「#国会中継 参議院 予算委員会公聴...」、@SuzanneK23 さんからのスレッド
参議院 予算委員会公聴会
尾身茂:今回の緊急事態宣言は急所を突いた対策。一定程度の効果はあったが首都圏中心に下げ止まり、微増傾向があった。
理由は1年以上にわたるコロナ疲れ。高齢者の昼カラオケ若者の会食感染が増えた。最近ではクラスターが多様化し、首都圏では隠れた感染源
尾身茂:国や自治体が率先して汗をかいてることを人びとに知っていただくの重要。具体的な目標、とくに病床の確保重要。
リバウンド防止策
サーキットブレーカー:拡大の予兆つかんで迅速に対応
軽症者無症状者に焦点当てた重点検査を強力に行う。
変異株スクリーニングの割合を高くす
尾身茂:個人レベルでのメリハリのある感染対策
散歩、ジョギング、映画、美術鑑賞等は3密が避けられるならOK。
宴会伴う花見、謝恩会、送別会等は今回はダメ。
政府は事業者が報われる仕組みを構築すべき。飲食店、イベント企画時の換気や導線の工夫。
尾身茂:ゼロコロナは無理(と言い切った)
ワクチン接種進めば重症化が減り、コロナへの見方も変わってくる。
倉持仁:臨床の現場から。科学的に認識していただきたい点:偽陽性はゼロ。栃木県で5件の変異株解析行ったが残念ながらE484K変異株が3件。クリニックでは飛沫エアロゾル接触感染を徹底的に予防。発熱外来では殺菌灯で部屋ごと消毒、工業用の換気扇でこまめに換気。死亡者の8割が病院
倉持仁:日本で対策出来ないのは論文がないから。
臨床結果から:味覚障害、酒場に行った、痰症状、この3つがあった人は発熱なくても陽性率高い。
日本人の0.35%が感染、ということは1000人に3人しかコロナ関係ない。理解がないのもあたりまえ。
倉持仁:自粛しかできない日本の対策。そろそろ法整備を。第3波では感染者の激増で皆保険制度が崩壊。指定感染症なのに35000人余りが自宅待機を余儀なくされたことに現場として怒りを覚える。
短期間の接触にはマスク、換気を義務付ける。抗原キットが使えるのならイベント参加者に
倉持仁:日本人でもマスクつけてくれない人もいる。これから海外の人も入ってくる。お願いベースでいいのか?国が指示していただけたら。
陽性になった方がどのくらい休めばいいのか基準を設けるべき。
PCR検査の問題。嗅覚障害だけ、熱が1日だけだったりするとPCR検査受けられないとか
倉持仁:無症状感染者と無自覚感染者の問題。
現場でアルコールやゴム手袋が欠乏した問題。自国で生産できないことから生じる問題。ワクチンの問題も同様。
変異株問題。お金の問題あるのでそんなに調べられない。1日2件くらいしか検査に送ってないのに変異株出た。体制強化を。
尾身茂(自民馬場質問:緊急事態宣言に効果があったか)
推定の感染ピークは12/30。急に下がったのは忘年会効果がなくなった。時短効果が出てきたのはもっとあと。つまり2段階で感染者数が下がり、今の下げ止まりに至る。
急所を突いた対策は有効だったが人々の意識もあり(…)。
尾身茂:緊急事態宣言解除後の感染予防体制。サーキットブレーカーの考え=7月8月に出したステージの考え。これがうまくいかなかったのは検査問題。無症状者検査についても分科会はずっと指摘してきたが検査はバット増えなかった。ワクチンが行き渡るまでは感染症に強い社会構築必要。
倉持仁(馬場質問):350名くらいコロナ患者診察したが多くは感染者の友人と飲食経験あり。温泉旅行で車に長時間同情したとかもある。
病院の現場では命がけでやってる。換気が重要と言われているが衝立の設置や換気扇の掃除等やってないとこはやってない。
尾身茂:ワクチン問題。今の判断ではこのワクチンは優れもの。行き渡るまではマスクオンマスクのプロテクションとか。(富岳がディスったダブルマスクに言及)
倉持仁:ワクチン問題。早くファイザー製が行き渡るといいと思うが変異株の問題等あり。日本独自の変異株生まれた場合、海外メーカーがシェアの少ない日本用を作ってくれるのか疑問。
森ゆうこ:倉持先生は解除していいか見解をお持ちでしょうか?
