Google Cloud は、ビジネス課題を解決できる最新のヒントをご提供する、デジタル カンファレンス を 2 週にわたって開催します。 本カンファレンスは、全ての業界で活躍する開発者、ビジネスの意思決定者やリーダーなど幅広い立場の方々を対象にしており、Google Cloud の最新のソリューションやサービスの情報をお届けします。 1 週目となる 5 月 25 〜 27 日は、基調講演やブレイクアウト セッションに集中して、様々なビジネスヒントを知ることができます。2 週目となる 6 月 1 〜 3 日には、前週に学んだことを活かして、実践的なハンズオンに取り組みましょう。このインプットとアウトプットを通して、より深く Google Cloud を体験できる、またとない機会です ...


Google Cloud は、ビジネス課題を解決できる最新のヒントをご提供する、デジタル カンファレンス Google Cloud Day: Digital を 2 週にわたって開催します。

本カンファレンスは、全ての業界で活躍する開発者、ビジネスの意思決定者やリーダーなど幅広い立場の方々を対象にしており、Google Cloud の最新のソリューションやサービスの情報をお届けします。

1 週目となる 5 月 25 〜 27 日は、基調講演やブレイクアウト セッションに集中して、様々なビジネスヒントを知ることができます。2 週目となる 6 月 1 〜 3 日には、前週に学んだことを活かして、実践的なハンズオンに取り組みましょう。このインプットとアウトプットを通して、より深く Google Cloud を体験できる、またとない機会です。

多岐にわたるソリューションを様々なコンテンツを通してご体験いただき、 皆様のビジネスをより良くしていくための、実践的ヒントが見つかる場となれば幸いです。

登録はこちらからお申し込みください。



開催概要

日程:

2021 年 5 月 25 日 (火) - 27 日 (木):基調講演、ブレイクアウトセッション

2021 年 6 月 01 日 (火) - 03 日 (木):ハンズオンセッション


対象:開発者、ビジネスの意思決定者やリーダー


ハッシュタグ:#GoogleCloudDay


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お問い合わせ先:Google Cloud Day: Digital 事務局
google-cloudday-tokyo-office@google.com
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この記事は David Wihl による Google Ads Developer Blog の記事 "Changes to phrase match and broad match modifier" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

 2021 年 2 月 4 日に、フレーズ一致と絞り込み部分一致の変更予定についてお知らせしました。キーワード ポートフォリオを簡素化し、広告主が関連性の高いユーザー検索に到達できるように、絞り込み部分一致(BMM)の動作にフレーズ一致を組み込み、BMM のサポートを段階的に廃止します。この変更は徐々にロールアウトされ、キーワードのマッチタイプのバックエンド処理が変更されます(AdWords APIGoogle Ads APIGoogle 広告スクリプト)。これによってキーワードがシンプルになり、関連顧客層に到達しやすくなります。

アップデート後のフレーズ一致は、両方のマッチタイプの優れた部分、すなわちフレーズ一致の制御と絞り込み部分一致の到達範囲の広さを組み合わせたものになります。フレーズと BMM のキーワードはどちらも動作し続け、2021 年 2 月 18 日より、最初の言語群(英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ポルトガル語、ロシア語)のキーワードでフレーズまたは BMM 表記を使った場合に、アップデート後のフレーズ一致動作が適用されるようになります。第 2 四半期には他のすべての Google 広告の言語で同じ処理が始まり、2021 年 7 月には完了する見込みです。

2021 年 7 月にアップデート後のフレーズ一致動作がすべての言語に適用されると、広告主は新しい BMM キーワードを作成できなくなります(ただし、古い BMM キーワードは動作し続けます)。

除外キーワードのマッチタイプは、フレーズ一致と BMM の変更による影響を受けません。


この変更によって、AdWords API、Google Ads API、Google 広告スクリプトにはどのような影響を受けますか?

2021 年 7 月以降は、新しい BMM キーワード(matchType が BROAD とトークンが + で始まるキーワード テキスト)を作成できなくなります。このマイルストーンが近づきましたら、改めてお知らせする予定です。


広告主はどのような影響を想定すべきですか?

