『共産党宣言』には「家族の廃止」を主張している箇所があり、上野千鶴子の家族論もそういうのをベースにしている感がある。レーニンはロシア革命で権力を掌握したときに、当初は「家族の廃止」を実行しようとしたが、そのやりかたでは国がうまく統治できないと悟ったためかすぐに方針を変更している。
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返信先: さん
大月書店の国民文庫『共産党宣言』をもっているので、その該当個所を引用しようかと思ったが、訳文がイマイチよくない。「共産主義の諸原理」21節で、その家族の廃止を述べているが、英語版でそこを読んだ方がよさげ。marxists.org/archive/marx/w
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私的所有を廃止する共産主義の社会は、結婚を廃止すると同時に売春もなくすとマルクス・エンゲルスは述べている。21節の当該箇所、国民文庫の訳文がイマイチなので英語から訳し直してみますが。(訳文)
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共産主義の原理は、男女関係を、当事者のみが関与し社会が介在する機会をもたないプライベートな問題へと変容させるだろう。私的所有を廃止し、子どもたちをコミューン的な基盤において教育するようにすることでこれは実現される。伝統的な結婚の二大基盤である、女性の男性への依存、および(続
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子どもたちの親への依存はこれによって追放される。(略)完全にブルジョワ社会に帰属する女性の共有は、今日の社会において、売春がその完全な表現形態である。私的所有に基づく売春はこれによってなくなる。コミュニストの社会は、女性の共有をもちこむのでなく、それを廃絶するのである。
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(訳終)つまり、マルクス・エンゲルスの共産主義の主張においては、結婚の廃止、家族の廃止とそれと同時に売春の廃絶がともなうといわれているわけです。フェミニズムにも諸派ありますが、上野千鶴子さんはマルクス主義のフェミニズムだと言っているので、家族や結婚の廃止論は内在していそうです。
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