北海道内で3月16日、新たに新型コロナウイルスの患者6人が死亡し、68人の感染が確認されました。

 北海道内での死者発表は8日連続で、計715人になりました。北海道発表分(80代女性、90代男性、非公表3人)、札幌市1人(70代男性)です。

 感染者は68人(再陽性1人)。北海道発表分35人(再陽性1人)、札幌28人、函館市5人です。2日連続で50人を上回りました。

 旭川市と小樽市では感染者は確認されていませんが、札幌市では食品関連会社主催の集会で新たに8人が感染するクラスターが判明し、そのうち1人は「変異ウイルスの疑い」があるということです。

 北海道以外の出身者の感染例も9例確認されています。

【3月16日北海道発表分の感染者情報】(再陽性1人含む)

▼空知地方:1人

▼石狩地方:5人

▼上川地方:3人

▼十勝地方:6人

▼釧路地方:11人

●札幌市:1人

■宮城県:1人

■東京都:1人

■神奈川県:1人

■愛知県:2人

■京都府:1人

■大阪府:3人

 政府は3月7日までとしていた緊急事態宣言を東京と近隣の3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)で3月21日まで2週間延長しています。

 北海道は2020年10月28日から4か月以上に渡った「集中対策期間」を3月7日で終了し、8日以降は緊急事態宣言対象地域への往来自粛を求めるとともに、道民一人ひとりの感染対策の徹底を呼びかけ、再び感染が拡大し、医療提供体制に支障が生じる恐れがある場合には、「まん延防止等重点措置」の国への要請を検討するとしています。

 北海道内の感染者は、計19961人となりました。