影響は、それぞれの広告主のフレーズや BMM の利用状況、クエリのカバレッジの包括性の程度によって異なります。
  • 主にフレーズ一致を使っている広告主は、クリックやコンバージョンが徐々に増えることが想定されます。
    • これらのキーワードについてのクエリが追加され、それに対するマッチングが有効になるためです。たとえば、フレーズ キーワードが「ザンビアの観光」である場合、それまでは BMM のみで有効だった「ザンビアの観光スポット」が一致するようになります。
  • 主に BMM を使っている広告主は、クリックやコンバージョンがわずかに減ることが想定されます。
    • 減少の大半は、BMM でキーワードの一部にのみ部分一致が適用される場合です。例 : テニス + シューズ
    • また、キーワードの意味にとって語順が重要になる場合は、語順も考慮されるようになります。そのため、これまで BMM に一致していたものが除外される場合もあります。

対応が必要な事項は何ですか?


広告主のトラフィックが変動する可能性があります。これまで、あるマッチタイプでキーワードに一致していたユーザークエリが、フレーズまたは古い BMM のキーワードに一致する可能性があります。そのため、さまざまなキーワードでボリュームが変動します。広告主にとっては、アカウントを管理し、追加のボリュームに対応する必要がある場合は予算を調整することが重要になります。その他のベスト プラクティスは、お知らせに記載されています。

ご質問やさらにサポートが必要なことがありましたら、フォーラムからご連絡ください。


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この記事は Adam Ohren による Google Ads Developer Blog の記事 "Sunsetting Portofolio Enhanced CPC Bid Strategies" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

 2021 年 3 月 22 日より、ポートフォリオ(共有)拡張クリック単価(ECPC)入札戦略の提供を終了します。AdWords API と Google Ads API のすべてのバージョンで、以下の動作がブロックされます。
  • 新しいポートフォリオ ECPC 戦略の作成
  • ポートフォリオ ECPC 戦略のキャンペーンへのアタッチ
なお、標準(ポートフォリオでない)ECPC 戦略は影響を受けません。

影響を受けるポートフォリオ拡張クリック単価戦略
Google Ads API Bidding_strategy.type = BiddingStrategyType.ENHANCED_CPC
AdWords API SharedBiddingStrategy.type = MANUAL_CPC,

SharedBiddingStrategy.biddingScheme.enhancedCpcEnabled = TRUE


変更点の説明
新しいポートフォリオ ECPC 戦略の作成、ポートフォリオ ECPC 戦略のキャンペーンへのアタッチに関するすべての操作で、次のいずれかのエラーが発生します。

作成時のエラー アタッチ時のエラー
Google Ads API BIDDING_STRATEGY_NOT_SUPPORTED CANNOT_ATTACH_BIDDING_STRATEGY_TO_CAMPAIGN
AdWords API BIDDING_STRATEGY_NOT_SUPPORTED CANNOT_ATTACH_BIDDING_STRATEGY_TO_CAMPAIGN


移行の説明
標準 ECPC を優先するため、将来的にポートフォリオ ECPC 戦略は完全に削除する予定です。この変更に備えて、あらかじめすべてのポートフォリオ ECPC 戦略を標準 ECPC 戦略に移行しておくことができます。以下の手順をご覧ください。

