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ISFP, INFP(MBTI) in けものフレンズ

 【10//2017】

はじめに


Fi_トップ
フェネック (INFP)

 本記事では ISFP, INFP と考えられるフレンズについて考察する。 Fi が Dominant ということで自ずと Introverted であり、社交性に深く関わる Fe が無い。そのため、わかりやすく感情豊かで温かい Feeler という印象とならないことも多い。

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Ni, Si, Ti, Fi
Ne, Se, Te, Fe




ISFP の性格


Dominant: Introverted Feeling (Fi)
Auxiliary: Extraverted Sensing (Se)
Tertiary: Introverted Intuition (Ni)
Inferior: Extraverted Thinking (Te)

 Dominant の Fi は 個人というか自分自身の感情・心理・価値観に対して目を向ける機能である。 Feeling としては Fe と同じにはなるが、実際のところ全くの別物である。 Fe の目的は集団・社会での協調・団結などだが、 Fi にとってはそれらは他人事である。

 Auxiliary の Se は現在の物体的感覚、刺激を収集し、味わう機能である。 Fi と絡まると視覚的な美しさや、味覚的な美味しさなどそういった部分に繊細な所が出る。また、他の Se と同様に五感的に鋭く、素早くて器用な方である。

 Feeler ではあるが、 Fe を持たず Introverted であるため社交的とはいえず、愛想を振りまくことはない。ついでに Fi, Se ともにあまり言語性を持たない機能が中心なので無口と言っても良い。余計な会話を好む人ではなく、口より手を動かすとか観察する人である。

 他人に対して暖かくもなく、クールだが特定の心を許した相手に対しては非常に優しく、温かい。 Fi が最大である以上、 Fe と違って社会のためとか組織のためとか、道徳的な在り方とか、そういったものには興味がなく、ただ自分の関心事と平穏な時間を過ごしたい。

 他人は関係ないというスタンスでは有るのだが、弱者に対する攻撃に対しては INFP と並んで最も敏感なタイプである。他人が、社会が唱える正義には耳をかさない一方で、局所的な不公平・不正義・不誠実に対して、強く反発する。また、その弱者を手厚く保護する。

 ESFP の様に活動的では無く、かなり落着きが有るが、別に長時間の思考・思案に耐えるというわけではない。機敏で気が利く人だが、じっくり細かいことを考えるとかは苦手で、それよりは探索的に行動する事を好む。

 まとめると物静かで馴れ合わないが、根は心優しく慈しみ深い。審美眼があり、五感的に鋭い。考え込む方ではなく、よく行動し、素早い。 Sensor ではあるが、 Fi が非常に強いということでかなり精神的な方ではある。


ISFP friends


キンシコウ


キンシコウ
セイヴァー

 控えめで淑やかだが、正義感の強い性格。勤勉でマジメという印象も同時に有るが、 SJ の組織の一員というよりは、 Fi の信念・使命感と言ったような神妙さと見える。 ISTJ の固さも感じさせず、逆に ISFJ の様に温かいというわけでもない。非常に ISFP らしい。

 カバン達に対する態度は優しいがこざっぱりとしている。親愛的というより遥かにクールと言うべき印象であり、 Fe は遠い。また、心配はするがカバン達の行動についてとやかく言わないあたりも、個人の自由に敏感な Fi らしいとも取れる。マジメではあるが細かいことを言わない人というのがしっくりくる。

 カバン達に対しては割りとドライだが、仲間のヒグマやリカオンに対しては感情がオープンなように見える。特にヒグマの冷徹さ、険しさの奥に純粋な優しさを見ている点が特徴的で、厚い信頼が見て取れる。リカオン(ISFJ) がヒグマの手下という印象であるのに対し、キンシコウはヒグマの相棒といった印象がある。ストレートに言えば、キンシコウにとって Fi を注ぐ対象の一つがヒグマなのだろう。

 強い正義感からセルリアンハンターとして活動している。彼女の場合、正義とは言っても勇気とか立派な行いとか名誉とか、そういった感性とは無縁である。ただただ、セルリアンにフレンズが脅かされることが嫌で、自分にできることを行っている、といったところだろうか。外敵との打倒ではなく弱者の保護に近く、やはり ISFP はそういった感性が鋭い。



INFP の性格


Dominant: Introverted Feeling (Fi)
Auxiliary: Extraverted Intuition (Ne)
Tertiary: Introverted Sensing (Si)
Inferior: Extraverted Thinking (Te)

 Dominant の Fi は自分の関心事に対して情熱を注ぐ機能であり、原義としては他人に対する優しさということでもない。 ISFP と並んで最も慈愛に溢れるタイプであろうが、赤の他人と簡単に仲良うくなる人ではなく、むしろ警戒的である。こと控えめなのでなんとか取り繕うとするものの、世間話などは大の苦手である。

