[終]<木曜劇場>知ってるワイフ #11【三度目の人生の行方…取り戻したい想い】[字][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
[終]<木曜劇場>知ってるワイフ #11【三度目の人生の行方…取り戻したい想い】[字][デ]
再びタイムスリップし誰とも関わらない人生を選択した元春は、現在に戻ってみると一人関西で生活していた。ある日出張で東京に行くが、予想外の事態が巻き起こる。
番組内容
元春(大倉忠義)は澪(広瀬アリス)との結婚生活を変えるため過去を変え、学生時代に憧れていた沙也佳(瀧本美織)と夫婦になる人生を選択。元春は理想の人生を手にしたかに見えたが、職場の異動を機に再会した独身の澪の、妻だった時とは違うはつらつとした姿に動揺する。澪を恐妻に変えたのは自分のせいだと気づき、気持ちが揺れ始める。元春は沙也佳がいるにも関わらず、何かと気になる澪を助けてしまう。そんな行動により、
番組内容2
やがて沙也佳との結婚も破綻を迎える。一方、澪は再び元春に恋心を抱き、そのせいで親友の津山(松下洸平)との友情は壊れ、職場の人間関係も破綻。沙也佳の父・秀彦に汚職の片棒を担がされたことを告発した結果、江川家も不幸に。自分がいることで「出会う全ての人を不幸にしてしまった」と後悔した元春は、小池(生瀬勝久)から渡された五百円硬貨を持ち、再び過去へタイムスリップする―。
元春が目覚めたのは、10年前の澪と
番組内容3
出会った日であり、以前、タイムスリップした時は沙也佳と初デートをした日。元春は「家から一歩も出ない。絶対に会っちゃいけない」と2人を避け、再び現在へ戻る。すると元春は見知らぬ部屋で目覚めた。もくろみ通り独身で、大阪で生活していた。携帯の連絡先には澪や沙也佳、津山も入っていない。このままひとりで毎日を過ごしていこうと思う元春だが、ある日東京へ出張することになり、予想もしない事態が巻き起こる―。
出演者
大倉忠義
広瀬アリス
松下洸平
川栄李奈
・
森田甘路
末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)
佐野ひなこ
安藤ニコ
小関裕太
/
丸山隆平(友情出演)
/
マギー
猫背椿
おかやまはじめ
/
瀧本美織
・
生瀬勝久
片平なぎさ
ご案内
スピンオフドラマ「知ってるシノハラ」はFODで独占配信!
【公式ホームページ】
https://www.fujitv.co.jp/shitteruwife/
【公式Twitter】
https://twitter.com/WifeShitteru
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/shitteru_wife/
スタッフ
【脚本】
橋部敦子
【音楽】
河野伸
【主題歌】
関ジャニ∞『キミトミタイセカイ』(INFINITY RECORDS)
【編成企画】
狩野雄太
【プロデュース】
貸川聡子
【演出】
土方政人、山内大典、木村真人
【制作】
フジテレビ
【制作著作】
共同テレビ
スタッフ2
【原作『知ってるワイフ』】
〈脚本〉
ヤン・ヒスン
〈制作〉
STUDIO DRAGON CORPORATION/Chorokbaem Media
〈配給〉
CJ ENM Co.,Ltdジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- 木田
- 沙也佳
- 小池
- 過去
- 男性
- 津山
- 結婚
- 女性
- 大阪
- 久恵
- 剣崎主任
- 佐織
- 出会
- 課長
- 人生
- 東京
- 今日
- 自分
- 順子
- 先輩
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
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(元春)人生 良くするために
過去に行ったのに…。
(沙也佳)《私のこと
全然 見てなかったから》
《本当の私を
知ろうともしなかった》
(澪)《剣崎主任が好きです》
《俺たちは 駄目だ》
(津山)《彼女に夢中な俺を見て
優越感に
浸ってたんじゃないのか?》
良くなるどころか
ひどくなってる。
どんだけ心配したと思ってるの?
不安にさせないでよ!
結局 また 俺は 澪を苦しめてる。
みんな 一緒。 不幸になんだよ。
俺が 不幸の種なんだ。
♬~
《もう 戻らない》
♬~
《2010年だ》
《あの日だ》
《澪と出会った日であり》
《バスの中に落ちてました》
《あっ ありがとうございます》
《沙也佳に誘われて
初めて デートをした日》
(沙也佳)《クラシックコンサートの
チケットが 2枚あるの》
《うん。 暇だけど》
《澪との結婚も
沙也佳との結婚も
この日から始まった》
≪(チャイム)
(なぎさ)寝てたの?
