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前回記事の続き的なものになります。
前回→http://ch.nicovideo.jp/Drumaster/blomaga/ar595780
図が多くかなり長いですが、それなりに分かりやすく書いた(つもり)と思います。
1:

前回記事と同じ手法で作った髪です。これは先日配布したMEIKOモデルの髪。
ここまでくるには前回記事をみて自分で作るなりしてください。
この状態まで来たらまず曲面化のフリーズ。
2:

曲面化フリーズを行った後、「S:ベルト選択機能」を用いて一房ごとにオブジェクトを分けていきます。ベルト選択できるのでそこまで時間かかりません。

右のオブジェクト欄には一房ごとのオブジェクトがいっぱいできますが、無理に一つのオブジェクトにまとめずこのままで。

房ごとに切り分けるとこういったエッジがでます。これでよいです。
3:

面を三角化します。このままでは使い物になりませんので、一房ごとにポリの割りを整えていきます。

一房でみると、こんな流れになっています。これを

中央↓へ向かうように整えます。すべての房に対してです。
「えーめんどくさい・・・」って思うかもですが、こんなものタバコ吸って音楽聴きながら適当にクリックしていけば終わります。それに、この作業を手抜くと後で綺麗な仕上がりになりません。
全ての房のポリ割が整え終わったら、それをxファイル形式で書き出します。
ここから先はPMDEでの作業になります。
(PMXEでもいいですが、自分は都合上PMDE0.1.3.9を使っています)
4:

PMDEに読み込んだ状態です。
ここからまず、「房を分け始めたい(房として見せたい)ポイント」で材質分割します。
大まかにこんな感じで(面選択で赤く表示されているあたり)

前から見たところ。つむじ部分は単純に材質非表示にしてます。

5:
次に、これを一房ずらしでさらに材質分割。これは作業をしやすくするために行うだけなので必須ではありません。
この場合は「連続面選択プラグイン」を使うとあっという間におわるので、まだの人は導入しておくとよいと思います。

こんな感じに。
6:
さてここからは「選択法線の平均面法線設定」というPMDEの機能を有効利用するための作業になります。

房の中央部分の頂点を上記のように選択。
この選択部分を「ひっぱり移動(無印)」で移動し、房を山なりに仕上げていきます。
(ハンドル上で右クリックすると各種ハンドルが選択できるようになります)

7:
どの程度の量を変化させるかって言うと
これが

このくらい。

これをまた全部の房に行います。簡単だけどめんどくさいですねーいやですねー。

とりあえず例なので全部じゃないけどこんな感じの山なりになります。
8:
ではここまで来たらある程度結果が見えてくるので、先述の「選択法線の平均面法線設定」を使います。

PMDview「編集」→「法線関連」→「選択法線の平均面法線設定」
すると法線が面に対して平均的な向きになります。ワイヤーフレーム状態を解除してみると

髪に貼ったスフィアマップが房に沿って綺麗に動くと思います。
3:で行った房ごとのポリ割整理と、PMDEのひっぱり移動の機能で面・法線の向きが綺麗になることでこういった効果が得られます。(法線てなんぞ?って人はggれ)
ちなみに自分はこういったスフィアマップを使っています。

これでPMDEでの作業の第1段階が終わり。次からは髪にエッジを出すための作業になります。
9:
先ほど作った房を、材質複製プラグインで複製します。

頂点/材質マスキングの欄に「~_copy」という材質が出来上がっていると思います。
この複製した材質達を、選択面コマンドで「裏表反転」します。

すると

反転した部分が黒くなります。これは面に対して法線方向が真逆を向いてしまっているためにおこるので、8:で紹介した「選択法線の平均面法線設定」で戻してやります。

法線を整えれば下のように黒くはなりません。
境目が出来ているのは裏ポリが存在するところ。

10:
複製した裏ポリも同様に山を付けていくのですが、表と違って変化量が多いです。
選択する部分は同じように房の中央部分だけ。使うハンドルは「ひっぱり移動(無印)」。

表と違うのは、
ハンドルを

上に持っていって

こう!

上からみると

こう!

・・・ていう作業をまた一房ごとに繰り返し。めんどくさいですねー

全部はやりませんがこんな感じになっていきます。

ある程度やってるとこういう感じにまたエッジが汚くなるので、先述の「選択法線の平均面法線設定」で整えます。

法線を整えた状態↑。
11:
次の作業はメタセコから書き出す前でもかまいません。毛先の処理になります。

毛先がこういった状態になってる場合は赤い部分を表ポリも裏ポリも削ってやります。
削った後は「選択法線の平均面法線設定」で再度法線を整えます。
これで大方の作業は終わりです。
※)注意:「表ポリと裏ポリの頂点結合はしないこと」。これをやってしまうと全ての作業が無駄になります。
頂点削減のためについついやってしまいがちだとは思いますが、ガマンで。
ちなみに裏ポリ無しと有りではこれだけ差が出ます。
裏ポリ無しエッジあり

裏ポリありエッジあり

12:

