白鵬、コロナ感染後に膝が悪化 専属トレーナーが説明

大相撲春場所2日目、懸賞を受け取り引き揚げる白鵬(15日、両国国技館)=共同

右膝負傷で5場所連続休場となった大相撲の横綱白鵬の専属トレーナーを務める大庭大業氏が16日、報道陣の電話取材に応じ「(1月の新型)コロナ感染後から急に(右膝に)水がたまりだし、(それ以降)慢性的にたまった。炎症が治まらないのは初めての経験」と状況を説明した。

大庭氏によると、白鵬は1月25日に土俵で四股を踏み始めた。同31日に初めて右膝の違和感を訴え、痛みが引かなかったため2月1日に水を抜いた。その後も大きくは改善せず、春場所2日目の15日までに計9回も水を抜いたといい「万全ではないものの(出場に)何とか間に合わせたが、再び悪化してしまった」と明かした。

白鵬は昨年8月に続き、今月中に2度目の右膝手術を受ける予定。大庭氏は「前回の分は万全だった。私の分かる範囲では、またちょっと違う箇所を痛めている」と新たな負傷部位を指摘した。〔共同〕

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