まったく いつまで寝てんのよ。
はい お母さんから。
おいなりさんとラッキョウ。
ありがとう。
(なぎさ)
誰? そこの寝たふりしてる人。
(木田)初めまして。
お兄さんと同じ大学の木田です。
あっ お兄さんとは
決して 怪しい関係ではなく
ゆうべ 一緒にサッカー…。
(なぎさ)早く 服 着てよ。
あっ はい。
(なぎさ)これから大学でしょ?
いや 行かない。
サボるの?
大学には行かない。
いや 今日は 家から一歩も出ない。
何で?
絶対に
会っちゃいけない人たちがいる。
はっ?
木田。
えっ?
もし バイクの免許
取ろうと思ってんなら やめとけ。
えっ? 何で 知ってんだよ?
誰にも言ってないのに。
いいか。
事故るから 絶対 やめとけ。
何だよ それ。
(なぎさ)ちょっと。
(木田)おい。
何で サボるの?
(木田)事故って どういうことだよ。
お母さんに言い付けるよ。
お前ら お似合いだよ。
はっ?
(木田)えっ?
(沙也佳)すみません。
(木田)あっ はい。
(沙也佳)今日 剣崎先輩は?
(木田)あっ…
今日は 来ないと思いますけど…。
(沙也佳)そうですか。
(木田)はい。
(沙也佳)ありがとうございます。
(木田)
あっ あの…。 あっ えっ いや…
俺も 音楽サークル 入ろうかと…。
ぜひ。
はい。
≪(物音)
(女性)あっ。
大丈夫ですか?
(女性)ありがとう。
《これでいい》
《何事もなく 一日が過ぎた》
《澪とは出会わなかったし
沙也佳とも デートをしなかった》
《これで
澪が 大学に来ることはない》
《沙也佳も
俺が 音楽サークルを辞めれば
顔を合わせることはなくなる》
《顔を合わせたとしても
距離を置けばいいだけだ》
うんま。
《どこだ?》
《いつだ?》
《2020年5月?》
≪(チャイム)
はい。
(男性)お~。
はいはい はいはい はいはい…。
いや~ 昨日は おおきにな。
おかげさんで
彼女と ウフフやったわ。
ウフフ?
ウフフや。
はい あめちゃん。
あめちゃん?
うん。
あの… どちらさま?
アッハハハハ… その調子や。
こっちでは ボケて 何ぼやからな。
ほな パチンコ行ってくるわ。
勝つかな? 今日は…。
関西?
《仕事は?》
《大阪の商社で営業?》
《東京を避けて
大阪に来たってことなのか?》
《澪は?
澪とは 出会ってないよな?》
《建石 澪の 名前はない》
《出会ってない
ってことだよな?》
《沙也佳は?》
《沙也佳もない》
《うまくいった》
《これで
澪のことも 沙也佳のことも
不幸にしないで 済む》
《あいつらは?》
《木田はあるけど…》
《津山の名前がない》
《あおい銀行に入行してなきゃ
出会わないか》
(男性)おはようございます。
(女性)おはよう。
おはようございます。
(課長)おはようさん。
(一同)おはようございます。
《俺のデスクは どこだ?》
(課長)剣崎君。 ちょっと。
(課長)例の件 もう一度
考え直してもらえへんかな?
例の件ですか?
(課長)ナカニシ工機の部長の娘さん。
えっ?
(課長)いや 見合いや 見合い。
あっ はい。
(課長)君が 誰とも結婚する気が
ないいうのは よう分かってる。
ただな 別に 付き合ってる人が
いるわけやないんやろ?
せやったら…。
とにかく その…
仕事に 打ち込みたいと思います。
あっち あっ… あっつ。
《これで いいんだ。 これで》
(男性)
大口の損失があった関係でな…。
《このまま 1人で 淡々と…》
《毎日を過ごしていけばいい》
(男性)水族館 楽しかったな。
(女の子)うん。
(男性)なっ。 魚 奇麗やった?
おっきかった。
(男性)おっきかった?
何 食べたい?
(女の子)ハンバーグ。
(男性)ハンバーグ食べたい?
ハンバーグ 食材あった?
(女性)いや ない。 買って帰ろう。
(男性)おう。
じゃあ スーパー行こうか。
《澪と離れて よかったんだ》
♬~
(課長)実はな
東京の本社に空きがあって
剣崎君 東京出身やし
どうかなと思てんけど どう?
