東急ハンズ、池袋店を9月末閉店 主要店で初
雑貨大手の東急ハンズは19日、池袋店(東京・豊島)を9月下旬に閉店すると発表した。主要店の営業終了は初めて。同社は新型コロナウイルス収束を見据えた既存店舗の収益改善を急いでいる。池袋店は老朽化が進んでおり、改装などをしても十分な費用対効果を得られないと判断した。今後は新宿店や渋谷店など他の主要店へ投資を集中する。
池袋店は1984年に開店。1~8階に売り場を構える。JR池袋駅から複合施設「サンシャインシティ」につながる繁華街に面しており、週末は多くの若者が訪れる人気スポットの一つ。現時点では池袋への再出店の計画はないという。