一浪して東大に合格した凡人が浪人生活を振り返る。【大学受験】

浪人して東大に合格するまで

センター終了。

センターの感想については以前やってたブログの記事からまんまコピペしますね。臨場感ありそうだし。

センター試験の振り返り(2017.03.05のブログ記事より)

こんばんは。今日は金曜ロードショーのアナ雪見たかったのに、7時半くらいに寝ちゃって12時ごろ起きちゃったので、もうこのまま起きてます。
センター試験の振り返りを、覚えている範囲でします。確かしてませんでしたよね?色々記憶違いがありましたらお許しください。
2日分書くので長いですがお許しください。

センター試験を受けてきました

1/14,15でしたっけ。センター試験を受けてきました。場所は家からやや遠めの知らないところ。本郷キャンパスで受けたかったです…
確か初日は文系科目だった気がするので、そこから書きます。
試験前の時間、めっちゃ長いですよね。自分は、「この問題用紙持って走り出したら俺捕まんのかな~」なんてくっだらない想像しながら過ごしてました。

社会(地理)

地理に関しては、もうひたすら過去問で経験を積むのがベストだなと感じていたので、前日まで過去問をやりまくりました。間違えた問題は1日2回くらいは目を通して、解説までほぼ覚えました(今は忘れましたが)。赤本の解説の部分は、為になるところだけケータイのメモに残しておいて、暇な時に目を通してました。かなり膨大な量になりましたね…

結局地理については最後まで、こうやったら絶対9割とれる!みたいな方法論を見つけることは出来ませんでした。多分、過去問で経験的にカン(あくまで、経験的な、地理的なカンの話です)を研ぎ澄ませてゆくのが手っ取り早いんじゃないのかな?と感じました。

当然、基本事項は一通りチェックしておく必要がありますが、地理ってそんな暗記の色が強いわけではない気がするので、センター特有(?)のデータの読み取り方、頭の使い方をセンターの過去問で身に付けるのが良かったのかなぁと思います。

過去問や模試の演習では、大体80~95%くらいで安定していたと思います。河合塾の直前講習みたいなやつは奇跡が起きて100点だった気がします…100点は2回しか取れませんでしたね…

さて、本番の話に戻ります。とりあえずいつも通りに、と。これだけはひたすら自分に言い聞かせて試験を受けていました。そんなに緊張したというわけでは無かったのですが、失点するとしたら初日の科目、そこで下手すると合計9割切るかもしれないというのがあったので、適度な緊張感で臨めたと思います。去年は学校の同級生がたくさん会場にいましたが、今年は周りに知り合いがいなかったので、一人で集中出来ました。

とにかくマークミスが怖かったので、各科目5~10回くらいはマークミスがないかチェックしました。基本的に国語以外は複数回周回して解く程度の時間の余裕があったので、本番でも決して寝たりボーッとしたりすることなく、2回以上解くことを意識していました。それで間違えたんなら実力不足を認めるしかない。

結果、88/100でした。個人的には地理が一番自信がなかったので、まぁ自分としては上出来かなという感じです。別にいつも通りにとれればいいので。ベストは求めません。受かればいいんだ。

とりあえず、センターって過去問やるの大事だなぁと思いました。あ、今年の自分のセンター対策ですが、数1の図形分野以外は全部過去問しかやってないです。物化とかは慣れたら20分もあれば終わる(特に90年代は12、3分で一通り解けちゃいます)ので、自分みたいにセンター2週間前から本気出すって人も25年分こなせると思いますよ。現役生がセンター2週間前から本気出すのはオススメしませんが、自分みたいなセンター過去問ほぼやってない浪人生のみなさんには、センター過去問をまずやることをオススメします。地理とかは全部習わなくても、分野別にでもいいから早めにやっとくのがいいと思いますよ。

さて、休み時間ですが、緊張のせいか女子トイレに真顔で入っていく男性がいましたね。。自然すぎてはじめは普通にスルーしましたが、ビビりましたね…明らかに男でした…緊張って怖いですね…

国語

とりあえず時間配分だけは守ろうと。漢文15小説15評論25古文25。

まずは漢文。漢文については、理系にしては腰を据えた学習ができた方だと思っていたので、大量失点はないだろうということである程度の自信をもって臨めました。ガッツリ知識というより、本文をちゃんと理解できるかを問われていたような気がします(もちろん読解のための知識がある程度は必要だと思いますが)。センターの本文の内容をはっきり覚えていないのでコメントはこれ以上はしませんが、漢文については河合塾の授業は本当に良かったと思います。クオリティ高いと思いますし、漢文の奥の深さに結構魅了されます。中国の歴史とかほぼ知らない自分でさえ。

小説です。去年のセンターは小説でコケました。たしか去年は50-2?-42-50で160点台だった気がします。自己採の時、小説を最後にやったので、もう絶望感が半端なかったです。。だからと言って特に対策したというほどのことはしてませんが、とりあえず今年一年、色んな小説を読んだので、まぁある程度は、人の気持ちが分からないマシーンから脱却できたのかなと思ってます。別に小説読んでたのは100%センターのためって訳ではなく純粋に一時期ハマりましたが。分からなかったら分からないんだから今年は捨てようと決めてたので、そのぶん気持ちは楽でしたね 