いや 東京に戻ることは
考えてないんで。
一応 もうちょっと考えてみて。
はい。
それからな
オノムラ工業との
事業提携の件なんやけど
剣崎君が担当してくれる?
分かりました。
うん。
早速やけど 東京に出張な。
はい。
(男性)
よかったら ご覧ください。
フォークリフトの足回りの
こう 舵を…。
(ため息)
《木田と なぎさは
結婚してるのか?》
《ちょっと待て》
《なぎさと澪は
知り合ってるのか?》
《いや もし 友達だったとしても
今日 会うとは限らないし
万が一 会ったとしても
澪に 俺の記憶はない》
♬~
《店がない》
(呼び出し音)
あっ もしもし。 俺だけど。
(木田)おう 久しぶり!
(木田)会いたかった!
おっ おお…。
(木田)いつぶりだよ。
大阪に行ってから ほとんど
東京に 寄り付かなくなりやがって。
あっちで ちゃんと やってるよ。
で 何で トラック?
(木田)あ~ 取りあえず 座れ座れ。
え~?
(木田)ほいほいほい。
ほら お前が 大阪に行くときさ
東京駅まで 見送りに行っただろ?
その帰り
フードトラックで 日本全国
回ってる人と 出会ってさ
何ていうか
男のロマンを感じたんだよ。
へ~。 いいな。
だろ?
うん。
フフ。 ロマンだよ ロマン。
(なぎさ)お兄ちゃん。
お~ なぎさ。
(木田)
あっ あ~ ありがと ありがと。
実は 手伝ってもらってんだよ。
あれ? お前ら 子供は?
(なぎさ・木田)えっ?
(なぎさ)子供って?
《えっ? いないの?》
どうして 分かったの?
まだ 誰にも言ってないのに。
《そういうことか》
元春 援護してくれ。
ご両親に 結婚の挨拶に
行こうと思ってんだけど
子供のこと
何て言いだしたらいいか
悩んでたんだ。
結婚してないのか?
(なぎさ・木田)はっ?
順番 逆だろ!
怒んなよ。
こうなったのは お前が
あんなこと 言ったからだからな。
はっ?
俺たちのこと 「お似合いだ」って。
なっ?
(なぎさ)そうよ。
あの一言がなかったら
こんなふうになってなかった。
ん~ そっか。
って おい。 それとこれとは
話が違うだろ お前。
(木田)何で 何で? ちょちょちょ…
ごめん ごめん ごめん ごめん!
(なぎさ)アハハハ…。
(木田)何 笑ってんだよ お前!
(木田)お待たせしました。
(女性)ありがとうございます。
(木田)じゃ ちょうど頂きます。
(女性)ありがとうございます。
なあ…。
(なぎさ)んっ?
最近 誰かと友達にならなかった?
んっ? 誰かって?
ん~ 例えば
道で ぶつかりそうになった人と
知り合いになったとか。
はっ? いや 別に いないけど。
何で そんなこと聞くの?
いや 大した意味ないけど。
《よかった。
なぎさと澪は 友達じゃない》
(沙也佳)剣崎先輩?
やっぱり 剣崎先輩だ。
《沙也佳?》
忘れちゃった?
久しぶり 江川。
おう 江川 いらっしゃい。
ご注文は?
(沙也佳)あっ いつもの。
(木田)了解。
でれでれし過ぎ。
(木田)してないよ。
元気そうで よかった。 フッ…。
(沙也佳)ニューヨークで
楽団に入ったけど
つまんなくて 戻ってきたら
見合いしろって うるさいの。
好きな人くらい
自分で見つけるのに。
でも やっぱり 日本は いいな。
先輩にも会いたかった。
先輩のこと 好きだったから。
先輩 知ってて
私のこと 避けてたでしょ?
アハハハハ…。
やっぱり。
俺だなんて 男 見る目ないよ。
でも たまたま 先輩が
東京に出張してるときに
ばったり会うなんて
運命だったりして。
江川なら 他に もっと いい人
たくさんいるだろ。
また 私を振るなんて
先輩は 女を見る目がない。
(沙也佳)じゃあね 先輩。
うん。
江川。
チェロ 続けろよ。
うん。
ありがと。
(上原)あっ!
(沙也佳)あっ わっ!
(上原)
すいません。 大丈夫ですか?