 Auxiliary の Ne は多数の可能性を幅広く探索し、発想する機能。とっちらかった想像力とも言えるか。 Ne がある事で Feeler ではあるが考えることは得意である。最も計算的な解決策を毎回のように思いつくという人でもない。いずれにしても想像力に長け、ぼーっと考え事というのは得意である。

 やはり Fe でないということで社交は苦手。 Fe の代わりに Ne を使ってなんとかコミュニケーションを図るので、ウィットに富むがややズレたペースの人、天然の人と捉えられやすい。場合によっては冷たい人となることもある。情感に溢れるが、他人に興味を持たないというのは事実である。

 ISFP とは似ている所も多いが、 INFP の方が世間での付き合いを苦にする事が多い。 Se で現実感があり、他人に見える美的感性がある ISFP に対し、 Ne で想像や非現実にも強い関心を持ち、話す内容も関心事も独特な INFP である。どちらも気ままで他人なんてどうでもいいっちゃどうでもいいのだが、 INFP の方がやはり孤独と言っていいだろう。

 想像力が有り、 Fi と Ne でとにかくあらゆる意見に対して寛容である。 Ti は自分の流儀・手口を大事にし、それを中心に考えるが、 Fi は自分の価値観があるだけでなく、他人のそれも尊重する。後は Ne でより多くの選択肢を好むので、 ENFP と共に多様性を高く評価し、懐が深い。

 他、 Sensor ではないので少々ぼんやりとしており、すばしこさに欠けあまり周りを見ていない。代わりに想像力が高く、じっくりと考え込める気質がある。発想力が有り、機転も効く。言語的な表現力で言えば、無口で無駄のない ISFP と比較すると、遥かに充実している。

 まとめると控えめで寛容で穏やか。社交は苦手だが、親密な間柄の人物にはこれ以上にないほど優しく、温かい。 Thinker 程にクレバーな考え方はしないが、考え事に強く、思慮深い。ただ、基本的に自分の関心事に精神が集中している方で、汎用的な感じはない。



INFP friends


フェネック


フェネック
オブザーバー

 穏やかでマイペースな性格。他人に対して怖気づく人ではないが、受け身な態度。ぶっ飛び気味なアライグマの相棒かつ保護者。のんびりとしており、体力よりは知恵を使う方なので Intuition と取れる。ほか、受動的な面やアライグマとの関係を見ると、 Introverted かつ Fi と見え、 INFP 。

 作中ではアライグマの好奇心、使命感に付き合って旅を続けていた。幾つかのタイミングでアライグマの早合点や無駄の多い行動に気づいていただろうが、特に助言をせずに好きにやらせるスタンスを取っている。細かいことは言えないが、 Fi の強い INFP はあまり口を酸っぱくして、「こっちにした方が良い」、「これは止めたほうが良い」とは言わず、相手の意志・考えどおりにやらせることを好む。指導的な色がない。

 アライグマとフェネック (INFP) 、キタキツネとギンギツネ (ISFJ) のやり取りを比べると、 Fi らしさと Fe らしさが際立つ。明らかにアライグマを放任しているフェネックに対して、ギンギツネはキタキツネの行動・言動を細かく注意している。 Fe はキチンとやらせることを好む。

 さくさくと多数のフレンズと会話するフェネックだが、 E とは取れない。何というか他人との会話で、精神を励起されている感じがせず、わりと淡白でテンションが変わらない。恐らく、意外と警戒心は強いのではないだろうか。

 逆にカバンについては、出会った当初からかなり信頼が厚かったようにみえる。アライグマに先行して、カバンの手伝い(地図の解読)を行うというのは、二人にとっては珍しいパターンなのではないだろうか(いつもならアライグマが先に進んで、後からフェネックがついてくる、というのが自然に感じる。まあ、カバンに飛びついたのはアライグマが先だが)。アライグマと同じように各地でカバンの話を聞き、信頼が築かれたのだろう。最終的には「ばすてき」で「かばんさんのためならドンと来いだけどさー」と話しており、フレンズの中でも一際カバンに対して情が厚い。

 Fi が強いということだと、 ISFP も候補である。ただ普段の会話の様子を見るに、非常に不定的でアバウトなトーンが有る。常に何かを疑問に、考えながら話しているように見え、この辺りは Sensor らしくなく、 Intuition 、ひいては Ne 的だ。また、帽子泥棒の追跡の途上に聞き込みを続けて、彼女なりにカバンがその人であることを推測している。こういった思慮をみると、素直に Intuition と捉えられる。 Sensor らしい端的な行動を考えると「無駄に考えなくても、本人に聞けば良い」となる。



おわりに


 今回は Fi dominant のフレンズについて考察した。 Introverted Feeling と言うように、表に出る機能ではない。表面的にキンシコウとフェネックを比べた時に、あまり似ていないと評されても不思議ではない。二人ともそんなに感情を表立って示さないが、じんわりと優しいと言うのは共通するか。他、あまり表情を変えない所も似ている。
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Category: けものフレンズ

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