まぁ時間通りに終了。あ、センター国語で大事だなぁと浪人中に感じたのは、想像力がほぼ不要ってことを意識しておくことだと思いました。現役の頃自分は、くだらない邪推のオンパレードだったので、当たるときは満点、当たらないときは0点みたいな、大博打でした。小説だけじゃなく国語全体として。

結局小さい頃からお受験の勉強してきましたって訳ではないので、国語の勉強って何すればいいのか分かんなかったですし、国語の文章って想像力とセンスだけで読むもんだみたいな変な先入観があったのだと思います。予備校で国語の講師に教えてもらってハッとしました。多分このブログを読んでいらっしゃるみなさんはこんなことはないでしょうが、基礎って本当に大事ですね。。

さて、次は評論。今年はゴレムが出てきたのをなんとなく覚えてます。ごめんなさいあんま覚えてないです。評論は時間かければ絶対満点とれるんだ…みたいな妙な安心感のせいか、結構解くのに苦戦しました。結果はめっちゃ悪かったです。2択でハズすあたり、ポイントを拾いきれて無かったんでしょうね。。

評論でかなり時間を食ってしまったので、古文を10分で終わらせないとマークミスの確認ができないやばい!って焦りながら古文へ。

去年はクソ簡単だったので、まともに読み方知らない自分でさえ満点が取れましたが、今年はどうなるのだろう…と思いながら、いつも通りまずは設問文や注から読解のヒントを拾い集めて、文法問題をクリアして本文を読んでいきます。。あれ?なんかめっちゃ読みやすい??奇跡が起きたのでしょうか。普通に10分以内にクリアできました。

ということで、マークミスチェックもして終了。結果は、32-47-50-45で174点でした。自分としては上出来です。まぁ十分でしょ。

ここから2日目

2日目です。会場の入り口に高校の友人がわざわざ来てくれたので、1時間くらい入り口でグダグダ喋りました。おかげでだいぶリラックス。

数学

まずは1A。落ち着いて、丁寧にやった方が絶対に早く終わる。と言い聞かせて試験開始。こっから先の科目は詰まらなければ勝ちです。なんかデータの分析とかも聞くことがあるあるですよね。多分対策もしやすい分野だと思います。選択問題は整数と図形。確率は、数え上げ系になると本番でほぼ確実にハズすというのは知ってたので、整数と図形を選びました。特に図形は去年難しめだったぶん今年は控えめにしてくるだろうなーなんて思いながら。案の定図形は異常なくらい簡単でしたね笑

特に詰まることもなく終了。35分くらいかな?一応20分使ってもう一周解いて、完璧!100点だな多分。

ちゃんと100点取れました。

続いて2B。どうせ計算なので、こちらもはじめから丁寧にやることを心がけて取り組みました。特に詰まることもなく、25分くらいで終わりました。20分くらいかけてもう一周して、あとはひたすらマークミスが無いか確認。よし100点だろ!

こちらも無事100点。数学は200点、goodです。

英語

あれ英語は初日でしたっけ?分かんないのでここに入れときますね。

英語についてもとにかく邪推を避けることは意識して取り組みました。なんか猫ちゃんがめっちゃ話の序盤であくびしてた気がするんですが、最初が、Ahhhhhhhhhhh!みたいな感じでしたよね。あれってあくびなんですかね…断末魔の叫びにしか見えないんですが…

1周めのミスも2周めには消化でき、ちゃんと200点取れました。時間配分は40分、2周めが30分って感じでした。

リスニングは東大で使わないので、もうめっちゃリラックス。。あれ、これ初日かなもしかして。まぁいいや。リスニング中は、終わった~疲れた~みたいなことを考えてグダグダな感じでした。奇跡的にカンが冴えて46点かな?多分それくらいでした。

理科

この辺りになると疲れがピークに達します。去年はもう疲れてヤバかったので、ここで秘薬、眠眠打破を投入。頑張ります。まずは化学。化学は過去問を25年分やって、大体傾向とかミスの誘い方は分かったつもりです。模試とかでも、引っ掛け方が確か何年のアレと同じだ!これ3回目やないかい!みたいな感じになります。ほんのちょっとだけ楽しいです。

ただ本番で見事に1問引っかかります。3周くらいして、絶対これは100点だろって思ってたんですがやられましたね…マリオで最初のクリボーに当たってやられたみたいな衝撃でしたよホントに。まぁ仕方ないですね…そういう集中力とかも含めて自分だ…化学は96点でした。

最後は物理。まぁ、物理もある程度センターの引っ掛け方みたいなのはあったので注意してましたが、今年はそんなに引っ掛け要素満載ってほどでも無かったような。結局センターであれ何であれ、知らなかった現象についてはイメージやアナロジーに全て頼るのではなく、数式で議論するクセはつけといた方がいいかもしれないですね。物理はちゃんと100点でした。

以上、多分合計は858ですかね?リスニング抜きです。自分としてはベストスコアだったので良かったです。俺のいつも通り強すぎだろって思いましたが、逆になんで今まで取れなかったのかを考えてみると、やはり試験の最後まで集中して粘り切れたかが大きかったように思います。大体センターで9割前後取れる人の実力差なんてほとんどないと思うんですよ多分。あとは集中とか、注意とかそういう勝負になると思います。。

東大換算で確か104.8くらいです。去年が94点くらいだったような気がするので、去年+10の持ち点スタートです。かなりリード取れましたね。センターってめっちゃ大事ですね。。

以上でセンターの振り返りは終了です。これで試験関係は振り返りできましたかね。それでは。


結果は、

河合塾バンザイシステム結果

いつも通り、
いや、落ち着いていたからこそ、いつも以上の結果が出せた。

サトゥー

お?俺もしかして勉強できるのでは?

