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今日は、土地とのご縁について、私が感じたことを書きたいと思います。我が家の希望する土地は、いくつか区画があり、一斉に販売された内の1つです。しかし、この土地がなかなか契約まで行き着きません。この分譲地との出会いは先月(8月)の中旬。しかし、最初に希望していた区画Aはすぐに成約済みになってしまった為、私達は第2希望の区画Bを購入する方向で動き始めました。ところが、この時仲介で入っていた不動産屋が意味不明な動きをしたことで、区画Bは他の方が購入されることになりました。が、この区画Bを購入される方というのが、区画Aを購入予定だった方で、購入する土地をAからBに変更されたということでした。その為、私達は元々の第1希望であった区画Aを狙えることに回り道したけれど、結果的に第1希望を買えそうで良かった…!と、嬉しくなりました。ところが…私達夫婦はペアローンを組む予定ですが、メインの買い主は夫となりますので、夫の印鑑証明書を取りに市役所に行きました。私が実印を登録してきた、同じ日のことです。夫は仕事で短期の出張に出てしまったので、妻の私が代理で取りにいったのですが、「登録されていませんね」と、困ったような表情で窓口のお姉さんが言いました。今のマンションを買った時に印鑑登録をしたのに、登録されていないなんてどういうこと?印鑑証明を貰ってさっさと帰るつもりだった私は、思いがけない事態に頭が付いていきません。狼狽する私に、窓口のお姉さんは続けます。「市外に転出されたことは有りませんか?もし転出されたら、その時点で印鑑登録は亡失されます」市外に転出…………そういえば、一時的に夫が単身赴任になった時、住民票を移したことがあったはず!「ああ、やはり。原因はそれですねぇ」なんてこと…!妻の私が代理で印鑑登録をすることは可能ですか?と尋ねたところ、委任状+夫の身分証の原本(コピー不可)があればできますよ、と。この時、私の手元には夫の身分証のコピーしかなく、原本を送ってもらおうにも、夫は仕事の都合で海の上…。当然、海の上に郵便屋さんが来るわけもないので、夫に原本を送ってもらうことなど不可能です。実はこの時、すでに住宅ローンの事前審査中でしたので、事前が通り次第、私が代理で土地の売買契約をする予定でした。そのために夫が作ってくれた委任状もありました。が、その委任状と一緒に夫の印鑑証明も提出しなければ契約は出来ないというのが売り主さんとの約束でしたので、印鑑登録が亡失されていることが分かった以上、もうあの土地を代理では売買契約出来ません…夫が帰宅するのは数週間先のことです。本当は、土地の売買契約を私が代理で行った後、夫の帰宅を待って住宅ローンの本審査、そして住宅ローンの契約をする予定でした。でも、印鑑登録が亡失されているとなると、まず印鑑登録をする時間が必要です。夫の帰宅時間が、印鑑登録ができる時間(役所が開いている時間)だとは限らないのですから…一体何日のロスが発生することでしょう私達がまごまごしている間に、他にも購入したい方が現れてしまったらどうしよう?買付証明は出しているけれど、私達より条件の良い買い主が現れる可能性は大。ハウスメーカーの担当者が売り主側に事情を話してくれましたが、やはり代理での購入には夫の印鑑証明が必要とのこと。とりあえず、住宅ローンの事前審査が通るかどうかをまず待って、通ったら夫の帰宅日に土地の売買契約をしましょうというスケジュールに変わりました。それからは毎日のように、ハウスメーカーの担当者やマンションの売却を任せている不動産屋の担当者が「今日も土地の購入希望者は現れていないそうですよ!」と確認をしてくれていました。二人のお蔭で私は少し気持ちが軽くなりました。そして、なぜかふと思いついて、「夫の実印が朱肉で汚れているから、綺麗にしておこう」と、ティッシュで実印を拭き取りました。すると…パキッという乾いた音。まさか…と思いながら手元に目を落とすと、なんと、そこには欠けて変わり果てた姿となった夫の実印が。ティッシュを広げると、実印のかけらが突き刺さって、ダイニングのミニシャンデリアの光を受けて、キラキラと光っていました。ど…………どどどどどうしよう……!?印鑑登録が亡失しただけじゃなく、実印そのものが駄目になってしまった……慌てて夫に連絡し、夫はすぐさま新しい実印をネットで注文してくれました。が、もう私の頭の中はネガティブな感情でいっぱい。購入予定の区画がBになったりAになったり、再びBになったり。印鑑登録は亡失してるし(夫のミスだけど)、おまけに実印までこんなことになって(私のせいだけど)。………ご縁がないんじゃないか?いやいや、そんな。災害リスクも低く、駅からも近すぎず遠すぎず。子供達も学校に通いやすい距離。なんでも揃う、というほど開けた街ではないけれど、生活するのに不便はない街。土地の価格的にも、私の理想をほぼ満たしているのに、ご縁がないなんてことがあるわけない。頭で何度もそう否定しては、またネガティブになり、その度に否定をし……そんな生活を続けて数日後。ハウスメーカーの担当者から連絡がありました。「区画Aを購入したい方が現れ、契約予定となったそうです。逆に区画Bは買い主の事情でまだ契約になっていないので、まだ狙えます。もし区画Bも駄目だったら、別のお土地を探しましょう」えぇぇ…また区画Bに戻るの…?この一ヶ月、AになったりBになったり、ここの土地に振り回されただけで何も進まない。