忽那賢志
感染症専門医- official site
- researchmap 忽那賢志 (Kutsuna Satoshi)
感染症専門医。2004年に山口大学医学部を卒業し、2012年より国立国際医療研究センター 国際感染症センターに勤務。感染症全般を専門とするが、特に新興再興感染症、輸入感染症の診療に従事し、水際対策の最前線で診療にあたっている。『専門医が教える 新型コロナ・感染症の本当の話』3月3日発売ッ! ※記事は個人としての発信であり、組織の意見を代表するものではありません。本ブログに関する問い合わせ先:skutsuna@hosp.ncgm.go.jp
記事一覧
-
- 妊娠と新型コロナQ&A 重症化のリスクは?出産への影響は?母乳はあげてもいい?
- 妊娠中は特定の感染症にかかると重症化しやすくなったり、かかるとお腹の赤ちゃんに影響が出ることがあります。新型コロナと妊娠に関して、よく寄せられる質問とその回答を記載しました。
- 2020/11/7(土) 12:33
-
- 新型コロナ治療薬の現在 結局レムデシビルは効くのか?トランプ氏に使われたモノクローナル抗体の効果は?
- 新型コロナが世界中に広がりもうすぐ1年になろうとしています。当初、有効な治療薬が全く分からなかったところから、現在はある程度有効な治療薬が使用できるようになり、致死率の低下に貢献しています。
- 2020/11/3(火) 12:23
-
- 全国で新型コロナ患者が再増加の気配 欧州のような大流行を避けるためには
- ヨーロッパ諸国では第2波を迎えており、第1波を大きく超える感染者数を記録しています。一方、日本も徐々に新規感染者が増加に転じており、これから冬を迎えるに当たって今一度感染対策を見直す時期に来ています。
- 2020/11/1(日) 16:17
-
- 11月は「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」 抗菌薬と耐性菌について考えよう
- 毎年11月は「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」です。今年は感染症領域ではコロナの話題が中心ですが、耐性菌の問題も私達にとって非常に大きな問題です。
- 2020/11/1(日) 9:52
-
- 風邪に罹ると新型コロナに罹りにくくなる?
- 過去1年以内に風邪と診断された人は、新型コロナウイルス感染症に感染しにくいかもしれない、という臨床研究が発表されました。風邪と新型コロナとの間にどのような関係があるのでしょうか?
- 2020/10/31(土) 13:20
-
- コロナ禍で減っている感染症と変わらない感染症 その要因を感染症専門医が考察
- 新型コロナの流行に伴い、コロナ以外の疾患も影響を受けています。日本国内の、コロナ以外の感染症へのコロナの影響について紹介します。
- 2020/10/25(日) 17:40
-
- マスクが新型コロナの「重症化」を防ぐという仮説と、その後の議論や新たなエビデンス
- マスク着用によって新型コロナの感染拡大を防ぐ効果が徐々に示されてきていますが、感染予防だけでなく「重症化を防ぐ」効果もあるのではないかという仮説が注目されています。その後の議論について追記しました。
- 2020/10/25(日) 10:22
-
- 日本からの新型コロナ後遺症の報告 約2割が発症約1〜4ヶ月後に脱毛の症状も
- 新型コロナ遷延する症状、いわゆる後遺症を訴える患者さんが一定の割合でいらっしゃいます。徐々にその実態が明らかになってきていましたが、日本からもこの後遺症に関する報告が出ました。
- 2020/10/24(土) 9:38
-
- 入国規制緩和による新型コロナの拡大を防ぐためにはどうすればよいのか
- 10月から入国制限が緩和され中長期の在留資格を持つ外国人に新規入国を認めることになりました。新型コロナ感染者の流入を防ぎつつ、入国者を拡大していくためにはどのような戦略が望ましいのでしょうか。
- 2020/10/18(日) 12:17
-
- 血液型と新型コロナとの関係 O型の人は感染しにくく重症化しにくい?
- 感染症と血液型との関連はこれまでも議論がなされてきました。新型コロナウイルス感染症と血液型の関係についても複数の研究が報告されています。新型コロナと血液型に関する、現時点でのエビデンスをご紹介します。
- 2020/10/17(土) 11:57
-
- 新型コロナ 典型的な症状、経過、重症化のリスク、受診の目安
- 今も全国で新型コロナの流行が続いています。どのような症状があれば新型コロナを疑い病院を受診すれば良いのでしょうか。典型的な症状、経過、重症化のリスク、後遺症などについて現時点での知見をまとめました。
- 2020/10/11(日) 20:11
-
- 新型コロナ ワクチンの開発状況は?