以上になります。
オレンジ色の部分の山になった部分にスフィアを綺麗にのせること、
赤部分の毛先のエッジを先端に行くに従って細くしていくこと。
これが自分なりの髪の作り方になります。
最終的な結果物は拙作のモデル達(Lilyやルカ、MEIKOあたり)を観てください。
この後のウェイトの塗りかたや剛体設定については一般的なものと変わらないので割愛。
あくまで一人のモデラーのやり方なので、これをアレンジするなりしてください。これが正解ってわけではありませんので・・・・
【補足】
この作りかたの目的としては「髪にスフィアマップを綺麗にのせる」というのがメインです。
スフィアを使わない手法の場合には正直ここまでする必要はないかもしれません。
前回→http://ch.nicovideo.jp/Drumaster/blomaga/ar595780
図が多くかなり長いですが、それなりに分かりやすく書いた(つもり)と思います。
1:
前回記事と同じ手法で作った髪です。これは先日配布したMEIKOモデルの髪。
ここまでくるには前回記事をみて自分で作るなりしてください。
この状態まで来たらまず曲面化のフリーズ。
2:
曲面化フリーズを行った後、「S:ベルト選択機能」を用いて一房ごとにオブジェクトを分けていきます。ベルト選択できるのでそこまで時間かかりません。
右のオブジェクト欄には一房ごとのオブジェクトがいっぱいできますが、無理に一つのオブジェクトにまとめずこのままで。
房ごとに切り分けるとこういったエッジがでます。これでよいです。
3:
面を三角化します。このままでは使い物になりませんので、一房ごとにポリの割りを整えていきます。
一房でみると、こんな流れになっています。これを
中央↓へ向かうように整えます。すべての房に対してです。
「えーめんどくさい・・・」って思うかもですが、こんなものタバコ吸って音楽聴きながら適当にクリックしていけば終わります。それに、この作業を手抜くと後で綺麗な仕上がりになりません。
全ての房のポリ割が整え終わったら、それをxファイル形式で書き出します。
ここから先はPMDEでの作業になります。
(PMXEでもいいですが、自分は都合上PMDE0.1.3.9を使っています)
4:
PMDEに読み込んだ状態です。
ここからまず、「房を分け始めたい(房として見せたい)ポイント」で材質分割します。
大まかにこんな感じで(面選択で赤く表示されているあたり)
前から見たところ。つむじ部分は単純に材質非表示にしてます。
5:
次に、これを一房ずらしでさらに材質分割。これは作業をしやすくするために行うだけなので必須ではありません。
この場合は「連続面選択プラグイン」を使うとあっという間におわるので、まだの人は導入しておくとよいと思います。
こんな感じに。
6:
さてここからは「選択法線の平均面法線設定」というPMDEの機能を有効利用するための作業になります。
房の中央部分の頂点を上記のように選択。
この選択部分を「ひっぱり移動(無印)」で移動し、房を山なりに仕上げていきます。
(ハンドル上で右クリックすると各種ハンドルが選択できるようになります)
7:
どの程度の量を変化させるかって言うと
これが
このくらい。
これをまた全部の房に行います。簡単だけどめんどくさいですねーいやですねー。
とりあえず例なので全部じゃないけどこんな感じの山なりになります。
8:
ではここまで来たらある程度結果が見えてくるので、先述の「選択法線の平均面法線設定」を使います。
PMDview「編集」→「法線関連」→「選択法線の平均面法線設定」
すると法線が面に対して平均的な向きになります。ワイヤーフレーム状態を解除してみると
髪に貼ったスフィアマップが房に沿って綺麗に動くと思います。
3:で行った房ごとのポリ割整理と、PMDEのひっぱり移動の機能で面・法線の向きが綺麗になることでこういった効果が得られます。(法線てなんぞ?って人はggれ)
ちなみに自分はこういったスフィアマップを使っています。
これでPMDEでの作業の第1段階が終わり。次からは髪にエッジを出すための作業になります。
9:
先ほど作った房を、材質複製プラグインで複製します。
頂点/材質マスキングの欄に「~_copy」という材質が出来上がっていると思います。
この複製した材質達を、選択面コマンドで「裏表反転」します。
すると
反転した部分が黒くなります。これは面に対して法線方向が真逆を向いてしまっているためにおこるので、8:で紹介した「選択法線の平均面法線設定」で戻してやります。
法線を整えれば下のように黒くはなりません。
境目が出来ているのは裏ポリが存在するところ。
10:
複製した裏ポリも同様に山を付けていくのですが、表と違って変化量が多いです。
選択する部分は同じように房の中央部分だけ。使うハンドルは「ひっぱり移動(無印)」。
表と違うのは、
ハンドルを
上に持っていって
こう!
上からみると
こう!
・・・ていう作業をまた一房ごとに繰り返し。めんどくさいですねー
全部はやりませんがこんな感じになっていきます。
ある程度やってるとこういう感じにまたエッジが汚くなるので、先述の「選択法線の平均面法線設定」で整えます。
法線を整えた状態↑。
11:
次の作業はメタセコから書き出す前でもかまいません。毛先の処理になります。
毛先がこういった状態になってる場合は赤い部分を表ポリも裏ポリも削ってやります。
削った後は「選択法線の平均面法線設定」で再度法線を整えます。
これで大方の作業は終わりです。
※)注意:「表ポリと裏ポリの頂点結合はしないこと」。これをやってしまうと全ての作業が無駄になります。
頂点削減のためについついやってしまいがちだとは思いますが、ガマンで。
ちなみに裏ポリ無しと有りではこれだけ差が出ます。
裏ポリ無しエッジあり
裏ポリありエッジあり
12:
以上になります。
オレンジ色の部分の山になった部分にスフィアを綺麗にのせること、
赤部分の毛先のエッジを先端に行くに従って細くしていくこと。
これが自分なりの髪の作り方になります。
最終的な結果物は拙作のモデル達(Lilyやルカ、MEIKOあたり)を観てください。
この後のウェイトの塗りかたや剛体設定については一般的なものと変わらないので割愛。
あくまで一人のモデラーのやり方なので、これをアレンジするなりしてください。これが正解ってわけではありませんので・・・・
【補足】
この作りかたの目的としては「髪にスフィアマップを綺麗にのせる」というのがメインです。
スフィアを使わない手法の場合には正直ここまでする必要はないかもしれません。
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