倉持仁:一医者なので判断はできないが、医学的な立場からは感染拡大につながるから反対。衝立換気マスクの義務化など条例作ってくれれば現場は助かる。一人ノーマスクが入ってくるだけで現場は非常に疲弊する。
森ゆうこ:政府は打つ手がないから解除といってるがつまり打つ手はまだあるということだ。変異株が主流になると言われてる。エアロゾル対策への補助金重要。満員電車についての議論を皆避けてるが先生の見解は?
倉持仁:問題は面積容積、その中にどれだけのウイルス量があるか。状況依存
森ゆうこ:治療薬の問題。この一年間でわかったこともあるはず。安価で入手しやすい既存薬あればどうなのか?
尾身茂:科学的検証やエビデンスベースの対策には私も大賛成。なぜ出来ないのかというと、PCRや保健所機能の改善は少しできてはいるが少しだけしかできてない。
尾身茂:政府の人と話をしたが(以下、面白そうなとこで回線切れちゃったのですみません
倉持:オルベスコ、イベルメクチン等、効果はわからないが安全性は担保されてる薬は早めに使ってみるのも非常時は重要。
森ゆうこ:政府は今やらなくてもいいことやってる。たとえば予算つけての病床削減など。倉持先生など命がけで臨床やってらっしゃる先生を分科会に入れるべきでは?
尾身茂:分科会のメンバーは私が決めてるわけじゃない。外部の人と意見交換もしてる。数も限られてるので。
倉持:(無症状者PCRの質問)。無症状者にはいろいろある。濃厚接触者が発症前にきて無症状なのは当たり前。症状にもいろいろある。下痢やしもやけ等の症状も。無症状者検査しなかったから日本にはデータの蓄積がない。データをちゃんと出しデータに基づいて判断するのが重要。
倉持:学校で感染者出た場合も検査がなされてなかったり等問題あり。差別等の問題があるからかもしれないけど、どこで出たのかも公表されない。変異株で子供の感染者増えてると言われてる今、データをちゃんと出しデータに基づいて判断するのが重要。
倉持:変異株解析進んでない理由は人とお金。PCR検査のコストは1検体2000円。数が増えればコストも下がる。
小池晃:検査の問題中心に質問する。きのう高齢者施設など社会的検査の拡大、モニタリング検査の桁をあげる、変異株検査の割合を菅総理に提案した。
高齢者施設などは1回限りではなく定期的な頻回検査の施設を作るべきと思うが参考人の意見をうかがいたい
尾身茂:一般人に検査広げるのと違って高齢者施設での定期検査は感染対策上意味がある。
倉持:至急やらなければならないことの一つ。自分のクリニックではプール法でやってる。1人一回200円。安くできる仕組みあるし人員面資金面で体制構築するのは非常に意味がある
小池晃:検査能力にある程度余裕がある今こそ検査を広げていくのが重要と考える。隠れた感染源をつかむには1日1万人のモニタリング検査では感染は抑えられない。政府として1日10万はやるという方針を政府として示すべきでは?
尾身茂:国が高い目標をもって決意を示すことが重要
倉持:参考までに第3波ピークじの検査で10万いかないくらい。今出てるモニタリング検査1万という数字が疫学的に意味のある数字なのかデータを明示すべき。
小池晃:変異株問題。厚労省は3/4にスクリーニングで陽性なら感染研確定待たずに変異株とする方針を出した。実際には変異株確定まで数時間でできるわけだから、現在の5%ー10%ではなく全例変異株検査すべきと考えるが参考人の意見は?技術的障害があるのか?
尾身茂:技術的には可能
倉持:医学的には感染例を全部追っていくのが望ましいがお金と人がいない。たとえばロシュ製のキットなどあれば1日6000件できる。
小池晃:濃厚接触者に限らないより広い接触者追跡が必要と考えるが参考人の意見は?
尾身茂:モニタリング検査はその考えでやってる。積極的疫学調査は後ろ向きの感染源を突き止める調査。今は首都圏保健所では積極的疫学調査ほとんどやってない。
倉持:やるべきことはまだまだある。1年経った今まだCOCOAがなぜダメなんだろうとか。トレースの仕組みはしっかり作るべき