これは受かるぞ。最後まで気を抜いてはいけない。頑張ろう。

河合塾東京大学センター分布
でも、上には上がいるもんだ。

先生に最後の1ヶ月間、相談できる機会があったが、どうやらこの時まで僕は理三志望と認識されていたようで、不安そうに相談していたら「理一なんて安パイやん」って。
当時は信頼できず、素直にこの言葉を受け入れられなかったが、今振り返るととても嬉しい。マジで。尊敬していた先生だからなおさら。

後期試験は医科歯科か東工大で悩んだが、多分KOの医学部いくだろうなと思ったので、適当に東工大にしといた。(多分受けなかったと思う)

2度目のKO受験。

今年はそれなりにしっかり対策して臨んだ。
東大の過去問して、飽きてきた頃に息抜きでKOの過去問やってた。

理工はまぁ安定の合格。
サトゥー

いぇい

医学部は理工とは大きく雰囲気が違い、女子の受験生が多かった。
なんか新鮮な感じ。笑

いい感じで東大受験のリハができた。でも正直、ここの結果はどうでもよかった。東大に100%合格することしか頭になかったから。
そんな医学部の1次試験(筆記)結果はというと。

慶應義塾医学部合格

医学部の一次試験は通った。

でも、この時すでに東大入試は終わり、東大合格を確信していたので、2次試験の日は地元で鍋パーティをしてしまった。(最低の舐めプである)

サトゥー

後悔してますごめんなさい

やっぱり僕は最後まで受験を舐めていた。最低だね、クソだ。

2017年2月25日:いざ、2回目の東大受験。

まず、こちらが受験直前に書いた記事。

2017-02-23

人事を尽くして天命を待つ

こんにちは。

いよいよ明後日です。リベンジ決めてきます。

東大型の演習では安定して250~260は取れてますので、いつも通りやればほぼ100%受かると思ってます。

やれるだけのことはやりました。あとは運命に従うのみです。もし、不運に不運が重なって落ちるようなことがあるのなら、もう自分は一生受からないと思います。それくらいの覚悟をもっています。落ちた時はその時で、またじっくり考えますが。

1年間、自分は、いかにして不合格の確率を0にもっていけるかを色々考えながら勉強をしてきました。

このブログでもそうですし、予備校等でも、色々な方にアドバイスをいただきながら、1年間かけて、自分の東大入試に対する姿勢というものをしっかり構築できたように思っています。

東大型の演習や、それをふまえた反省を通じて、自分の考え方のクセだったり、設問ごとに意識すべきことを1冊の小さいノートにまとめました。これがある意味最後の拠り所になってくれると信じてます…

本番でも自分が意識すべきことは、「いつも通りに」です。センターと同じで、今の自分にとっては、いつも通りやれば合格点が取れるテストになった。自己ベストを狙う必要など全くない。くだらないミスだけないように、あとはじっくり頭を使って、試験時間いっぱいかけて、これまでリハーサルしてきたことを、なるべくそのままのクオリティで表現できればと思います。

この1年、全く後悔はありません。浪人して良かった!とは言いませんが、自分にとっては非常に貴重な1年となりました。今となっては、必要だった1年なのかもしれないとすら感じます。高校内容をある程度上から眺める体験が出来ましたし、知識を有機的に繋げることが出来ました。

とにかく、今の自分は去年の自分とは本質的にクオリティが違います。そう実感してます。合格できるのなら、それはまぐれではなく、自信を持って出来る。そういうレベルにやっとなれたような気がしています。去年もこんなことほざいてたのかもしれませんが、中身が伴ってきたので、大きく成長はできたのだと思います。

まぁ、あまり気負わず、いつも通りに!方法論も大事だけど、最後まで頭をしっかり使う。

東大受験前最後に。1年間このブログを閲覧いただきありがとうございました。述べ19万くらいのアクセスがあり、正直ビビってます。浪人生のくだらない自己満ブログにこんなに需要があったのかと思うと、ブログ開設時のすげぇくだらない、責任感の無い内容については申し訳なく思います。ネットはスゴい。コメントで激励やアドバイスを下さった方々には特に感謝しております。

僕を本郷校に導いて下さった方々にも。

自分も、ブログを読んでいる受験生のみなさんも、お互い良い報告が出来ることを願います。

それでは!

受験の実際の感想に関しても記事があったのでそちらを。東大受験の具体的な話になっているので、興味がある方だけご覧ください。

終了!!!解放!!!(2017.03.03のブログ記事より)

こんにちは!