ハウスメーカーにも、プランをAで作成してもらったりBで作成してもらったりで、全然イメージが固まらない。区画Bも、結局誰かに買われてしまうのでは?もう疲れた……私は最悪な気分で夫に連絡をしました。夫は、「分かった。ちょっと他の土地を見てみよう」と言い、しばらくするとネットで見つけたという土地の広告が2件、URLで送られてきました。実はこの時、私は突如体調を崩し、トイレから出られない状態でした上から下から、体中の水分が大放出で…もう本当に大変で、2時間近くをトイレと寝室の往復に費やしました。往復するほどではなくなってからも、ひどい吐き気に見舞われて、ベッドから起き上がれません。2年に1度くらい、こういうことが起きるのですが、こうなるのは決まってストレスが溜まりに溜まった時、または傷んだ食材を食べた時。この日は土地のことで頭が一杯で、ほとんど食事をしていなかってので、恐らくストレスのせいだと思います。そんな状態でしたから、夫からのURLを落ち着いて見ることができたのは、明け方4時のこと。夫から広告が送られてきた土地は、2つありました。でも、その内の1つは、ページを開いた瞬間に全身がザワッとしたのです。悪いほうのざわつきでは無く、感激したり歓喜したりする時のざわつきです。この時の思いを言葉に表すとしたら、ここ!!この一言に尽きるでしょう。私はすぐさま広告に記載された不動産屋にメールを送り、土地の詳細資料と見学を申し込みました。私が送った朝4時のメールに、不動産屋から返事が来たのは朝7時のことでした。そして、その約9時間後には、私は広告で見たその土地を隈なく見学し、スマホで撮影して夫に送っていました。その土地は、区画Aや区画Bよりもずっと小さな土地で、建ぺい率も容積率も低く、利便性が良いとは言えない場所にありました。周囲に木が多く、湿気が籠もりそうな気もします。区画Aや区画Bの分譲地に比べると災害リスクも少し上がってしまいます。でも、ここがいい。私はその場で夫に連絡し、土地の変更を決めました。そのまま不動産屋で買付証明を出し、契約日も決め、ハウスメーカーの担当者にも「土地を変えます。◎日後に契約します」と電話で連絡。区画A,区画Bの売り主さんとは打って変わって、売買契約には夫の印鑑証明も夫の実印も不要(委任状と認印でOK)とのことです。まだ、区画A,区画Bの時のように話が流れてしまう可能性もあるので、気は抜けませんが、◎日後に売買契約に行って参ります。1ヶ月かかっても私達が契約まで行きつけなかった、区画A,区画B。最初に仲介で入っていた不動産屋が良くなかったということもありますが、それにしたってトラブル続きでした。 きっと、これが「ご縁がなかった」ということなのだと思います。私がいつも更新を楽しみにしているブロガーさんで、ゴリパンダさん という方が、少し前にこんな記事を書かれていました。↓私は読了後、「わ〜、そんな運命的なことがあるんだな〜!素敵!」と羨ましく感じましたが、自分自身は区画Aにも区画Bにも特別な導きを感じなかったので、自分には縁のない奇跡のストーリーだと思いました。でも、私も今回の土地と出会った時、確かに自分の力の及ばない何か大きな力にグイッと連れて行かれるような感覚があり、「これがゴリパンダさんのおっしゃっていた事か…」と、深く納得しました。…なんて言っておきながら、この土地を買えなかったらどうしましょ…(笑)ただ…、今思うのは、区画A、区画Bには、導きとは逆の大きな力が働いていたような気がします。頑張っても頑張っても状況が安定せず、次から次に新しい問題が出てきて、まるで…私達夫婦に区画A,Bを買わせまいとする誰かの意思があるような…区画A、区画Bが私達夫婦を遠ざけようとしているかのような…実印がパキッと欠けたのも、何かそういう意思の働きのように思えてなりません。土地の神様の仕業かしら?なんて、結構本気で思っております。
2020-09-23 16:27:00
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コメント(6)
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ありますよね!
もうここしかなかった、みたいなご縁が。
我が家の場合は、土地購入の数ヶ月前に中古マンションを検討していました。立地、価格、広さ共に条件に合っていてすぐに申込みしてもおかしくなかったのですが、なぜか引っかかり悩んでいるうちに売れてしまいました。こちらはご縁がなかったんですね。
その後、軽い気持ちで会員登録した不動産屋が今の土地を紹介してくれました。図面を見た瞬間から、他とは違う何かを感じましたね。
現地を見るとそこで暮らす自分がイメージできました。
そこからは不動産に全く興味のなかった夫が急に積極的になり、トントン拍子で購入に至りました。
土地の神様に呼ばれたんだと思っています。2020-09-16 13:53:28
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あの、電気が走る感覚はなんなんでしょうね(^^)
買うべきして巡り合うんでしょうね(^.^)
今回の計画もうまく進めばいいのに
ゴリパンダ~2階リビングの家~
2020-09-17 00:23:36
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