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亡びの国の征服者~魔王は世界を征服するようです~ 作者:不手折家

第一章 異世界編

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第007話 遠い戦争

 ルークとトリに乗ったり、牧童のような仕事をしたり、スズヤに編み物を教わったりしながら、暇な時に本を書く人生を送り、そのまま三年が経った。

 俺は七歳になった。


 七歳の誕生日が過ぎて二ヶ月くらいのころ、家庭で暗い話題が増えてきた。


 俺は非常に情報が少ない環境に置かれているが、それでも七年も生きていると、多少の情報は入ってくる。


 俺を含む、ルークやスズヤのような種族を、この国ではシャンティと呼ぶらしい。

 シャンティというのは原語をそのまま発音した言葉で、意味合い的にはシャン人という意味になる。


 シャン人という種族は非常に長命で、無事に生きれば八十歳まで生きるのは珍しくなく、百歳になってようやく長生きの域に入るらしい。

 加えて、当人たちはそんなことは思っていないが、俺からしてみるとたいがいのシャン人はツラがいい。

 ついでにいうと、シャン人という種族は寒さに強く、大陸の北方に生息している。


 シャン人は、昔は大陸北部一帯にシャンティラ大皇国という統一国家を作っていた。

 が、これは紆余曲折あって瓦解してしまった。

滅ぼしたのは、クラ人という別の種族の連合軍だったらしい。


 連合軍に首都を追われると、大皇国はバラバラになり、各々が王を立て独立した。

 シャン人という種族の政治体制は独特で、よくわからんがシャンティラ大皇国の昔から、王は女性と決まっているらしい。

 つまり、シャンティラ大皇国は代々女皇が統べていて、その後分裂した王国も、すべて女王がとりまとめていた。


 幾つか知らんがバラバラになった国々は、時代が下るごとに順々に、クラ人の国家に滅ぼされていった。

 各個撃破されていったわけだ。


 そして、最後に残ったのがキルヒナ王国と、今俺がいるシヤルタ王国ということらしい。


 地理的には、大きく突き出た半島があり、半島の奥のほうにシヤルタ王国があって、半島を塞ぐようにキルヒナ王国がある。

 なので、シヤルタ王国のほうはあんまり攻められていないらしい。


 だが、シヤルタ王国からしてみれば、キルヒナ王国が滅びれば次は自分の番だというのは、よっぽどの馬鹿でも簡単にわかることなので、毎度毎度援軍を出してやっているのだ。


 その援軍をこの度、ホウ家の総本家がやることになったらしい。

 ホウ家の総本家というのは、騎士という武人階級の家柄で、武人の中でも最高位であるため、特別に将家とも呼ばれる。

 日本で言えば大名といったところか。

 そして、その総本家の首領というか家長は、ルークの兄だというわけだ。


 チラチラと聞こえてくる情報を統合すると、そういう事情があり、いつも明るい我が家は暗いムードに包まれているらしい。


 ルークはホウ家の次男という大層な肩書だが、騎士院を卒業していないので、騎士号も持っておらず、出征についていく必要はない。


 だが、やはりホウ家ほどの将家の次男坊が、騎士号を持っておらず騎士でもないというのは、一般的には異質なようで、肩身が狭いようだ。


 この国では、ふつうは将家の当主が出征の団長として参上するとなれば、その支配下にある騎士家は、一族郎党刀槍担いでお伴するらしい。


 だが、現在のホウ家には人材が払底している模様で、その刀槍担いでお伴する一族郎党があまりいないらしい。

 ホウ家というのは幾つかある将家のなかでも言わば「援軍担当」で、隣国でいくさがあるたびに援軍として出征してゆくのである。

 将家のなかで立場が弱いのかなんなのか、何が理由で黙って貧乏くじを引き続けているのか、それは解らないが、ともかくそういう担当らしい。


 そうして、何度も何度も隣国への援軍に駆り出されるうちに、前の援軍で弱った兵力を補充する前に、また援軍にいく羽目になり、それを繰り返して、ホウ家の軍は弱ってしまった。


 だから、今回はルークも戦争へ行けという話になったらしい。


 つい先日、そのような使いの者が現れ、俺が子供部屋に行かされたとき、その話があったという。

 だが、ルークはきっぱりとそれを断った。


 ルークは生き物を育てるのが好きで、トリに乗るのが好きという男で、切った張ったの世界とは無縁の人間だ。

 だから騎士院を中退したのだろうし、今はこんな山奥で小さな家に三人家族だけで暮らし、世捨て人のような暮らしをしている。


 本家とはなるべく関わりたくないと思っているようで、スズヤから留守中に本家から来客があったなどと聞かされると、不機嫌になったりはしないが、露骨に気が滅入ったような顔をする。

