感染力が強いとされる、変異した新型コロナウイルスの広がりを調査するため、政府は、陽性者の検体に対する遺伝子解析を、現在の4倍に拡大する方向で検討していることがわかった。
国内での変異ウイルスの確認は、現在、陽性者全体のおよそ10%の検体を遺伝子解析して変異ウイルスかどうかを判定している。
これについて、政府は、解析する検体の数を40%まで拡大することを目指し、国内での変異ウイルスの広がり状況を確認する方針。
また政府は、各地の街頭などで行われているモニタリング検査も、1日あたり1万人に拡大し、市中感染の把握に努めることにしている。