大和ハウスグループの大和リース株式会社（本社：大阪市中央区、社長：森田俊作）は、京都市北区にある大宮交通公園に民間活力を導入し、2021年4月1日（木）にリニューアルオープンします。
この度，令和3年3月21日（日曜日）に合同で竣工式を開催のうえ，北消防署は3月29日（月曜日）から運用を開始するとともに，大宮交通公園（サイクルセンター）は，3月21日(日曜日)に部分開園し，4月1日（木曜日）から全面開園しますのでお知らせします。
1 日時
令和3年3月21日（日曜日） 竣工式（午前10時開式），大宮交通公園の部分開園（※）3月29日（月曜日） 北消防署の運用開始
4月 1日 （木曜日） 大宮交通公園の全面開園
（※）桜の開花時期を踏まえ，コミュニティルーム及び駐車場を除く園地について，先行して開園
- 桜と植物
お花見の需要を見越して工事をきちんとした業者の人には頭が下がる。（手抜き工事をしていなければ）
大宮交通公園は交通だけでなく、四季折々の草花が楽しめ、特に樹齢の高い大きな桜を見ることができる。横を通り過ぎるだけでも花見をした気分になれる。
移動する時によく通る場所であり、工事を見守ってきたところもあるのだが。大きな桜の木などがそれほど伐採されたわけではないようで、一安心です。（近年の台風で根本から折れたり、枝が電線に引っかかったりする木もあったのですが、それも整理されたようです）
僕が心配していた「豊臣秀吉の史跡である御土居の遺跡が崩されるかどうか」というところもあったのですが、御土居自体は残されるようです。同時に、旧来は御土居の部分は文化財保護のため立入禁止でしたが、リニューアルオープン後は御土居に木製の登山道のような階段が設置され、積極的に子どもたちの遊び場になるようにするらしいです。
僕は人間よりも植物のほうが好きなので、公園の特徴的な樹木がそこそこの程度は保全されていることが嬉しかったです。また、以前の大宮交通公園は予算がないのか、雑草が生い茂り、ちょっと散歩で立ち寄った際にはいわゆる「引っ付き虫」の植物の種がたくさん衣服について閉口しました。
それが、再整備でスイセンなどの花や桜や欅などの木を残しつつ、庭園としてきれいに雑草など下草の処理をしてくれているというのは良かったと思います。
また、もちろん、商業的な意味もあるとは言え、花見のシーズンに合わせてオープン日を間に合わせてくれたのは評価できる。
そこそこ広い公園でオープンエアなので、新型コロナウィルス感染症で危険とされる密は回避されるかと思う。
- ゴーカートの廃止について
ゴーカートは大宮交通公園の目玉のひとつであるが、やはり老朽化が目立ってきて、子供の遊具としては少し危険ではないか？などと私は考えていた。
リニューアル後の公園内は「まちエリア」「里山エリア」「森エリア」の3つのエリアに分かれています。
「まちエリア」にはコミュニティールームや市内の道路を再現した交通道路、自転車広場を整備し、ユニークな形状の「おもしろ自転車」を導入します。またエリア内でワークショップやマルシェなどのイベントも開催します。「里山エリア」には自転車販売店やくつろぎスペースを設け、「森エリア」には回遊路などを整備します。
京都市はこのほど、休園中の大宮交通公園（北区）の再整備計画をまとめた。市民から存続を求める声が上がっていたゴーカートは廃止し、代わりに一風変わった自転車を体験できる「おもしろ自転車」コーナーを設ける。４月に着工し、２０２１年４月の再開園を目指す。
計画では、市内唯一の交通公園としての機能を維持し、交通ルールを学べる自転車用の道路や交差点を整備するほか、管理棟を建て替え、交通安全教室に使えるコミュニティールームも設ける。
おもしろ自転車コーナーは、幼児向けのランバイクや、複数人で乗車できるユニークな形の自転車などの乗車体験を想定している。乗車料金は有無も含めて検討中という。
軽食を提供する飲食店２店、自転車修理などを請け負う店の計３店舗も新設する。
ゴーカートの代わりに検討対象に挙がっていた電動ゴーカートの導入は見送る。市みどり政策推進室の担当者は「何とか導入できないかと考えたが、安全性を考慮してやむなく見送った。イベントなど期間限定での導入は継続して考えている」と話す
共産党など、市民団体のいくつかがゴーカートの存続を求めて、再開発自体に反対していたりしていた。
だが、まあ、やっぱり子どもがゴーカートに乗るのはそこそこ危ない。電動ゴーカートもまだ普及段階にはないとのことだろう。
