新型コロナウイルスのワクチンを先行接種したおよそ1万7,000人のうち、16%にあたる人が、接種翌日に全身に倦怠感を感じていたことがわかった。

先行接種したおよそ1万7,000人が提出した健康観察日誌の中間報告によると、全体のおよそ9割が、接種翌日に注射を打った場所に痛みを感じたことがわかった。

接種3日後には、回復している。

また16%の人が、接種翌日、全身に倦怠感を感じたという。

2009年に実施されたインフルエンザワクチンの調査結果と比較すると、ファイザー製のワクチンでは、接種部位の痛みが高く、全身症状がやや多く見られたという。

筋肉注射などによる影響とみられ、国の専門部会は、「重大な懸念は認められない」としている。