こんにちは。富山市長の森雅志です。
平成29年4月16日の市長選挙で、多くの市民の皆様から力強いご支援とご支持をいただき、引き続き市政を担うことになりました。市民の皆様が将来に夢と希望を持てる郷土富山の創造に全力を尽くす決意です。
私は、平成17年4月に新富山市の市長に就任して以来、県都富山市の限りない発展と市民福祉の更なる向上のため、これまで新市の一体感の醸成や、均衡ある発展などに取り組んでまいりました。
とりわけ、市民の満足度や都市の魅力を向上させる取り組みをしなければ、地方都市の人口は加速度的に減少するとの危機感から、20年、30年先を見据え、将来世代に責任が持てる持続可能な都市経営を目指し、公共交通を軸とした拠点集中型のコンパクトなまちづくりを政策の基本として、超高齢社会に対応したまちづくりや、子どもたち・子育て世代にとって暮らしやすいまちづくりなど、様々な施策に取り組んできたところです。
おかげさまで本市は3年連続で地価が上昇し、転入超過が続いていることから、これまでの取り組みが実を結び始めていると感じております。
一方、これまで進めてきた路面電車南北接続事業が平成31年度に完成すると、富山駅を挟んで分離されていた公共交通が一つにつながり、コンパクトなまちづくりに大きなインパクトを与えることから、事業の完成に向けてこれからの3年間は大変重要な年となります。
加えて少子・超高齢化への対応や、地方創生に関する事業の着実な推進を図るとともに、道路・橋梁などの社会資本の老朽化対策など解決しなければならない多くの課題に対しても積極的に取り組まなければなりません。
今後も「人・まち・自然が調和する活力都市とやま」を目指し、レジリエントな都市(災害に強く回復力のある都市)を推進するとともに、誰からも選ばれる持続可能な都市に向けて各種計画を実行してまいる所存でありますので市民の皆様にはより一層のご支援とご協力をお願いいたします。