残されたポートフォリオ ECPC キャンペーンと戦略は、後ほどすべて自動的に移行されます。移行の前には、このブログで最新情報を投稿します。

Google Ads API を使って自分で移行する場合
CampaignService.MutateCampaigns() を使い、manual_cpc.enhanced_cpc_enabled フィールドを true に設定してキャンペーンを更新します。リクエストには、忘れずに update_mask を設定してマッチングをしてください。
operations: [
  {
    update: {
      resource_mame: customers/CUSTOMER_ID/campaigns/CAMPAIGN_ID,
      manual_cpc: {
        enhanced_cpc_enabled: true
      }
    },
    update_mask: manual_cpc.enhanced_cpc_enabled
  }
]
AdWords API を使って自分で移行する場合
CampaignService.mutate() を使い、biddingStrategyTypeMANUAL_CPCbiddingScheme.enhancedCpc フィールドを true に設定してキャンペーンを更新します。
<operations>
  <operator>SET</operator>
  <operand>
    <id>CAMPAIGN_ID</id>
    <biddingStrategyConfiguration>
      <biddingStrategyType>MANUAL_CPC</biddingStrategyType>
      <biddingScheme>
        <enhancedCpcEnabled>true</enhancedCpcEnabled>
      </biddingScheme>
    </biddingStrategyConfiguration>
  </operand>
</operations>
ご質問やさらにサポートが必要なことがありましたら、フォーラムまたは googleadsapi-support@google.com にご連絡ください。

Reviewed by Thanet Knack Praneenararat - Ads Developer Relations Team

この記事は Android チーム、ソフトウェア エンジニア、Arvind Kumar Sugumar による Google Online Security Blog の記事 "New Password Checkup Feature Coming to Android" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

デジタル サービスが生活に身近になるにつれて、オンライン情報の安全を保つことの重要性も今までになく増しています。通常、パスワードはハッカーに対する防衛の第一線ですが、パスワードの漏洩につながりかねない情報流出の多さを考えれば、ユーザーは認証情報の保護に注意しなければならないことは明らかです。

これを簡単に行えるようにするため、2019 年に Password Checkup 機能を Chrome に導入し、Chrome に保存しているパスワードが漏洩した場合、通知が届くようになりました。今回、Google 自動入力を通してこの機能を Android アプリにも提供します。アプリで認証情報を自動入力したり保存したりすると、Chrome は侵害されたことがわかっている認証情報のリストと突き合わせて、そのパスワードが侵害されていた場合は、警告を表示します。そのプロンプトから Password Manager ページを開くこともできるので、そこで保存されているパスワードをすべてまとめて見直すこともできます。Android アプリでの Password Checkup は、Android 9 以降で Google 自動入力を使っているユーザーが利用できます。

Android デバイスで Autofill with Google を有効にする方法は次のとおりです

  1. スマートフォンの [ 設定 ] アプリを開く
  2. [ システム ] > [ 言語と入力 ] > [ 詳細設定 ] をタップする
  3. [ 自動入力サービス ] をタップする
  4. [ Google 自動入力サービス ] をタップして設定を有効化する

項目が見つからない場合は、こちらのページをご覧ください。デバイス メーカーから詳しい情報を得る方法が記載されています。

動作の仕組み

Google はユーザーのプライバシーを最優先に考えていますが、パスワードなどの機密データを扱う機能では特にそれを重視しています。Google 自動入力は Android の自動入力フレームワークがベースになっています。このフレームワークは、厳格かつ不変なプライバシーとセキュリティを遵守し、次の 2 つの場合にのみユーザーの認証情報にアクセスすることを保証します。1)ユーザーが Google アカウントに認証情報をすでに保存している場合。2)Android OS がユーザーに新しい認証情報を保存することを提案し、ユーザーがアカウントに認証情報を保存した場合。

ユーザーが認証情報を操作したとき(フォームに認証情報を入力する、または初めて保存するとき)、Chrome で使われているものと同じプライバシー保護 API を使い、Google が追跡している既知の侵害されたパスワードのリストにその認証情報が含まれていないかを確認します。

この実装では、以下の点が保証されています。

  • デバイスの外部に送信されるのは、暗号化された認証情報のハッシュのみ(データベースのパーティション化のため、ハッシュ化したユーザー名の最初の 3.25 バイトは暗号化せずに送信される)。
  • サーバーは、同じプレフィックスを持つ、侵害されたことがわかっている認証情報のリストを暗号化したハッシュとして返す。
  • 認証情報が実際に侵害されたものであるかどうかを判断する処理がユーザーのデバイス上で実行される。
  • サーバー(Google)は、暗号化されていないユーザーのパスワードのハッシュにはアクセスしない。クライアント(ユーザー)は、侵害された可能性がある認証情報の暗号化されていないハッシュのリストにはアクセスしない。

