裸写真をばらまく壮絶ないじめの果てに 14歳少女が川に突き落とされて死亡

近年とくに深刻化、複雑化するいじめの実態。上履きに画びょうを入れたような時代を、「まだ良い方だった」と言う人も…。

社会

2021/03/21 17:00

いじめ・少年少女
(Highwaystarz-Photography/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

フランスでこのたび、未来をあれこれ夢見ていただろう少女が、友人からのいじめを受けた末に川に突き落とされ、わずか14歳にして死亡した。許しがたい事件の話題を、オーストラリアの『7NEWS』やアメリカの『US.News』が報じている。



 

■高い橋から突き落とされる

フランス・パリの北西約10キロメートルに位置する、ヴァル=ドワーズ県のアルジャントゥイユ。この町で今月11日、14歳のアリーシャさんという少女が橋からセーヌ川に突き落とされ、溺死した。

あまりにも冷酷な事件を起こしたのは、15歳の少年少女二人組だった。殺人の容疑で警察に身柄を拘束され、取り調べを受けている。


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■壮絶なイジメが続く

報じられたところによると、最初に少年がアリーシャさんを殴り、ぐったりしたところで交際中の少女と体を抱き上げ、川に向かって投げ落としたという。裸にされ撮られた写真がSNSに投稿されるなど、アリーシャさんは学校で壮絶ないじめを受けていたことも判明した。

パリでは、陰湿なイジメの撲滅を願う2,500人を超える人々が、アリーシャさんが通っていたスクールを出発点とし、哀悼の意を込め市内を回るデモ行進を行った。

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■イジメで深刻な事件が相次ぐ

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