてしまうと、マウスでのD&Dが煩わしくなる位快適!!!
    選択したMIDIノートをレガートにするのは、
    白玉系のトラックを作る時、非常に役に立つ。

    (5)ウインドウ操作系
    テンポ設定、マーカーなどのグローバルトラックや、
    ループ、ライブラリの画面などもよく開くので

    ・グローバルトラック表示⇒Gキー
    ・オートメーションを開く⇒Aキー
    ・ライブラリウインドウ表示⇒Rキー

    これらを割り当てる。

    (6)トラック変換系
    下記の操作も結構よく使うので、割り当てる。

    ・選択したMIDIリージョンをそのままオーディオへバウンス⇒Option+B
    オーディオループをそのまま分割してサンプラーへ・・・⇒Option+E


    自分が設定した中で代表的なのはこんな感じだろうか。
    実はまだまだあるのだが、紹介しきれないのでこの辺でやめておこう。
    みなさんもおすすめのショートカットがあればぜひ教えてほしい。


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  • 分かりやすい教え方の追求2

    2013-03-14 13:20
    タイトルとは裏腹に、このまま書いていくと
    すごく分かりにくい文章になりそうな予感がするので、結論から書こう。

    相手のレベルをきちんと見極めた後は、
    ・相手のレベルのほんの少し上の知識・視点を与える
    ・教える側が本質を理解していること
    ・教える情報量は適度に絞る(教えすぎない)

    この3つの条件が相手を感動させるキーになるんじゃないかなと思っている。
    (あくまで体験と経験に基づいた持論です)


    一点目。
    ・相手のレベルのほんの少し上の知識・視点を与える

    ほんの少し上、というのがミソで、
    ちょっと努力しないと分からんかも、というレベルが学習者もっとも向上心が高くなる。
    高すぎても低すぎてもいけない。

    ただしこれを行うには、当然のごとく、学習者のレベルを正確に見極める必要がある。

    思い返してみると、K先生はレベルの設定が非常に上手かった。
    中学入りたての頃、自分はソナチネ1番を弾くのが精一杯だったのに、
    いきなりショパンの「軍隊のポロネーズ」の楽譜をポイッと渡された時は衝撃だった。
    「こんなの弾ける訳ないじゃん!」と最初は思ったが、
    初めて見る本格的な楽譜に感動し、一生懸命練習を続けた結果、
    ある程度弾けるようになってしまったのだ。
    先生曰く、
    「あなたにはもともと基礎力はあった。ただ譜面慣れしていなかったから
    あえて本格的な楽曲を与えた」のだという。
    結果、私は今までとは全く違ったレベルからピアノに触れることができるようになった。

    普通の先生だったらソナチネで苦戦する人には
    同レベルの楽曲をもう少しやらせるか、もっと優しいレベルの課題を与えていたと思う。
    ただ、もしそうだったとしたら、
    だんだんとマンネリ化が進んで、いつまでたっても成長できなかったかもしれない。

    二点目。
    ・教える側が本質を理解していること

    物事において本当に重要なこと、というのは実は数少ない。
    本当の、本当に重要なことというのは必ず様々な事象につながっている。

    本質をちゃんとつかんでいる人が教えている人と、
    実はよく理解せずに表面上の知識だけがある状態だけで教えている人とは、
    まるで言葉の重みが違う。
    同じ事象を説明しても、分かりやすさが違ってくる。
    深く広い知識を持った人が入門書を書いたりすると、えらく分かりやすかったりする。
    (もちろん例外もあるが・・・)

    物事の本質をズバリと言うことができる、切り込める人の教えは
    まず間違いなく学習者の心を掴む。


    三点目。
    ・教える情報量は適度に絞る(教えすぎない)

    人間は分かりきった情報や視点には全く興味を示さない。
    また、知らないことでも最初から全て教えきってしまっても興味が無くなる。
    最初から何でもかんでも教えては成長の妨げになってしまうこともある。
    教える時に重要なのは、情報を伝えることではない。
    新しい視点を与えることの方が遥かに重要ではないかと思う。
    そうすれば、学習者は強く興味を持ち、勝手にどんどんと知識を吸収してくれる。
    こちらがどんなに懇切丁寧に教えるよりも、よく学んでくれる。


    この3点が上手く揃った時、「納得」を超えた「感動」が
    学習者に生まれるんじゃないかなぁと思っている。

    ただ・・・やっぱりなかなか理想通りにはいかないことの方が多い。
    上手く伝わることもあれば伝わらないこともある。
    自分が勉強不足で、ただ単に知識だけを伝えてしまったことも多い。


    K先生に去年会った時、過去に自分はすごく先生に影響を受けたことを伝えた。
    そしたら、

    先生「そーねぇ、私も東京の先生について毎月勉強してるからかしらねぇ・・・」

    私「ピアノ魔人の先生でも、まだ習うこと、分からないことがあるんですか!?」

    先生「そんなの分からないことだらけよ〜!
    クラシックピアノなんて一生かかったって分かりそうにないわねぇ。」

    教える側も一生成長しつづけないと、
    ああいうふうな教え方はできないんだな〜
    とつくづく感じる。


  • 分かりやすい教え方の追求

    2013-03-13 10:07
    分かりやすい教え方・・・

    これにこだわりを持つようになったのは、
    15年前にピアノ講師のK先生と出会ってからだった。

    いままで普通のヤマハの先生についてピアノを習っていたのだが、
    あまり面白くなく、正直何度かやめようかとも思っていた。
    しかしK先生がピアノを教えることになったとたん、
    私はピアノが面白くて仕方が無くなった。

    教え方が全然違うのである。
    なんかよく分からないけど毎週毎週、感動させられるのだ。

    その先生のレベルが高かった、先生によってやっぱり違う、
    相性もよかったのでは、という風に片付ければ簡単なのだが、
    K先生のレッスンはあまりにも衝撃的な体験だったので、なぜあんなにK先生のレッスンは
    楽しかったのだろう、自分もあんな教え方をしたい!と考えるようになった。
    (だから自分の上げている動画は講座系が多いのかも・・・)

    自分が理想とする教え方とは
    「相手を感動によって突き動かし、深い納得を与える教え方」である。

    「何かよく分からんけど、スゲー!!」
    「そうだったのか!!」
    「くっそー!よく分かる・・!」

    こういった感情を相手に持たせなければ、
    教え方としては今イチだというのが私の持論です。

    よく、分かりやすさとは
    「理論的であること」
    「ロジカルに論理が通っていること」
    であると思われがちだと思う。
    もちろん、それも重要な要素だと思うが、
    それだけでは決して分かりやすくはならない。

    ロジックは自分と同レベルの人との意思疎通を円滑にするための
    ツールであり、他のレベルの人との意思疎通の場合には
    同じロジックでは意味が無い。再度組み立て直す必要がある。

    なので、自分が他の人に何かものを教える際は、
    ・相手の知りたいことやレベルを正確に知る、予測すること。
    を徹底的に行うことにしている。

    相手にとってこちらが伝えたい内容のレベルが低すぎると
    「いやいや、正論なんだけどさ、それはもう分かりきってることなんだよね」

    レベルが高すぎると
    「なるほど、よく分からん」

    という感想が返ってくるからだ。

    論理的に話しているのに、なぜか話が分かりにくい人は、
    相手のレベルを正確に捉えていないのだ。

    じゃあ、相手の知りたかったこと掴んだうえで、
    ロジカルに伝えれば感動してくれるのか?

    しかし残念ながら、それだけではまだ
    「ふーん、なるほどね、で?それがどーしたの?」
    程度で終わってしまう・・・


    続く