 これで穀潰しのニートだったのなら首根っこ掴まれて連れて行かれたのだろうが、ルークはルークで努力して牧場を築き、そこから出荷されるトリは王家に求められるほどの逸品なのだから、無理を強いるわけにもいかないのだろう。


 結局、ルークは出征についていかないことになった。

 だが、立場上、出陣式には顔を出さなければならない。


 出陣式というのは、出征の前日に催される宴である。



 ***



 その日、俺は新しく仕立てられた服を着て、宴に向かった。

 乗り物は駆鳥(カケドリ)だ。

 スズヤが後ろに座っているが、手綱を握って操っているのは俺だった。


 毎日のようにトリに乗り、ルークに散々仕込まれたので、体格は小さいし複雑な歩法はできないが、移動くらいはなんとかこなせるようになった。

 だが、ルークが見ていないところで乗るのは今日が初めてだ。

 小さいカケドリではなく成鳥のカケドリを一人で操るのも、つい昨日予行練習しただけで今日が二回目だった。


 後ろから俺を抱きかかえて、俺の背もたれのようになっているスズヤは、引き連れている三羽のカケドリの手綱を握っている。

 ルークは後からくる予定になっていた。


 スズヤに方向を教えられながら、ゆっくり進んでいく。


 スズヤが引っ張っているカケドリは、スズヤが手を離せば逃げてしまうので、腕の見せどころだった。

 カケドリが指示を勘違いして速度を急に上げたりしたら、手綱がピンと張って、スズヤは手を離してしまうだろう。

 俺は内心でヒヤヒヤしつつ手綱を操っていった。


 小一時間も走ると、城門のようなものが見えてきた。


 ホウ家の屋敷のある町、カラクモだ。

 カラクモは、さほど大きな都市ではなさそうだった。

 申し訳程度の石造りの門があり、出陣前だからか、門は開きっぱなしで、荷馬車などでごったがえしている。


 カケドリの姿を見ると、皆一様に騎乗している母子を不審な目で見たが、道を開けてくれた。

 カケドリに騎乗しているからだろう。

 カケドリは武人の、もっといえば騎士の乗り物なので、出陣前にそれの進行を妨げるとマズいというのは、馬鹿でもわかる。

 トリ三羽を率いたまま、ゆっくりと人混みを掻き分けるように道を進んでゆく。


 街の中に入ってみると、やはりカラクモは首都とは比べるべくもなく小さい街であることが解った。

 道沿いには家々が連なっているが、ほとんどが木造だ。

 きっと、特定の産業があるわけではなく、ホウ家とその家臣団の需要に応える形で、膝下に商人や使用人たちが集まり、形成された街なのだろう。


 実は、俺が小さい頃に一度だけ来たことがあるらしいのだが、あのころはわけが分からず混乱しっぱなしだったので、よく覚えていなかった。


 だが、由緒正しい将家の次男坊が、七年もの間、出生の報告以来一度も長男を本家に連れてきていないというのは、今考えてみれば少し異常に思える。

 ルークは、よっぽどここに来たくなかったのだろう。


 本家の邸宅は、水の張った堀で囲まれていた。

 城下町はあるが、中心にあるのは城ではない。

 堀の内側にはもちろん壁があり、その内側に邸宅があって、堀の一部に玄関口となる門と橋がある。


 玄関口に差し掛かると、立哨している兵隊から誰何の声がかかった。

「何者であるか」

 声色が心持ち刺々しいのは、明日が出陣だからだろう。


「ルーク・ホウの子、ユーリである。母と出陣式の見舞いに参った」


 俺がそう言うと、誰何した兵はきょとんと目を丸くしていた。


 ガキが唐突に妙なことを口走ったから、変に思ったのだろう。

 まずったな、こりゃ。

 駆鳥に膝を折らせると、スズヤが何も云わずに降りて、俺を下ろしてくれた。


「ルークの妻の、スズヤです。連絡はしてあるはずなのですが」


 スズヤがそう言うと、すぐに奥のほうから女性が現れ、「こちらです」と中に入れてくれた。


 本家の邸宅はやたらと大きい二階建ての建物だった。

 両翼が張り出してコの字になり、内側には庭がある。


 邸宅の他には穀物倉と思われる蔵が四つほどあり、その他には厩と、鷲舎ともトリカゴとも呼ばれる、王鷲を入れる比較的大きな建物があった。

 鷲舎は、牧場にあるものよりかなり小さい。


 スズヤが先になって歩き、受け付けのところに止まった。

 来客受付の女性がナントカカントカと受け付けをするまえに、先のほうから歩いてきた男が声をかけてきた。


「よく来られた、スズヤ殿」

 スズヤはハッと振り向き、声の主の顔を見ると、慌てて頭を下げた。

「ゴウク様、ご無沙汰しております」


 なんだかただ事ではない雰囲気なので、俺も頭を下げておく。

 ゴウクというのはルークの兄の名だ。

