”-本当の「後遺症」はどんなものか(民主主義なき社会)-” | midori itouの尹浩睦研究所
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ネトウヨ勢力の裾野が確実に広がってきていることを実感させられます?

テーマ:変態尹浩睦

昨日の続きですが、ネット上にデマを書いていた人が、強制起訴になったら自殺していたという、ネット社会の末期状態を示すようなニュースがありました。

 余命三年ブログに乗せられて弁護士に対して大量の懲戒請求を行った人たちが、被害を受けた弁護士から損害賠償の裁判を起こされると、降参するように次々と和解を受け入れました。

 あいちトリエンナーレをガソリンを持って行くと脅迫して、表現の不自由展・その後を中止に追い込んだ人も、裁判では争うことなくやったことを認めて一審の有罪を受け入れています。

 従来のネトウヨ、レイシストとは違う人たちが、ネットに乗せられて世間に対して犯罪行為をやるようになってきていると感じられます。

 かつて在特会は、幾つもの刑事事件を起こしましたが、裁判では自分たちの愛国無罪の理屈を主張し、被害を受けた側の反日行為が間違っているとて、刑事責任を認めず、敗訴をすれば控訴して争いました。

 控訴審で負ければ裁判官が在日であったと、司法制度そのものを否定して、最高裁で負ければ国民審査で解任してやると担当判事を脅しました。

 司法の場でも自分たちがネットの中でやってきた主張を押し通して、それが認められなれば日本の司法は在日の支配下にあると断定して、どこまでも自分たちの正しさを主張したのです。

 ところが最近になって、裁判になったら、裁判にすると言われたら、あっさりと降参してしまう、裁判になることが決まったら自殺してしまう、といった例が目立つようになってきており、在特会のようにネットで作られた自分たちの正義を狂信していない人たちが、先のことを考えることなく、デマを拡散したり、懲戒請求を行ったり、脅迫を行なったりするようになってきているのです。

 確信犯的なネトウヨではなく、付和雷同の弱気なネトウヨが増えて来ているわけで、ネトウヨ勢力の裾野が確実に広がってきていることを実感させられます。

 

>それだけ多くの人がネットで真実に目覚めているということだ(呆)