- 今も世界中で広がっている新型コロナウイルス感染症の終息への決定打となりうる候補の一つとしてワクチンが挙げられます。そもそもワクチンとは何か、そして新型コロナワクチンの開発状況について紹介します。
- 2020/10/11(日) 11:40
-
- マスク着用による新型コロナの感染防止効果について
- トランプ大統領が新型コロナウイルス感染症に罹患したのは「マスクを着けていなかったからではないか」という意見が散見されます。マスク着用によってどれくらいコロナの感染を減らすことができるのでしょうか?
- 2020/10/10(土) 11:47
-
- 冬の方が新型コロナは流行しやすいのか? 気温や湿度と新型コロナとの関係
- 夏が終わり、これから徐々に気温が低くなってきます。新型コロナは冬に増加するのではないかと懸念されていますが、本当でしょうか?気温や湿度と新型コロナの関係について、今あるエビデンスを整理しました。
- 2020/10/4(日) 13:34
-
- 舛添氏の言うように病院内クラスター発生は「気の緩み」によって起こるものなのか 一医療従事者からの反論
- 舛添要一氏が、病院で新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生したことに苦言を呈しました。果たして病院での新型コロナクラスターは彼の言うように医療従事者の「気の緩み」によって起こるものなのでしょうか。
- 2020/10/3(土) 9:28
-
- インフルエンザワクチン接種開始 今年は流行ってないけど打った方がいい?
- 本日からインフルエンザのワクチン接種が開始されます。ワクチンを打った方が良いのは、どのような方でしょうか?また今シーズンはインフルエンザが少ないと言われていますがワクチンは打った方が良いのでしょうか?
- 2020/10/1(木) 20:11
-
- 国内でも臨床研究開始 新型コロナ 回復者血漿療法とは?
- 8月にアメリカで緊急承認された新型コロナの治療法である「回復者血漿療法」。日本国内でも臨床研究が開始されることが報道されました。回復者血漿療法とはどのようなものかご紹介します。
- 2020/9/27(日) 12:49
-
- Go To トラベル 10月1日から東京も対象に 安全に旅行を楽しむ「ずらし旅」とは?
- 10月1日から東京都もGo To トラベルの対象となります。経済の活発化が期待される一方、感染の拡大も懸念されます。3密を避け、安全に旅行をするためにはどのような工夫をすれば良いのでしょうか?
- 2020/9/27(日) 11:02
-
- どうなればコロナは終息するのか 再感染例の続発やブラジルでの抗体陽性率低下は何を意味するのか?
- 先月から続々と新型コロナの再感染例が報告されており、ブラジルのマナウスでは理論上の集団免疫に近い数値に達した後、抗体陽性率が減少したという報告も出ています。コロナはどうなれば終息するのでしょうか?
- 2020/9/26(土) 13:22
-
- 結局、新型コロナに罹ったらロキソニンやイブプロフェンは飲まない方が良いのか
- 今年の3月上旬、フランスの保健大臣が「新型コロナに罹ったらイブプロフェンは飲まないように」という趣旨の発言をしました。あれから半年が経ちましたが、結局この問題に結論は出たのでしょうか?
- 2020/9/22(火) 6:00
-
- メガネをかけていると新型コロナに罹りにくくなる、という仮説
- 「メガネをかけていると新型コロナに罹りにくくなるかもしれない」という驚きの臨床研究が医学誌に掲載されました。その根拠と妥当性について解説しました。
- 2020/9/21(月) 6:00
-
- マスクが新型コロナの重症化を防ぐ、という仮説
- マスク着用によって新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ効果が徐々に示されてきていますが、感染予防だけでなく「重症化を防ぐ」効果もあるのではないかという仮説が注目されています。
- 2020/9/20(日) 6:00
-
- 飲食店での食事は新型コロナ感染のリスク Go To Eatキャンペーンを安全に利用するためには
- Go To Travelに続き、Go To Eatキャンペーンが開始されます。飲食店での会食は新型コロナのリスクにもなり得ます。安全にキャンペーンを利用するためにはどうすれば良いのでしょうか。
- 2020/9/19(土) 9:52
-
- 症状、予防、経過と治療… 新型コロナウイルス感染症とは? 現時点で分かっていること(9月13日時点)
- 新型コロナウイルス感染症について様々なことが分かってきました。現時点で分かっていることについてまとめています(記事の内容は2020年9月13日時点での情報です)。
- 2020/9/13(日) 11:24
-
- 新型コロナ 海外でも第2波は第1波より致死率が低いのはなぜか?
- 国立感染症研究所より第2波では第1波よりも致死率が低下していることが報告されました。こうした傾向は海外でも報告されています。第1波と比較して、なぜ第2波は致死率が低くなったのでしょうか?
- 2020/9/12(土) 9:31