 つまり本家の頭領である。


「頭をあげよ。そんなに畏まる必要はない。きょうだいではないか」

 きょうだいという単語が聞こえたので一瞬頭に疑問符が浮かんで、消えた。

 義兄妹という意味だろう。

 スズヤが頭をあげる気配がしたので、俺も顔をあげた。


 ゴウクの姿を改めて見る。

 ルークを一回り大きくしたような、数年前に見たガッラとかいう男と同じくらい体格の良い、偉丈夫だった。


 体毛が濃いのか、耳から顎にかけて赤色の毛が生えそろっている。

 だが、それがなんとも似合っていて、練達の武人らしい容姿だった。


「一人で来られたのか。ルークはどうした」

 なにやら少し怒ったような表情をしておる。

「献上品に王鷲がありますので」

 ルークは本家に差し上げる王鷲に乗ってやってくる予定だった。


 駆鳥三羽と王鷲一羽がうちの献上品である。

 まだやってこないのは、できるだけ時間を遅らせたいからだろうか。

 遅刻するとそれはそれで問題だぞ。


「そうか。だが、妻に手綱を握らせて寄越すのはいただけぬな」

 やっぱりなんか怒っているらしい。


 ルークが遅刻したから怒っているのではなくて、妻をエスコートしないことに怒っている様子だ。

 嫁を馬に乗せて先行させちゃいけない法でもあるのか。


「いいえ、この子が送ってくれましたので」

 と、スズヤは斜め後ろに隠れていた俺の背中に手を回した。


 え、やだやだ。

 勘弁してよ。


 と、前に出るのを少し抵抗すると、有無をいわせぬとばかりに背中を押す力が増した。

 意外とこういうところあるんだよな……。


 ささやかな抵抗むなしく、前のほうにひきずりだされてしまった。


「こんばんは」

 慇懃に頭を下げた。

「息子でございます」

「その子が手綱を握ったのか?」

 少し驚いた顔をしている。


「ええ。夫に鍛えられておりますゆえ、なんとか無事に送ってもらえました」

「そうか。ユーリ……だったな」


 やべぇ、名前覚えられてやがる。

 まあ、覚えられてても不思議はないんだけど。


「はい。ユーリです」

 スズヤが言った。


「カケドリが得意なのか」

「得意です」

 スズヤが勝手に答えた。

「そうか。王鷲は得意か」

「そちらも得意なようです」

「他に得意なものはあるか」

「読み書きも、斗棋(トウギ)も得意です。自慢の子でございます」


「斗棋も得意か」


 なんやねんなーもー。

 かーちゃん余計なこというなよー。

 と、子どものように思った。


 斗棋というのは、一種のボードゲームだ。

 地球で言えば、象棋(シャンチー)に似ているといえば似ている。


 将棋はやったことのある俺だったが、敵陣と自陣が真ん中で半分こに分かれて、侵入経路が限定されるという特徴的なシステムに、始めた当初は戸惑ったものだった。


 ルークはとにかく斗棋が好きで、本の読み聞かせをねだる俺に、よく無理やり斗棋をさせたものだった。

 が、好きこそものの上手なれというのは、残念ながらルークの斗棋には当てはまらなかったようで、一ヶ月くらいで俺のほうが強くなってしまった。


 その後のルークは、嬉しいような寂しいような顔をしたあと、ふてくされていた。


 ルークがそうなるのは二度目で、ルークは結婚したばかりのころスズヤにも教えて、同じようにスズヤのほうが上手になったらしい。

 スズヤは特別こういうゲーム類は好きそうではなかったが、なぜか上手で、スズヤ相手に安定して勝てるようになるには、三年くらいかかった。


 ゴウクは、俺が斗棋が上手だと聞くと、明らかに表情が変わった。

 なんだかウキウキした少年のような表情になった。


「まだ宴が始まるには間がある。一戦やろうではないか」


 なにを言ってやがるんだ、こいつは。

 スズヤのほうを見ると、今度はこちらが困ったような顔をしていた。


「しかし、ゴウク様に失礼があってはいけませんので……」

「なにをいいなさる。甥となれば息子も同じ、気兼ねなど要らぬ」


 おいおい無理押しすんなよ。

 おかあちゃんもハッキリだめって言ってやれ。

 ガキ相手にムキになってどうすんだ、普通逆だろって。


「そうですか。わかりました。ユーリ、一局付き合ってさしあげなさい」


 あっさりだった。

 マジかよ。

 スズヤママは、時々唐突に慈母から子を谷底に突き落とす獅子に豹変するから困る。


「……よろしくお願いします」

 俺はしかたなくぺこりと頭を下げた。


 スズヤとは別れて、ゴウクという男に連れられて、二人で屋敷の中に入った。

 頭のなかではドナドナドーナと売られていく仔牛のテーマが鳴っていた。

 気まずいったらありゃしないよ。


