楽天モバイルは現在エリア展開の真っ最中。私の住む地域ではほぼエリア化が済んでいるものの、まだまだ穴が多く、エリア内でありながらau回線に切り替わることも頻繁に起こっています。
楽天モバイル自社回線を利用できれば容量無制限で通信が可能です。Rakuten Miniの接続する周波数帯をBand3固定して、楽天モバイル自社回線でしか通信できないようにする設定方法を紹介します。
Rakuten MiniをBand3に固定するアプリ
バンド固定にはQuickShortcutMakerを利用しました。「Engineer Mode(Band Mode)」からBand3のみを利用できるようにし、再起動して操作は完了。
Band3固定だとエリア内でも室内では厳しい
Band3に固定して室内でスピードテストを実施。下りは1.4Mbps程度。上りはほぼ計測できないレベルで、Fast.comではエラーとなりました。室内まで電波が浸透せず、ほとんど圏外に近い状態です。
窓際に移動すると速度が改善
先ほど測定した場所から数歩移動して窓際で再度スピードテストを実施。下り4Mbps前後、上りも1Mbps以上出ています。けして速いとは言えませんが使えないことはない速度になりました。外に出ればもっと速くなるかもしれません。エリア内であっても屋内に入ると途端に厳しい状況です。
テザリング利用時は窓際設置が効果的
使い方や設置場所を工夫することでRakuten Mini(楽天モバイル回線)をテザリングで無制限ルーターとして活用するのは不可能ではなさそうです。ただしRakuten Miniはバッテリー容量が小さいので、長時間のテザリングを行うならモバイルバッテリーと組み合わせると良いと思います。
1年間無料キャンペーンは4月7日まで
1年間無料で使える無制限ルーター契約のチャンスは4月7日まで!契約から解約まで0円で完結し、加入者は楽天ポイント還元率もアップします。
Band3固定と楽天モバイルに対応したホームルーターという選択肢も
アイ・オー・データのSIMフリールーターは楽天モバイル対応とBand3固定を謳っています。自宅など特定の場所で据え置きでの使用を想定するならRakuten Miniなどスマホのテザリングよりも安定した速度が期待できます。コンセントから電源を取るので電池切れの心配もありません。