そこでゴーカートが単純になくなるというわけではなく、「自転車」を中心に交通ルールを教えていくという路線にしたことは一定の評価ができる。
僕は共産党が反対ばかりするので悪い、とまでは思っていないが、そういうゴーカート廃止に反対する意見も含めて自転車による交通ルールの体験、という妥協案の結論を出したことは評価できる。電動ゴーカートについても、最初は期間限定でも、技術の進捗によっては常設になる可能性もあり、期待したい。
単純に自転車の交通ルール教育というだけでなくユニークな自転車を用意して親子連れなども楽しめるようにするらしい。
今までは飲食はジュースの自動販売機だけであったが、軽食を提供する店が出店するということで、もっと長時間楽しめるアミューズメント施設を目指すようだ。
また、新設される消防署は、以前は公園外の駐車場だった場所に建てられた。そのため、公園内の植物などの伐採や遊歩道の道筋の変更は最低限にされていると思われる。
なかなか立派な建物が半年くらいで完成し、工事関係者の頑張りが感じられる。地域防災の要として機能してもらいたい。
私は門川大作市長が京都アニメーションの事件当日にそれを揶揄したことを許していないし、一年前の京都市長選挙は共産党が後援する福山和人弁護士の選挙の応援活動をしていた。
しかし、なんでもかんでも市の施策に反対するというわけでもない。
今回はなるべく樹木を保全してくれたことと、老朽化したゴーカートに変わる遊具を持ってきてくれたこと、を主に評価したいと思う。
雑草の引っ付き虫がついて困るのは、自然公園のサガなのかもしれないが、なるべく雑草の手入れなども行っていって欲しい。
民間主導の運営になることで、多少金の流れにきな臭いものを感じないでもないが、ちゃんと雑草の手入れや樹木の世話や子どもたちの安全の見守りなどの仕事をする堅実な運営をして、市民に新しい交通公園の像を定着させて受け入れられ、信頼を勝ち取っていって欲しい。
- 鉄道
なお、懸案であった交通公園で展示されていた市電とSLも譲渡先が見つかったようだ。
www.city.kyoto.lg.jp
e-saikaku.co.jp
市電は霊園に引き取られ、オブジェというか追悼施設のようなものになるとか。
kyototram.livedoor.blog
kayatetsu.web.fc2.com
SL（C160）の方は少し厳しく、引取先の加悦鐵道保存会の加悦ＳＬ広場が昨年3月に閉鎖されてしまい、その後はちょっと調べにくい感じだ。重要文化財らしいので、なるべくなら残してほしいものだが、経費などが難しいのだろうか。
www.kyt-net.jp
C160の展示場所はSL広場ではなく、「加悦鐡道資料館」だそうだが。そこで安置されているとよい。
- おじさんのブログ
先週、エヴァンゲリオンの映画の記事がバズった。
nuryouguda.hatenablog.com
シン・エヴァンゲリオン劇場版の感想を書いた記事がたいそう受けて、多くのアクセスをもらった。（暴言コメントも書かれた）
なので、この土日でシン・エヴァンゲリオンを鑑賞した人も多いわけで、はてなブックマークが多くて受けたエヴァンゲリオンの感想の記事をトップページに残すように、新しい記事を書かないでいるか、もしくはシンエヴァンゲリオンについての記事を書くべきだったのかもしれない。
しかし、シン・エヴァンゲリオンを見たことで思春期を終わらせておじさんになった僕は、エヴァの謎解きなどには興味を失い、地域のことや、季節の草花について語る、おじさんっぽい普通の記事を書くのだ。
（まあ、今日はちょっと忙しかったし疲れたので、軽く書ける題材としては住んでいる市の公園の話がちょうどよかった）
もちろん、オタクをやめるつもりはないので、多少体力ができたら、富野由悠季の世界展の感想で語り残した部分を書き記して、青森会場を応援したいとも思う。
- ほしい物リスト。
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nuryouguda.hatenablog.com
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この記事では行政による地域再整備を評価したが、政治家や官僚からの接待は受けておりません。
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