大相撲の元関脇・嘉風の妻が、小学5年生の娘への暴行容疑で逮捕された。娘は母親からの虐待を携帯電話で撮影していた。
元人気力士の妻が娘への暴行容疑で逮捕
2019年9月に引退会見を行った、中村親方(元関脇・嘉風)の妻・大西愛容疑者(42)が、11歳の長女への暴行容疑で逮捕された。
結婚から10年以上の元人気力士の家庭で、何があったのか?
3月22日午後3時頃、東京・世田谷区の北沢署を出た大西容疑者は、表情を変えることなく、しっかりとした足取りで歩いていた。
大西容疑者は2020年6月、東京・世田谷区の自宅マンションで、小学5年(11)の長女を蹴ったり髪を引っ張ったりする暴行を加えた疑いが持たれている。
虐待が発覚したきっかけは、2020年7月の大西容疑者自らの110番通報。その内容は、夫・中村親方からDV被害を受けているというものだった。
その際明らかになったのが、暴行を受けた長女自らが携帯電話で撮影した映像。
そこには母親である大西容疑者が、長女を暴行する様子や虫刺され薬を「目入れたろか」と怒鳴りながら長女の目にこすりつけようとする姿が映っていたという。
容疑者の印象は“セレブな奥様”
夫の中村親方は、現役時代に“突き押し相撲”を得意とし人気を博した元関脇・嘉風。
2008年に結婚し仲睦まじい姿を見せていたが、現在は離婚調停中だという。
大西容疑者を知る相撲関係者:
(大西容疑者は)一言でいえば“セレブな奥様”という印象。嘉風は一目ぼれして大恋愛して結婚した。相撲界の華やかな部分に惹かれて力士の妻になったという印象はある。
警視庁は大西容疑者の認否は明らかにしておらず、日常的な虐待の可能性もあるとみて調べている。
(「イット!」3月22日放送分より)