この API の内部処理の詳細については、Chrome チームによるこちらのブログをご覧ください。

その他のセキュリティ機能

Google 自動入力は、Password Checkup の他にも、データの保護に役立つ機能を提供します。

  • パスワード生成 : あまりに多くの認証情報を管理しなければならない場合、ユーザーは同じパスワードを複数のアカウントに流用しがちです。パスワード生成機能を使えば、Chrome が一意で安全なパスワードを生成し、Google アカウントへの保存まで行ってくれます。そのため、パスワードを覚える必要すらなくなります。Android アプリでは、パスワード フィールドを長押ししてポップアップ メニューから [ 自動入力 ] を選ぶことで、パスワード生成をリクエストできます。
  • 生体認証 : 認証情報や支払い情報を自動入力する際に生体認証を要求すると、デバイスの保護をさらに強化できます。生体認証は Google 自動入力設定から有効化できます。

いつものように、プロダクト全般のセキュリティ向上に関する最新情報をお届けする Google Security ブログにご注目ください。


Reviewed by Eiji Kitamura - Developer Relations Team

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この記事は  Pierrick Voulet による Google Ads Developer Blog の記事 "The Invoice Service of Google Ads API is out of beta" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

 Google Ads API の v6 より、すべての API ユーザーで InvoiceService が利用可能になります。これより前の API バージョンでは、引き続き、許可されたアカウントのみを対象にこのサービスをサポートします。

このサービスを利用すると、Google 広告アカウントの月ごとの請求書を取得できます。返される各 Invoice には、データ(調整、管理コスト、税金、アカウント予算など)が含まれており、PDF ファイルとしてダウンロードできます。Google 広告管理者アカウントは、このデータを利用して顧客の請求書を自動処理できます。使ってみたい方は、専用のガイドをご覧ください。

ご質問やさらにサポートが必要なことがありましたら、フォーラムまたは googleadsapi-support@google.com にご連絡ください。

Reviewed by Thanet Knack Praneenararat - Ads Developer Relations Team

この記事はテクニカル プログラム マネージャー、Lutz Vahl による Chromium Blog の記事 "Heads Up: Restriction on SharedArrayBuffers are coming in M91" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

Chrome 91(2021 年 5 月)より、すべてのプラットフォームで、SharedArrayBufferperformance.measureUserAgentSpecificMemory() などの API にアクセスする際にクロスオリジン分離が必須になります。Android では Chrome 88 からこの制限が適用されていますが、この対応により、デスクトップにも同じ制限が適用されます。

今後もこれらの API を使用する場合は、ページで以下のヘッダーを送信し、確実にページがクロスオリジン分離されるようにしてください。

Cross-Origin-Embedder-Policy: require-corp
Cross-Origin-Opener-Policy: same-origin

なお、これをすると、Cross-Origin-Resource-Policy ヘッダーか CORS ヘッダー(Access-Control-Allow-* など)で明示的にリソースを許可しない限り、そのページでクロスオリジンのコンテンツを読み込めなくなりますので、ご注意ください。

対応手順の詳細やその他の考慮事項については、web.dev のクロスオリジン分離有効化ガイドをご覧ください。


Reviewed by Eiji Kitamura - Developer Relations Team

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この記事は Josh Radcliff による Google Ads Developer Blog の記事 "Announcing v6.1 of the Google Ads API" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

今日は、Google Ads API の v6.1 リリースをお知らせします。v6.1 の一部の機能を使うには、クライアント ライブラリとクライアントのコードをアップグレードする必要があります。更新版のクライアント ライブラリとコードサンプルは、来週公開されます。このバージョンには、互換性のない変更はありません。

主な機能は以下のとおりです。 さらに詳しく知りたい方へ
以下のリソースが役立ちます。 ご質問やさらにサポートが必要なことがありましたら、フォーラムからご連絡ください。

Reviewed by Thanet Knack Praneenararat - Ads Developer Relations Team