福岡市でクラスター 法事参加の親族がコロナ感染

 福岡県では12日、新たに43人の新型コロナウイルス感染と、感染していた男性2人の死亡が確認された。

 県は23人の感染を発表。クラスター(感染者集団)が発生しているみやこ町の介護老人保健施設「菖蒲」で入所者や職員計12人、福津市の宗像水光会総合病院で患者1人、添田町の英彦山病院で患者1人などの陽性がそれぞれ判明した。

 福岡市では6人が感染。このうち4人は早良区であった法事に参加した親族。県外の1人を含む別の親族4人の感染も分かっており、市はクラスターと判断した。新たなクラスターの発生は2月21日以来。北九州市は11人、久留米市は3人の感染を発表した。

 佐賀県で6人、熊本県で2人の感染が判明。長崎、大分、宮崎、鹿児島の各県では感染者は確認されなかった。

関連記事

PR

社会 アクセスランキング

PR

【西日本新聞me】を公開しました。 詳しくはこちら