ええ…。
(上原)あっ…。
《これで
沙也佳を不幸にすることも
お父さんを
犯罪者にさせることもない》
《でも びっくりした》
《まさか 沙也佳に会うなんて》
(小池)《いくら人生を変えても
つながりのある人間たちは
変わらない》
(小池)《必ず 引き合い
目の前に現れる》
まさか 澪にも…。
《あっ…》
《澪にも会うってことなのか?》
《いやいや
あしたには 大阪に戻るんだし
会うわけがない》
(二宮)あの大きな洗剤
の中身は約7割が水
(主婦A)ほとんど水!? (主婦B)重かったのに!?
はい ほとんど水です 《だから 脱!ほとんど水洗剤》
《「新NANOX」は濃い~の》
<5大汚れを最強洗浄!> 「ナノック~ス」
(濱田)ちょっとー!
この除菌できる洗剤 速乾じゃない!
≪フキンの菌が 食器につくかも!?≫
除菌できる洗剤は 速乾でしょ!
置くだけで乾いてく ≪清潔≫
≪速乾プラス カラッと除菌!≫カラッと除菌!
今度 ぜひ 大阪にも来てください。
ありがとうございました。
(男性)ありがとうございました。
失礼します。
《早く終わったな》
《小池さんは
どうしてるだろう?》
(小池)来たな。
小池さん…。
(小池)
そうか。 大阪に逃げてたのか。
逃げてたって…。
(小池)何か
影が薄くなったんじゃないの?
何ですか それ。
小池さんだって 雰囲気 変わって
何か まともな人に見えますよ。
俺は もともと 医者だった。
はっ?
心臓血管外科医。
冗談ですよね?
最初の奥さんには会ったか?
いえ。
どうしてるのか
気にならなかったのか?
はい。
嘘つけ。
俺は 澪に出会わないために
過去に戻って
選択を変えましたから。
一人 気ままに
平穏に暮らしてます。
そっか。
俺が 最初に過去に戻ったのは
手術を失敗した後だった。
何ですか 急に。
幼い子供がいる 働き盛りの男性を
俺のミスで死なせたんだ。
最悪の形で
ミスが世間に知られて
仕事も信用も失った。
俺は 結婚してたから
妻と娘のために過去に戻って
絶対にミスをしない医者として
やり直そうとした。
その思いが 強過ぎたんだな。
完璧な手術のことで
頭が いっぱいで
患者さんの気持ちに
寄り添えなかったり
家でも ぴりぴりして
妻との関係が悪くなっていった。
患者は死なせなかったけど
妻と娘が 家を出てった。
何のために仕事をしているのか
分からなくなったよ。
(小池)そんなとき
結果を知ってるレースに
金を賭けた。
競馬ですか?
(小池)大金が がっぽり入ったよ。
(小池)でもな 全てのレースが
過去と同じ結果にはならなかった。
何度も過去に戻ったよ。
残ったのは 借金だけだった。
あのとき 剣崎君 言ったよね?
《俺の何が分かる?》
《いや 何にも分かりませんけど
人生 諦めてるようにしか
見えないですよ》
そう言われて
初めて 気付いたんだ。
そっか。 俺は諦めてたんだって。
ホントは 諦めてるくせに
何度も 人生 やり直してたなんて
そりゃ うまくいくわけがない。
そもそも 自分が
何を諦めていたのかさえも
分からなくなってた。
だから 考えてみた。
思い出したよ 諦めたくないもの。
過去を やり直して
取り戻したいもの。
だから あの日…。
(小池)剣崎君が 過去に行った日
俺も 過去に行った。
そして 俺は…
取り戻した。
(女性)お父さん。
(小池)あっ。
(男の子)じいじ 遊ぼう。
お~し。 遊ぼう 遊ぼう。 ハハ。
(小池)イェ~。 ハハハハ…。
(女性)大丈夫?
♬~
《笑って暮らそ》
♬~
♬~
《俺は
いったい どうしたいんだ?》
津山。
あっ… さん… ですよね?
(津山)すみません。
えっと 人の顔を覚えるの
得意なんですけど… えっと…。
あの 前に
金融講座 出たことあって…。
(津山)あっ そうでしたか。
はい。
また 近々 あるんですよ。
《きっと 空港に間に合って
プロポーズしたんだな》
よかったら。
ありがとう。
いえ。
では 失礼します。
《津山 元気でな》
《ここに 澪がいるかどうかは
分からない》
《いなかったら
そのまま 大阪へ戻るだけだ》
《もし いたとしても
大阪へ戻ることに 変わりはない》
♬~
(恵海)少々 お待ちください。
(静香)ご出金ですね?
