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日本は虐殺者と再び手を結ぶな

テーマ:愛国者

日本は虐殺者と再び手を結ぶな(令和三年 年頭ご挨拶)

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橋本琴絵

皆様、新年あけましておめでとうございます。

令和の御代を守り抜くため、より一層の努力をしたく思います。

年頭の抱負としまして、私にはとある思考の方法がありまして、その紹介をもって年頭の挨拶に代えさせて頂きたく存じます。

さて、哲学では、四つの能力を分けて考えます。

知性、感性、悟性、理性です。

知性は近い未来を予想し、損得を考える力。
感性は快不快や名誉不名誉を感じる力。
悟性は過去の経験を参照する力。
理性は遠い未来を予知し、秩序をもたらす力。


完全な人であれば、この四つが全てありますが、世の中はこのうちどれかがあり、どれかが無い状態の人にあふれています。

例えば、知性だけある人だと、中国との商取引で利益があるならば、赤の他人が臓器摘出されても自分には関係無い、と考えます。その思考に「遠い未来どうなるか」といった視点が無いのです。

かつて、大日本帝国は過ちを犯しました。それは、ナチスドイツと手を組んだことです。

ヒトラー総統は、山本五十六や古賀峯一連合艦隊司令長官に柏葉付騎士鉄十字章を授与、日本は遣独潜水艦隊を派遣して密接なやり取りをしました。

また、行政においても厚生省年金課長の花澤武夫がヒトラー総統の政策に感銘を受け、日本もナチ式の政策をすべきだと年金制度を創設して現在に至ります。

日本国内では駐日ドイツ大使館武官の武装親衛隊大佐ヨーゼフ・マイジンガーが公然と日本国内のユダヤ人を逮捕し、殺処分するように日本政府に要望を提出するなどしていたため、日本政府は「ナチスがユダヤ人を虐殺している」との事実を認識していました。

しかし、手を組んでいたのです。

知性だけで狭く考えたならば、味方は多い方が良い。しかし、理性で広く考えたならば、人道に対する罪を犯した者と手を組めば共犯者として扱われると理解できます。

日本がこれほどまでたった一度の敗戦で悪く言われ続けるのも、ひとえに虐殺者の共犯だとみなされているからです。

杉原千畝や樋口季一郎がどれだけのユダヤ人を救済しようと、武装親衛隊に車や人員を貸していた特高警察や憲兵隊のイメージで、全て台無しなのです。

さて、現代に話を戻します。

日本はまた同じ過ちを犯そうとしています。それは何故か。『理性が無い者』が、目の前のお金に目がくらみ、チベット・ウイグル民族虐殺の人道に対する罪の共犯者になろうとしているからです。

それは、理性が無いからです。

何故理性が無いのか。その生物学的理由の説明は本稿では割愛しますが、理性ある私たちは、理性なき動物の凶行を阻止すべき人道上の義務があります。

犯罪、外交の誤り、経済失政、すべてに共通することは「理性の欠如」です

この国に理性を取り戻しましょう。

この国に正義を取り戻しましょう。

皆様の応援を切にお願い申し上げます。

 

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