やっと受験という呪縛から解放された(?)のでテンション高めです。(ごめんなさい疲れていたのでやる気がなく記事を書くのに4日くらいかかってます) 

東大については、多分受かったんじゃないかな~と思います。。あとは本当に運命に任せる。やるべきことはやったと思うので、あとは大学受験、比較的努力は報われる世界だと思います。落ちたら普通にもう諦めますし。それくらいの覚悟を持って、考えられるミスは事前にほぼ出し尽くした上でやったつもりです。そのミスを克服できたかはさておき、ミスを言語化するだけでもかなり成長は実感できたと感じてます。 

感想を書いていきますか…休み時間に書いたりしてた部分もあるのでものすごく興奮しているところもありますが、その方が臨場感あって見ている人は面白いかなぁと思うのでそのまま載せます。文章になってなかったら許してください。

長いですよ。

それではいきましょう。自分の最後の受験記録です。あ、KO医の記録忘れてましたね。KO医は一次受かりました。ただ、自己採点の感じだと間違いなく特待は取れないのがあって、理工も受かったのでどうせ受かっても医学部はいかないので、2次は辞退させていただきました。東大に向けてはかなり刺激的な経験になったので良かったです。

まずは初日。長いので2日目は次の記事で。

国語

さぁ、頼むよ。いつも通りまずはチャイムの音に紛れるようにいいタイミングで大きめの音で深呼吸。周りの人ごめんなさい。

ペラペラめくる。うわ源氏だ終わった…

こんなに綺麗に出鼻を挫かれる体験もなかなかないですね。スケートリンクに入った瞬間コケる感じでしたね。源氏だけは出さないで欲しかったです。 

源氏は東大型で解くとき、自信満々でド派手に間違えてるという体験ばっかりだったので、ここで稼ごうとするのは良くない、やめようと。

とりあえず前半の現代語訳は落とすわけにはいかないということでそこに集中しつつ、まぁオマケ程度に得点が入ればいいかなぁと残り2問も解きます。

いずれにせよ、もう高得点は期待できないと直感したのでほぼ捨てた感じです。もちろんそれなりの解答は作りました。

次は漢文。漢文と現代文については1年間しっかり勉強してきたので、ここで落ち着いて確実に得点しようということで。

猫ちゃんの話ですね。漢文で猫ちゃんってなんでこんなに出るんですかね。

めっちゃ展開がストレートで東大にしてはかなり簡単だった気がします。まぁどんなに少なく見積もっても14は取れてるはず。

60分残して現代文に。

現代文は近年の感じだと間違いなく差がつくはずなので、ここはめっちゃ集中して頑張ろう。

まずは漢字。3完できました良かった。

まぁまずまずできたと思います。少なくとも15、20くらいは取れると思います。

ということで国語では少なくとも30は、おそらく40くらいだと思います。まぁいいです。上出来。 

数学

55点取る。絶対。まず3問を、ミスしたら自分の腹を切ってもいいってくらいの覚悟で取る。

めっちゃ緊張しました。ここで2日目の難易度が決まっちゃうわけで。 

まずざっと見ます。第1問は単純に処理すれば良さそう。増減調べて終わりっぽい。ここは取るぞ。第2問は(確率でしたっけ?)うわぁこれは合わせにいかなきゃ。とりあえずこういうのは検算しないと本番ではほぼ100%間違えるということは経験上分かっているので、少なくとも2通りの解法あるいは考え方を以って、合致したら取りに行こうと決めます。第3問は複素数でしたよね?複素数はなんだかんだ本番ではやらかしそうな気がしたので後に回そうと決めます。第4問は整数。これはかなり余裕そう?定石通りでしょうか。これを第1問の次に取りに行こう。第5問は、これも数式処理が(1)で、(2)もある意味定石通り?ということでいけそう。でもなんか計算ミスしそうだしとりあえず取れるとこ取ってからかな。第6問。ほうほうこれは円錐を回しているのか。円錐だから縦にスパっと切ったらまぁとりあえず2次曲線がでてきて、それをぐるっと回せばいいのね…なんかイケそう!ちょっと個人的に去年の第6問の因縁を晴らすため、ここは死ぬ気でとりにいこうと決めます。

まず第1問。(1)はただの計算。しかしミスはこういうところから生じるのも分かっているので、とりあえず3回くらい計算して、オッケーなことを確認します。(2)は、よくありそうな感じで場合分けして終わりでしょうか。端点は含みませんね。放物線の一部が出ました。ミスがないことを願います。 

第4問。(1)をとにかく何回も計算して、合致を見ます。ここで一旦深呼吸。(2)以降はもう流れで一気に突っ切りました。ミスはないと思いますが…

ここまで1問20分ペース。よし、まぁ時間に困ることはないか。とりあえずノルマまではあと1問。さぁ第6問、勝負だ。

第6問。丁寧に計算して、ビビりすぎて30分かかりましたが、答えは合ってました。よっしゃ!55はほぼ確定。

ただ、この時、これは易化か?まさか去年より簡単になるなんてことあるんだろうか…と少し不安になりました。そこで、55点とってからは、まだ半分近く時間が残っていたので、全完を狙いにいくことにしました。過去問でも、95年や02年など、全完しないとしんどいセットがあったので、これは全完しないとヤバいセットなのだろうかと少し思いながら…