(男性)はい。
少々 お待ちください。
(西)あっ あのさ…。
(篠原)これは 合ってる…。
ここは 大丈夫なんです。
《いない》
お客さま ご用件を承ります。
《澪だ》
(妻)どうした?
(夫)早く帰ってきてください。
シャンプーしてたら 後ろに気配が…。
そういうときあるから。
≪(猫の鳴き声)ニャーオ!
何かいる! 早く帰ってきてください!
無理だよ メキシコだし。
いつ帰ってきますか?
あした? あした? あしたとか?
No te preocupes!
え? ねぇ ちょっと…。
<部屋があなたを守ります>
<セキュリティ賃貸住宅 「D-room」>
おかえりなさい。
ニャーオ!
ひぃ!
ふふっ。 ただいま。
<見学会やります>
お客さま ご用件を承ります。
《澪だ》
どうされましたか?
《落ち着け。
澪は 俺のことを知らないんだ》
いや あの… 口座の開設…。
かしこまりました。
番号で お呼びしますので
お掛けになって お待ちください。
《何やってんだ 俺は》
ありがとうございました。
(チャイム)
332番の方 1番窓口に…。
(順子)
定期預金を解約したいんです。
ご解約ですね?
少々 お待ちください。
えっ?
《あの人って…》
《まさか
自分が だまされるなんて
思ってもなくて》
《振り込め詐欺に
遭いそうになった お客さんだ》
《不審者を見つけた場合
どうすればいいんですか?》
《合図 決めるの どうですか?》
《まばたきするとか
鼻をつまむとか》
《振り込め詐欺の疑いに
気付いた 澪が
俺に 合図を送って
2人で阻止した》
《息子さんと つながりました》
(順子)《えっ?》
《澪は
振り込め詐欺に気付くはずだ》
ホントに
息子さんからの電話でしたか?
私 母親ですよ。
間違えるわけが
ないじゃないですか。
もしかして その電話の前に
電話番号が変わったって
連絡ありませんでしたか?
とにかく 時間がないんです。
早く やってください。
分かりました。
(恵海)では こちらに
捺印を押していただけますか?
(女性)印鑑よね?
(恵海)はい。
《ほら 澪が 助けを求めてる》
(西)ええ。 ええ。 なるほど。
あっ
どうも ありがとうございます。
《誰か 気付け》
(順子)まだですか?
あっ 少々 お待ちください。
《おい 誰か》
《えっ?》
《何で
澪が この合図を知ってる?》
《俺を知ってるのか?》
(順子)ねえ まだ?
申し訳ございません。
少々 お待ちください。
失礼します。
街の防犯センターの者ですが
振り込め詐欺防止のため
ランダムに お声掛けさせて
いただいております。
もし 事前に
お子さまから 携帯番号の変更の
連絡があった場合
われわれの統計では
99.8% 詐欺です。
99.8%?
ええ。
お子さまの変更前の電話番号に
すぐにかけて お確かめください。
(順子)え~? もう…。
(呼び出し音)
(順子)えっ? 雄輔ちゃん?
何で 出るの?
電話番号
変わったんじゃなかったの?
どうして 俺のことを知ってる?
運命の人だから。
ちゃんと説明してくれる?
最後に会ったとき…。
《離れない! 絶対 離れない!》
《一緒に帰ろう》
《やっぱり 澪には かなわない》
あれで
私を だませると思ったんですか?
私を なだめて
1人で過去に戻ろうとしてたの
バレバレでしたから。
(久恵)《これを持ってなさい》
《誰でも
取り戻したい過去がある》
♬~
♬~
♬~
えっ…? えっ?
♬~
♬~
(久恵)おはよう。 起きてた?
(久恵)どうした? ぼうっとして。
ううん。
朝ご飯 できてるわよ。
ホントに 過去に戻った…。
《剣崎主任が
あのバス停に来ないことは
分かっていました》
《あの辺に 剣崎主任が住んでる
部屋があると思って
捜したけど 分かりませんでした》
(木田)「2人は お似合い」って
意味深だな。
ちょっと お兄ちゃんの言ったこと
本気にしてんの?
えっ? あっ いや…。
あっ ちょちょ ちょっと…。
《大学も捜しました》
《あの日のうちに
絶対 剣崎主任に 会わないと
いけないと思いました》
《捜し回ったけど
会えませんでした》
あっ…。
《目が覚めたら
2020年の5月17日でした》
《父は
前よりも 2年 長く生きて
母の認知症は
今のところ 発症してません》
≪(久恵)澪!
