企業の歓迎会で20～30代の7人が感染しクラスター　沖縄県は「大人数の会食は控えて」

　沖縄県は１５日、県内で新たに１０～９０代の１６人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うるま市の事業所の歓迎会で７人、家族内で７人のクラスター（感染者集団）を確認。県の糸数公保健衛生統括監は「歓送迎会など大人数の会食を控えてほしい」と呼び掛けた。

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県の新型コロナ判断指標と現状

　うるま市の事業所の歓迎会では２０～３０代の男性７人の感染が判明。関連会社の従業員も含め９人が参加していた。県内のクラスターは計１３３件となった。１３１例目の沖縄市の高齢者施設は新たに５人の感染が判明、計１６人となった。

　１４日までの直近１週間の人口１０万人当たりの新規感染者数は１２・００人で全国３位。全国平均は６・２９人。

　新規感染１６人中、感染経路が判明しているのは１２人。内訳は飲食・家族・施設が各３人、職場２人など。１４日は２３人

　１４日の発表では、１０歳未満から８０代までの２３人が感染。１０歳未満３人、１０代１人、２０代９人と若い世代が半数以上を占めた。

　在沖米軍関係は１４日に嘉手納基地で１人が感染。１５日はなし。累計９６４人。