第2問。東大ってこんな確率出すのか…と思いながら、とりあえず数え尽くせば解けるということで、まずは全パターンを出せるかどうか考えます。(計算ミス防止のため)

(1)はx,y座標の差を考えればいいから、実質2^6通り、(2)は4^6通りか。まぁ場合分けして全部数え上げできる量だな…一応答えを出したら余事象の場合を数えよう…

(1)は、k=x-y、とでもおいて、これが6回目に0になるようなkの推移をグラフで表せば、その道順が6C3通りでしたっけ?そしてありがたいことに推移は各方向に等確率で行われるので、とりあえず答えは出ます。5/16かな?とりあえずなんか間違ってそうもないので、(2)を先に片付けちゃいましょう。

(2)は、これは上下の移動と左右の移動の回数で場合分けすればいいかな?

はじめ、上下(or左右)に6回移動(上上上下下下など)の場合をなぜか飛ばしてしまって間違えた答えを出してしまいます。

…よし、とりあえず(2)はどうせ数え間違いがあるだろうし、他の場合を数えて、(1)と組み合わせて検算しよう。ということで、6秒後に点が、(1,1)、などにいる場合を全部出して、足し合わせます。当然答えが間違っていたので合致しません。

ビビりました…とりあえず深呼吸だ。やっぱ数え上げで間違ってたかな…うわ本当に期待に応えてくれちゃったよ…なんて思いながら、とりあえずミスが見つかったのでラッキーということで、答えを修正。以上で第2問終了。自信を持って答えるとなると、こういった類の問題はどうしても時間がかかってしまいます。

第5問。これも計算して、結局実数パラメータの解の個数で議論出来そうだし、ある程度見通しも立つので、あとはこれで上手くいくことを願って計算します。一応完答。ここまでであと20分ある。。お?これは全巻してしまうのか本当に。てかなんで東大簡単になってんのよヤバいでしょ。今年の理系荒れそうだぁうわ本当にやめて…なんて思いながら、最後の第3問に手を出します。 

第3問。因縁の複素数。なんか見た目ショボそうだけど、試験中の緊張でカチコチに凝り固まっていた自分の頭では、もうx+yiとおいてゴリ押し以外の考えが出てきませんでした…あんなに複素数しっかり対策したのに…自分で複素数は4つの手があるって意識していたつもりなのに、少しショック。答えは出したのですが、解答速報を見た感じ間違ってましたね。どこでやらかした…ということで試験終了。この時はもう全巻したったーなんて思っているので静かに机の下でガッツポーズを繰り返しております。

自己採点は第3問以外は合っているので、とりあえず85~100くらいかなぁ。二日目は気持ち楽に行けそうで良かったです。

2日目。

さて二日目です。あとはやるべきことをやれば受かる。と思い込んで試験場へ。理科です。 

理科

初めの60分で物理、残りの時間をフルで化学に振ればまぁなにか事故がない限りは100くらいはいくだろうということで、ただとりあえず35、35のノルマをまずは達成することを意識して取り組みます。

表紙のページ数を見ますが、化学ってこんなに少ないっけ?疑問に感じつつ、これは何か変わったっぽいなぁ(普段ページ数気にしてないから気のせいかもしれませんが)と思ったので、とりあえず深呼吸して、問題ページをぺらぺら。物理は、なんだこれ、ページ数多いなぁ。1問目はまぁとりあえず力学だな、2問目は電磁誘導と力学絡めてんの?3問目は熱?なんかオーソドックス?な感じでイケそうな気がしたので化学をぺらぺら。なんだこれ、有機が第1問にきてる!え?印刷ミスかなにかですか?ちょっとビビりましたが、まぁ記述多めの理論を第3問に持ってきてるのはあり得る話だなぁと思ったので、まぁとりあえず物理詰まったら一回化学に逃げても戻って来れそうだなと思ったので、とりあえずいつも通りの時間配分でやってみます。

物理。第1問。ん?運動方程式書けばすらすら進むぞ?なんだこれ、式立てて追えば終わりか。よし完答。20点いっただろ!20分。

第2問。なんかやばそうなので、とりあえず前半を解いて、第3問へ。まぁ今回は時間余裕ありそうだし良いでしょう。 

第3問。熱ですね。普通の。丁寧に状態変化を追って、普段通りに解くと。とりあえずここまで55分。物理は45くらいはすでに取れてそうなので、化学へ。

化学。まずは有機から。あ、有機は1問なのか!何があったんですかね。なんかトラブったんでしょうか。まぁいいや、今年はなんかキモい物質出でくるのかなぁと思ってましたが、そうでもなく、特に突っかかるところもなく終了。なんでか知りませんがカを間違えました。あれ今年は小保方さん殺し問題無くなった。

第2問。無機ですね。前半は金属イオンのあれです。6族の系統分析みたいな名前でしたっけ?もう分かんない。まぁいいや解こう。まぁ特に困るところもなく、といった感じで終了。

