甲子園初出場を決めた柴田高校のエース・谷木亮太投手。
コントロールとスタミナに定評のある右ピッチャーです。
2年秋には公式戦全11試合に登板し、7完投(2完封)と大車輪の活躍で、チームを初の東北大会準優勝に導きました。
決勝こそは「1週間500球」の球数制限にひっかかり、先発できずに敗れましたが、
準決勝では山形1位の日大山形を完封するなど、谷木亮太投手のピッチングは本当にすばらしかったです。
谷木亮太のプロフィール
名前:谷木 亮太(やぎ りょうた)
生年月日:2003年11月19日
出身:宮城県亘理町
身長:178cm
体重:77kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
家族:両親と兄
血液型:O型
経歴:亘理町立逢隈中学校→宮城県立柴田高校
谷木亮太の小中学時代
谷木亮太投手は小学4年生から逢隈ドジャースで野球を始めました。
中学時代は軟式野球部に所属。
卒業後は宮城県立柴田高校に進学します。
谷木亮太の高校時代
宮城県立柴田高校はOBにはプロ野球選手の佐藤優悟選手(現・オリックス)、小坂誠選手(元・ロッテ、巨人)、熊原健人投手(元・横浜DeNA、楽天)などがいます。
しかし、これまで甲子園出場はなく、全国的には無名にちかい学校でした。
谷木亮太投手は2年秋からベンチ入りするとともに背番号1を獲得。
2年夏までの谷木亮太投手の持ち球はストレートとカーブだけでしたが、
秋の宮城大会直前に柴田高校の平塚誠監督からスライダーとチェンジアップを教わり、習得します。
この2つの球種を覚えたことにより、投球の幅が広がり、2年秋の宮城県大会では3位に入り、東北大会に進出します。
東北大会では初戦で福島3位の学法石川を7対2完投で勝利!
2回戦では青森1位の八戸学院光星を6対2完投で勝利!
準々決勝の福島1位の東日本国際大昌平戦では、9回1死からリリーフを仰いだものの15対10で勝利!
連投となぅた準決勝では山形1位の日大山形を6安打無四球完封!
準決勝終了の時点で、総投球数が481球に達していた谷木亮太投手は「1週間500球」の球数制限のために決勝の仙台育英戦では先発できませんでした。
決勝では大差が付いた4回途中から、リリーフでマウンドに上がりましたが、
試合の流れを変えることができずに1/3イニングを4失点(自責点1)。
試合も1対18で敗れています。
東北大会は過密スケジュールで行われたため、1週間で5試合も戦った柴田高校と谷木亮太投手ははちょっとかわいそうでしたね。
谷木亮太投手が先発できていれば、また違った展開になっていたと思います。
谷木亮太のプレースタイル
谷木亮太投手は少しインステップ気味のフォームが特徴の右ピッチャーです。
2年夏まではワインドアップでしたが、秋からはセットポジションに変更して、コントロールがアップしています。
ストレートの最速は134km/h。
変化球はスライダー、チェンジアップ、スプリット。
このうちスライダー、チェンジアップの2つはわずか1週間足らずでマスターしています。
理想の投手は楽天・涌井秀章投手。
「投球の幅と安定性がある。自分もあんな投手になりたい」
と話されています。
50メートル走7秒4。
谷木亮太の進路
谷木亮太投手はまだ高校卒業後の進路に関しては明らかにされていません。
おそらく大学進学が有力だと思われます。
先輩の佐藤優悟選手、熊原健人投手が進んだ仙台大学の可能性が高そうですね。
仙台大学は平塚監督の母校ということもあって、柴田高校とつながりの強い大学です。
谷木亮太のまとめ
谷木亮太投手はまだまだ成長途中のピッチャーです。
一冬越えたセンバツではどんなピッチングを見せてくれるかとても楽しみですね!
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