呉座さんがいろいろ批判される事態になっていますが、かねてから呉座さんが鍵アカとはいえ、白饅頭の如きエセ「学者」などとつるむのは、立派な業績ある研究者なのに、鼎の軽重を問われると直言申し上げたこともあっただけに、残念でなりません。
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返信先: さん
やはり冷笑系なんかとつるむのは、良くないです。研究に冷静さは大事とはいえ、それは冷笑とは違います。"Cool head, but warm heart" なんです。まして冷笑していては教育は絶対できないと思います。もちろん呉座さんには本分の研究がありますから、悪縁を排して正道を歩んで欲しいと願います。
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ただ、先日私はアラフォー研究者がマルクスをむやみと敵視することへの違和感を書きましたが、同じように、いまどきフェミニズムをむやみと敵視する研究者というのもはなはだ違和感があります。
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フェミニズムが、既存の歴史が女性を排除しがちであったと指摘すること自体はもっともですし、それに応えることは研究の幅を広げることになっても、べつだん既存の研究蓄積を否定するわけでもないと思うのですが。研究テーマによっては、あまり関係しないこともあるでしょうし。
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私個人の話は、何度もしましたが、電鉄業研究をすると、電車の通勤・電化生活・郊外住宅地・デパートの消費生活・宝塚的「健全」な娯楽と、すべてが近代家族を焦点につながってきます。そして近代家族論こそ、フェミニズム研究の大きな成果の代表的なものです。
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というわけで、「電鉄業の研究に近代家族論は重要な論理と思います」といったら、故・青木栄一先生が、「近代家族論って何」と仰ったので、男性に研究者が偏っている諸分野でも最悪に近い鉄道史では、フェミニズムを活用すれば差異化できるぞ、と内心にやりとしたのでした。
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まあその、マルクスについてもフェミニズムについても、現状ではむやみと排除するよりも、うまい使い道を考える方が有意義で面白いと思うし、関心がないならほっといても害はないと思います。そこでむやみと攻撃の火の手を挙げる人は、何か抱えているものがあるのでしょうか。
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