後半は、窒素の話ですね。まぁ特にここも突っかかるところ無く。

あれ?化学も簡単になってんの?嘘でしょ?えまって今俺東大受けてんだよね?東大の化学って人間の限界に挑戦してきてると聞いてたのですが…

そんなこんなで第3問。理論です。鉛蓄電池。まぁまぁ普通に。充電と放電は今年3回ミスってるので、そこの読み間違えだけしないように。普通に放電だったのでばっちしですね。で次が気体のやつ。特にコメントも無く。

ん?30分余ったぞ?あ、物理の第2問途中だった。にしても、え?化学どうした?これ英語がやたら難しくなるやつですか?テンパりながら、とりあえず深呼吸。集中集中。

物理の残り物を片付けちゃいましょう。とりあえず数式でちゃんと処理しよう。イメージでやると死ぬので。、

ということで、なんだかんだがあって理科終了です。

え?国語40数学85理科5050で計算してももう例年通りならギリ受かってるぞ…どういうこと??みんな出来てるってこと??休み時間中にワケわかんなくなりますが、とりあえず落ち着いて、まぁやることやって、それでもしダメだったのならそういう運命だったということで、今は黙って1年間やってきたことをやるだけ。と、落ち着きを取り戻します。

英語

英語。もうあとはボーナスタイムなんだくらいの気持ちで取り組みます。とりあえず時間配分を確実に。休み時間は散歩してたので、キャンパスの英作文はネタが思いつきやすかったです。段落書くやつがもう1年くらいでるかな?と思いましたが、出ませんでしたね。

いつも通り、5に20分。4Bに10分。4Aに10分。リスニングは下読み5分。英作文はリスニング中の空き時間にネタを考えて、リスニングが終わったら2分くらいで一つ書き上げる。そのあと10分くらい使ってもう一つ。1A13分、1B15分。残り時間は誤字脱字、英作文のポカミスがないか見直して、終了!(疲れたのでもう色々端折ってます)

以上で東大入試は終了です。

はぁ、疲れた。。とりあえずお疲れ様です。駆け抜けました。

もう永遠に寝られます…

ということで今は地元でのんびり過ごしてます。また来年から大学生活忙しくなるでしょうから、少し休ませてください。もうマジで疲れました。

3/10が楽しみですね…

とりあえず10の発表後は、このブログに結果報告をした後、ブログは消します。次のステージに進もうと思います。

あとは私大ですね。KOの理工の学門1、医学部を受けました。理工は受かりました。東大落ちたらここに行きます。医学部はさすがにお金の問題が凡人にはどうしようもない額ですし、自分自身、実は医者に対してはそんなに将来性を感じていないのでやめときます。医者は向いてなさそうだし。

結果がどうであれ、1年間頑張ったつもりなので、悔いは全くありません。本番のポカミスも、結局自分は本番ではミスるんだっていうのを身をもって学ぶことが出来たのでステップアップのチャンスです。何に活きてくるのかは知りませんが。

1年間ありがとうございました。とりあえず終了。

来年からはまずバイトして、親にまずお金を全部返したいです。家庭教師とかが良いんですかね…


サトゥー

くっそ懐かしいですね

受験終了。3月。

流石に合格を確信していた。さすがにこれで落ちたら諦めようと、そう決めていた。

まぁ、普通に受かったよね。

嬉しいというより、ホッとした。安心が強かった。

思えば僕は、両親、友人、ブログの読者さんからめちゃくちゃな量の期待という名のプレッシャーを受けながら勉強していた。まぁそのプレッシャーは僕みたいなクズには必要であったわけで。

自分を追い込むことで、かなり成長できたわけですね。

合格直後に書いた記事も貼っときます。

この時いただいたコメントもついでに1つだけ貼っときます。僕の浪人生活をコメントで支えてくれてた人。

おわりに。(2017.03.11のブログより)

ブログ「一浪東大受験期」の最後の記事して、色々と書かせていただきます。

あくまで個人の体験であることを踏まえたうえで参考にしてみてください。

なんで自分は去年落ちたのか?

講師やチューターの方々に色々相談して聞いても腑に落ちる答えが得られず、モヤモヤしたまま1年近く過ごしてしまいましたが、ある先生と個別に面談させていただいた時に、少しハッと気づいたような気がしたので、書かせていただきます。上手く言葉にまとめられないかも知れませんが許してください。

いやもちろん沢山ありますよ原因は。センターで失敗してたり、得意科目で失敗してたり、単純に実力不足だったり、そもそも自分なりの合格プランを持っていなかったり…ただここでは、一番ためになったものを紹介させてください。

その自分が1番納得した答えというのが、自分はこうすれば絶対に何点とれる!という確信をもっている(ここでの点数はなるべく1の位まで明確に)かどうか、です。

って言っても分かんないと思うんですが。体験も交えて説明していくので、気持ちだけでも汲み取ってもらえたらと思います。

自分が死んでも取れるラインを超具体的に設定する

これを意識し始めたのがセンター終わった直後なので、多分その頃からの記事は、かなり得点にこだわった内容になっていたと思います。

とにかく100%受かりたかった。どうすれば100%受かるかっていうと簡単な話で、自分が死んでもとれる得点で合格点を上回ればいいわけです。

このことをその先生と相談して、自分の死んでも取れるラインを設定しました。(死んでもは言い過ぎです、インフルでフラフラでもっていうくらいのニュアンスでお願いします)