 ゴウクが使用人に一言命じると、縁側から靴を脱いで上がってすぐの場所に、斗棋の用意が整えられた。

 柔らかい安楽椅子のようなものが二脚と、テーブルと、盤と駒一式。

 自宅にあるものと比べると、全てのアイテムが数段質がよかった。


 この国では針葉樹はアホほどあるが、寒さが厳しいため常緑樹の木材は貴重である。

 そして、針葉樹の木材というのは、一般的に柔らかく、家具には向かない。


 そのため、常緑樹の硬い木を使った家具は高価なのだ。

 だが、ホウ家の家具はほとんど全て、その高価な常緑樹の木材を使っているように見えた。


 特に堅い木材が好まれる盤と駒に至っては、表面が黒光りしているような、いかにも堅く見栄えのする木材が使われている。


 席について、ゴウクの顔をじっくり観察すると、確かにルークと似ていた。

 ただ、常に柔和な表情をしているルークと違って、硬い表情が癖になっているのか、気が休まっているように見える今も、どこか緊張感のある面持ちをしている。

 無闇矢鱈に威圧的ではないが、近くにいると気圧される感じがした。


 だが、顔には出ないが、今は少し楽しそうだ。

 よほど斗棋が好きなのかもしれない。

 斗棋をやるときのルークが、よくこんな顔になっていた。


「良い盤と駒ですね」

 と、まずは褒めておく。


「ほう、解るか」

「そこらの木材とは違うことくらいは」


「まあ、な。これほどの物となれば、他にはちょっとあるまい」

「なるほど……」


 本当に詳しくないので話の広げようがないな。


「では、やるか。実は少し忙しい」


 そりゃ忙しいだろう。

 忙しくないはずがない。

 ゴウクは駒を並べ始めた。


「僕は長考はしないほうなので、長くはならないでしょう」

「では、砂はなしでいくとするか。先手はそちらだ」


 砂というのは砂時計のことだ。

 一般に先手のほうが有利とされているのだが、それはくれるようだ。

 まあ、いらないというのも小生意気なので、受け取っておくか。


「では、胸を借りるつもりで打ちます」

 初手を指すとパチンと硬い音がした。



 ***



 パチ、パチ、とやりあっていると、そのうち招かれた客や軍人が観戦にきた。

 ガキと棟梁が駒打ちで遊んでいるというのは、珍奇で興味をそそる光景なのだろう。


 といっても、さほど時間はたっていない。

 俺も向こうも殆どノンストップで指しているからだ。


 ゴウクは指すのが好きというだけあって、強かった。

 序盤優勢になったが、中盤終盤で俺の知らない戦法をいくつもとってきて、すぐに劣勢になった。


 結局、三十分くらいで終わってしまった。

 だが、一手にお互い二十秒くらいしか使っていないために、手数は百手を超えた。


「負けました。どうにも、まだ未熟なようです」


 負けた。

 未知の戦法をかけられっぱなしだったので、奇襲され放題といった感じの一局であった。

 俺はルークに教えてもらった戦法しか知らんので、頑張ってはみたがどうにもならなかった。


「もう一局やろうではないか。思ったより早く終わった」


 とか言ってきたが、意外なことに、俺はその言葉を嬉しく思っていた。

 喜んでいた。

 ゴウクの打ち筋は淀みなく、かつ新しく、打っていて楽しい。


「では、やりましょう。また僕が先手で構いませんか?」

「もちろんだ」



 ***



「まけました」

 と盤の上に手を載せた。


 いろいろやったら一時間くらい経ってしまったらしい。

 全体的に実力が追いついていない。


 前局で理解した戦法は警戒していたから対処できたものの、やはり後手後手に回ってしまった。

 なんとも悔しいが、これ以上やっても意味がないし、ゴウクの予定にも差し支えがあるだろう。


「勉強になりました」

 と、座ったまま頭を下げた。


「こちらもな」

 へ?

 なんだ、社交辞令かな。


「そうですか? 学ぶことなどなかったのでは」

「いいや、たいそう久しぶりに学ぶことの多き一局だった。できれば一晩中語り明かしたいほどに。だが、今日はそうはいかぬ。帰陣してから、改めてまた指すとしよう」


「こちらこそ、楽しみにしております。どうかご健勝を」

 俺は立ち上がって頭を下げた。

「うむ」

 ゴウクは鷹揚に頷くと、

「酒も飲めぬのでは、大人ばかりのこんな祝宴はつまらなかろう。我が娘と遊んでいるといい。ルークには伝えておく」

 と言った。

 娘と遊べとな。


「わかりました」

 大人の遊びに付き合った後は子守りか。子どもも大変なものだ。

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