(久恵)朝ご飯 食べるよね?
うん。
ねえ お母さん。
(久恵)んっ?
私に
五百円玉くれたこと 覚えてる?
五百円? あげたっけ? いつ?
ねえ 今日 休みじゃない?
買い物 行く?
うん。
おはようございます。
(一同)おはようございます。
おはようございます。
(一同)おはようございます。
おはようございます。
(津山)おはよう。
何か 付いてますよ。
(津山)んっ?
うわ ケチャップだ。
うちの双子ちゃんの仕業だな。
そうなんですね。
(津山)うん。
よいしょ。
あの 津山主任って
剣崎さんと 同期ですか?
剣崎さん? どこの支店?
あっ… いえ。
(津山)うん。
《剣崎主任の手掛かりは
得られませんでした》
でも 私は 自分の未来を
信じることができました。
誰が 何て言おうと
剣崎主任が 好きだから。
私は 待つって決めました。
ずっと待っていました。
♬~
♬~
♬~
♬~
《お客さま ご用件を承ります》
助けてくれて うれしかったです。
助けたのは
あのお客さんの方だから。
フフ…。
剣崎主任。
私は
剣崎主任と 一緒にいる未来しか
思い描けません。
今までも これからも。
俺は…。
2回も 澪から逃げたんだよ?
また逃げても
どうせ 出会いますよ?
2回も 澪を傷つけた。
三度目の正直です。
二度あることは 三度ある。
じゃあ
どうして 銀行に来たんですか?
それは… たまたま 出張で
東京に来ただけであって…。
それと 津山が どうしてんのか
気になってたし…。
だいたい 澪がいるなんて
全然 思ってなかったし…。
あっ そもそも
銀行に行こうと思ってなかった。
ほら あの 支店の近くの
ハンバーグが うまい店
そこ行くついでに
のぞいただけだし
それと… それと…。
もう
これ以上 言い訳が思い付かない。
ずっと
澪と離れて よかったんだって
自分に 言い聞かせてきた。
そうしないと…。
そうしないと 心が揺らぐから。
会いたくて
しかたがなくなるから。
ずっと…。
ずっと 会いたかった。
誰が 何て言おうと
澪が好きだから。
知ってます。
フッ…。
フフ…。
やっと 分かったよ。
ずっと 澪のこと
取り戻したいって思ってたけど
違ってた。
取り戻さなきゃいけないのは
自分自身だった。
澪と生きるって 決める自分。
澪と一緒に
幸せに生きていきたい。
俺と結婚しよう。
俺の妻になってください。
はい。
♬~
笑って暮らそ。
うん。
笑って暮らそ。
♬~
♬~
♬~
[人生は 選択の連続だ]
[朝 何時に起きるのか
何を食べるのか
何時の電車に乗るのか
無数の選択で 人生が進んでいく]
[中でも 結婚は とても重要だ]
[結婚を 誰とするかで
人生は決まるのだろうか?]
[結婚生活には
無数の選択肢がある]
(佐織)起きて 起きて 起きて…。
[朝 起きたとき
最初に 何を言うのか
どんな表情で言うのか]
起きて 起きて 起きて 起きて
起きて 起きて 起きて…。
おはよ。
おはよ。
(佐織)起きた 起きた 起きた…。
今 何時?
遅刻!
(佐織)起きた…。
ほい。 OK?
ねえ アイロンかかったやつは?
[むっときたとき
どう伝えるのか]
[伝えないで 我慢するのか]
佐織も 早く食べちゃって。
はい あ~ん。 あ~んして。
はいはい。
あの 悪いんだけど
俺 食べさせるから
アイロンかけてもらって いい?
あっ ごめん。 忘れてた。
すぐ やる。
うん。 ありがとう。
[当たり前のことに
「ありがとう」を
言うのか 言わないのか]
佐織 タオルと お洋服
この中に入れとくから。
[何げない時間を
いとおしいと感じて過ごすのか
ただの日常だと思うのか]
あっ ありがとう。
うん。 さあ 行こう。
[その 一見 小さな
一つ一つの選択が
俺たちが思い描く未来へと
つながっていく]
(久恵・佐織の話し声)
上手。
(佐織)おばあちゃん。
(久恵)んっ?
(佐織)パパとママ どこ?
デート。
これ。 フフフ…。
♬~
♬~
[さらに スピンオフ…]
[奮って ご応募ください]