前置き 詳しくは調べてもらうとして、ドワイト・ハワードが CHO に移籍した。特に ATL, CHO あるいはハワードのファンではないが考えたことを記録する。情報の詳細→
http://www.nba.co.jp/nba/hornets-acquire-8-time-nba-all-star-howard-from-hawks/1nu0noixk930kzfnsy5rz229p?platform=hootsuite
コディ・ゼラーと比較するなら超強化 だと思う。今回のトレード、面子に限れば、マイルズ・プラムリー & マルコ・ベリネリ対ハワードがトレードされた。 CHO の C はこのまま行けば 1st がゼラーからハワードになる。単純にスタッツで計算するなら、ハワードはゼラーの比ではない。オフェンスもディフェンスも。
オワコンじゃなかったハワード 主にリバウンドを見ているのだが、 16-17 のハワードの TRB / 100 poss は 21.1 。この 21.1 がキャリアで最大である。次点が 11-12 ORL、ハワード26歳の20.4とかなり遡る。チームの影響があるといえ地味に頑張っていたらしい。
16-17 の TRB / 100 poss ではドラモンド(23.4) 、ホワイトサイド(21.8) 、ジョーダン(21.7) に次いで第4位(出場1000分以上)。 ORB / 100 poss はノア(7.9) 、ドラモンド(7.2) 、ケネス・ファリード(6.9) 、ハワード(6.6) で第4位。 DRB / 100 poss はドラモンド(16.2) 、ホワイトサイド(15.9) 、ジョーダン(15.9)、 ハワード(14.4) で第4位。
完全に終った感のある選手というイメージに反して、驚くほど頑張っており、実は未だにピュアな C としてはトップを争っていた。トップディフェンダーはゴベールだと、私は考えているが、 TRB, ORB, DRB 全てで勝っているのはドラモンドとハワードのみ。真実、リバウンダーとしては未だにトップクラスである。ちなみにゼラーは TRB / 100 poss が11.8なので間違いなく超強化。チームでリバウンド分け合うスタイルだとしても、流石に好影響がありそう。
得点能力も効率自体は改善されており 2P% はキャリア最大の .635。 FT% は .533 で相変わらず泣き所だが、それでも 総合的な効率を読み取る True shooting % は.627 で 09-10 の .630 についでキャリア2位。ちなみにゼラーは 2P%: .572、 FT%: .679(何故か前年の .754 から大きく減退)、 TS%: .604 と割に良い。
ちなみに CHO はチームの ORB / 100 poss = 8.9 で26位。そこを何とかしたかったのかもしれない。さらに言えば、 FG% = 44.2 でやはり26位。シュートを落としやすく、確保されやすい。どちらも CHO を下回るのは DAL のみ。
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