数学だったら55。これは自分が普段の授業を受けている感じから、先生が提示してくださいました。開始50分寝たとしても取れるライン(もちろん誇張表現ですが自分は本気で考えてました)ということで設定しました。直前期はこれを意識してセット演習しました。実は1990年だけこれを下回ってしまったんですが、それ以外は25セット分くらい、全部確信を持って55点を取ることができました。

理科だったら35。これは雪崩等で丸々1問が吹き飛んだとして取れる点数ということで設定しました。もちろん雪崩はあってはいけませんが、時間制限の厳しい(?)東大の理科の試験では避けられない場合もあると思います。35というのはそういう場合でも自分が取れるようなラインとしてはふさわしいと感じます。

国語は35。これは自分が爆発する可能性があった古典(見事に本番は爆発です)を考慮した上で取れる点数です。

英語は65。今は科目別に書きましたが、実際は大問ごとに全部計画立ててました。

これで確か、合計が225だと思います。今年のレベルだと普通に落ちちゃいますが、東大の感じから、毎年色んな変化にその場で対応していく必要はあるなぁとは意識していたので、例えば数学を55から85につり上げたりなどと、試験中に変更しながら対応できました。

もしかしたら東大入試が今後どんどん簡単になっていくのかもしれませんし、その時は今述べたような得点は全然参考にならなくなってしまうのですが、とりあえずこのように具体的な点数設定をすることで、精神的にも楽になりますし、その場その場ですべきことが自然と見えてくるのかなぁと思います。

その先生から「何点くらい」という得点設定は禁止(こういう「~くらい」などの不確定要素を潰すのが安心に繋がるという意味で解釈しております)と言われたのが印象的でした。

欲張るな

夏前くらいに、とるべきラインとして、250と設定していたのですが、それは欲張りだとも言われました。確かに自分は、例えば試験当日にすっ転んでバキバキに骨折して右手が使えなかった時に250取れるかと言われると、自信を持って頷くことは出来ません。そういう意味ではこの250という得点の設定は、ある意味自分を不安にさせてしまうものだったのかなと思います。1点1点がとても大切な東大受験生のみなさんならわかって頂けると思います。もちろん今言っている点数というのは最低取るべきというもので、実際にとる点数というのは260~280くらいですよ。普段の演習で260以上を安定させることが出来るような方なら、225は基本的にとれる点数だと思ってます。

実践するための作戦を練る

また、この点数を取るための作戦を綿密に練ります。本番の気持ちの持ち方や、起こりうるミスとその対策、すべきこと、考えておくべきことを出来るだけ言語化して、ノートに書き出しました。こうして作ったノートは、最後の最後で心の拠り所になってくれます。

本番は本当に緊張して頭が真っ白になる瞬間があります多分。そういう時に、深呼吸!と書いてある自分の字を見るだけで冷静になれるかなと思います。自分は結構本番に強い方だと思っているのですが、それでも、こういう些細なことも大事だなというのはこの1年で強く実感しました。

方法論で解決しようとするのはあんまりどうなのって感じもしますが、頭をフルで使うことを忘れずに、その上でやるべき事を言語化してゆくというのはとても大切なことだと思いました。やるべき事がある程度見えている受験では尚更。

と、いう感じで…なんとなーく、ふーんって思っていただければうれしいです。何こいつなんで入試ごときでこんなに本気になってるのって感じもするかもしれませんが、100%受かるためには必要な事だったのかなと思ってます。受験後は100%受かったとは言いませんが、98%くらいは受かっただろうみたいな自信は持てました。

来年度浪人される方へ

そして、来年度浪人される方へ、何か役に立つようなことがあるかなーと色々考えてみたのですが、うまくまとまらないのでまとまらないまま書かせていただきます。

自分が成長できた(と思ってます)のは、まず負けを認めることが出来たからだと思います。ちょっと合格発表直後にこんなヒドイことを言ってどうなのって感じはありますが、何点差だろうと、負けは負けです。負けを認めてください。去年のこの時期、自分も6点差で落ちました。ちょっと信じられなかったので、初めは負けを認められませんでした。かなり長い間、1人で葛藤しました。(葛藤の使い方あってますかね)

自分は、確かに負けたんだ。たったこれだけのことなのに、すんなりと受け入れられなかった。くだらないプライドのせいです。ホントは分かってないのに、分かったと思い込んでいたり、自分は最終的には出来る、なんとかなると思い込んでいたり。そういうプライドというか、心の隙が数字になって自分の前に立ちはだかりました。

だから、まず自分は負けちゃいけない戦いで負けたんだと実感しなきゃ、先に進めないと思いました。

ブログで自分の情けない姿をさらけ出すことが前に進むために役に立ちました。

そのため、このブログも前半は、まだ捨てきれないプライドが少し残っているような雰囲気があると思います(もう恥ずかしいんで見てないんですが)。あと暗いです。多分。葛藤です。俗に言う、病み期みたいなやつですかね。ネガティブな単語は嫌いなので使いたくないです。。

