大きくも、のっぺりとした体で、どことなくおっとりとしたイメージのオオサンショウウオ。
何とも言えない雰囲気で、近年人気が高まっている生き物だ。
そんなオオサンショウウオが大きな口をあけた姿が、非常に衝撃的だと話題になっている。それがこちらだ。
これは、2021年3月21日、ツイッターユーザーの熱海ケン(@Atami_Ken)さんが
「珍しい??オオサンショウウオの口の中です」
とコメントを添えて投稿した画像だ。
オオサンショウウオが、こちらに向けてガバリと大きく口を開けている。
こんなに大きく口が開くなんて、普段の平べったい見た目からは、想像つかない......。
ツイッターでは、この姿に
「可愛すぎる」
「ココナッツかと思った」
「パペットのようですね」
「キノコ感ある」
「口の中は初めて見た」
「なんと真っ白でつやつやしいお口の中よ」
といった様々な反応が寄せられている。
Jタウンネット記者が22日、投稿者の熱海ケンさんに話を聞いたところ、このオオサンショウウオは19日、志摩マリンランド(三重県)で撮影されたものだという。
「オオサンショウウオの水槽を眺めていたら不意に口を開けたので撮影しました」
と経緯を説明。そのときの感想を
「初めて見ましたが、口の中が白くて歯が見えない事に愕きました」
としていた。
確かに、オオサンショウウオにはギザギザした小さな歯があると聞くが、口の中が真っ白なため、まるでそれが見えない。
志摩マリンランドの公式ツイッターアカウントを見てみると、1月21日に、オオサンショウウオについて
「オオサンショウウオはおっとりした印象があると思います。が、危険を感じると大きな口を開けて威嚇し、眼があまりよくないながらも、動く物に噛みつこうとします」
とつぶやいている。
また、威嚇をしている際中は、動きも早くなり、噛みつく力も強くなるそうだ。
なんとも意外な一面である。
オオサンショウウオについてもっと詳しく知りたくなった記者は、22日、志摩マリンランドに取材を試みたが、現在、多忙のため取材対応は難しいとの回答があった。
というのも「マンボウが泳ぐ水族館」として1970年の開館から51年間、人気を博してきたこの志摩マリンランドは、3月末で営業休止となるからだ。
つまり、今回話題となったオオサンショウウオにも、会えるのもあと10日ほどということ。
口を閉じていても、もちろんかわいいオオサンショウウオに、近隣の方は会いに行ってみてはいかがだろうか。
運がよければ、口を開けているレア(?)な姿を拝むことができるかもしれない。
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