選んだ孤独は良い孤独、みたいなフランスの言葉があります多分。朝日新聞?の折々のことば?みたいなやつに載ってました。ロンリネスとソリチュードは違います。みなさんが選んだ浪人生活は、孤独なものです。でもその孤独は、自分と向き合う機会を与えてくれます。18年くらい生きてきた自分をじっくりと見つめなおせます。とても意味のある孤独にすることも出来ます。

負けを認められたらもう勝てます。あとは、必勝法を1年かけて探してください。1年もあります。プレイ時間1年のゲームです。自分なりの攻略法を見つけて、それを絶対に実行するための調整をすればいいんです。でも、長いようでとても短い1年です。時間を大切にしてください。色んなことを実際に試してみて、試行錯誤を繰り返して、私の私による私のための受験の勝ち方を見つけてください。色んな人の話に耳を傾けてみてください。私の両親は高卒ですし、大学とは全く縁のない生活を送ってきましたが、それでも自分は親を尊敬してますし、色んなことを吸収して自分の勉強に役立ててきました(そもそも学歴なんてどうでもいいみたいな価値観はあるんですが)。周りの人全てが成長の糧になっています。

くだらないプライドを捨てられた人間は多分めっちゃ強いです。あらゆるものから経験値を得られます。超レベルアップ出来るチャンスです。もちろん、そんなに早くは結果は出ませんよ。今から必死でもがいて、なんとなーく成長が分かってくるのは秋くらいになるのかなと思います。そこが難しいところではありますね。。

天才は、自分がこの1年必死で言語化してきたようなことを、考えないでも無意識的にやってるんだと思います。自分は天才ではない。けれど努力が出来ます。コラッタでも100レベにすれば四天王倒せます(?)

計画的な、着実な努力は決して裏切りません。失敗は徹底分析すれば成功のもとです。1年間、負けた自分とじっくり向き合えるチャンスです。ホントに頑張って下さい。心から応援しています。

精神論だらけになってしまいました。でもメンタルってホントに大切だと思うんです。プロのアスリートはよく、メンタルの本を書いたり、役に立つような名言を言ってくれます。それらは間違いなく自分を後押ししてくれると思います。私は小さい頃からそういう本を読むのは好きでした。本田圭佑とか割と尊敬しています。そういうのも役に立ったのかな。

まぁこんなんでいいですかね。我ながらいいこと言った!って感じはしてます笑笑

それでは。まだ東大に入れただけなんで、再び4月から私は経験値稼ぎをしに旅に出ることになりそうです。あ、息抜きも大切ですよ。ブログがだんだん明るくなった(なんとなくそんな感じしますよね?)のは、息抜きをちょくちょくするようになったからだと思います。夏までは文字通り1日中勉強してました。そういう経験も大事です。大事ですよ。でも息抜きも大事です。どうかお役立てください。

それでは!


コメント: Congratulations!

老婆心ながら3つコメントを。

1.進振りでどういう方向に進むかまだ分からないが,いずれにせよ「図形的解釈が苦手」というのは数・物・化のどの方面に行っても足枷になるので,大学入学後も意識的に鍛えた方が,選択肢を狭めずに済むと思う。

2.言語運用能力はさらに向上させて欲しい。就職であれ研究であれ,言語運用能力がないと話にならない。日本語と英語は最優先,あとは英語と違う構造のヨーロッパ言語,(ドイツ語が無難か)アジア系の言語(というか中国語)。

3.今年の東大入試の「変化」や,センターの現代文,二次の現代文じゃないけれども,興味関心が自然科学系に偏ることのないように。現実社会を見ていく上で,ある程度やっておいた方がいいのはプログラミング,会計,経済,法律。できれば,高校の間はそこまで興味が湧かなかったかもしれないけど歴史や地理も受験から離れた状態で気楽に眺めてみて欲しい。倫理から一歩進んで,のんびり哲学をかじれるのも,教養課程の間だけ。

プレッシャーなんて意識してなかったけど、合格発表後の開放感、安心感を考えると、めちゃくちゃ大きなプレッシャーだったなぁと思います。

と、まぁこんな感じで、3月は去年同様地元で遊びまくって充電して、4月からは東大生として過ごして、いろんな出会いがあって、今に至ります。

追記:得点開示について

コメントでいただいた「合格時の得点」についてこちらに追記させていただきます。

追記時点(2018.11.04)で入試から1年以上経ってしまっており、当時の資料が見つからないため、曖昧な記憶を元に、ではあるのですが、だいたい合っているはずです。

  • 国語30くらい
  • 数学98とかそれくらい
  • 英語60くらい
  • 物理48だった気がする
  • 化学50くらい

合計290弱くらい、センター込みで390点台だったと記憶しています。確か理三にぎり受からなかったくらいだと…

サトゥー

というわけで書くことがこれ以上無いので終わりです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

サトゥー

東京大学で教養の海に溺れています。