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@e99h2121

エンジニアはどこまで勉強すればよいのか - スキルマップと生存戦略を考えた

最近自分の周りで「スキルマップ」というものを作ったり
新卒の子にどこまで勉強すれば良いですかね?と聞かれた件
ロシアの天才ハッカーによる【新人エンジニアサバイバルガイド】
というような記事を見つけたりしたので、考えたことを視覚化してまとめてみた。

スキルマップとは

人のスペックを表現する箱がこのようにあったとして

図1. 箱

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便宜上Frontend, Backendとかいう方向性があるとします。

図2. 分野、方向性

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図3. 1年目-

例えば「バックエンドを1年位経験しました」。
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図4. もっとやってる1年目-

例えば「『フルスタック』で1年位経験しました」。
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図5. のらりくらりと5、6年-

例えば「バックエンドだけ5, 6年やっていました」。
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などと表現されるとする。

実際は

濃淡があると思う。

図6. バックエンドの便利屋、3年選手-

こんなだったり
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図7. 学生の時から個人開発含めて、3年選手-

20代前半でこのくらいできたら話題が広がってデキル方な気がする。
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図8. 一通り指導できる n年

ここまでできたら理想だがそれはなかなかない、とか。
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ではここで問題です

図9. A: あらゆる分野を広く薄く

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図10. B: 特定の分野を狭く濃く

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どちらが良いでしょう?その答えは、ドゥルルルルルル、チーン。
「自分で決めるしか無い」と思います。Aは就職活動時の話題は合わせやすそうですが入社してから勉強が大変そうですね。Bはその分野を求めてくれる場所を探すのが大変そうです。

  1. 自分なりのキャリアパスを描き
  2. 1を達成できるようにキャリアラダーを把握し
  3. そのためにスキルマップ(スキルセット)を磨いていく

作業が必要。本はこれを読むとよいのかもしれない。
エンジニアのためのマネジメントキャリアパス
あるいはエンジニアキャリアラダーを作成する際に参考になるサイト

Qiitaにあったエンジニアのスキルマップ: エンジニアのスキルマップ
Developer Roadmaps: https://roadmap.sh/

個人的な (勝手な) 理想

図11. 結局このくらいが一番つぶしが利くのでしょう

image.png

「フルスタック」が求められがちだけど専門家になりたいな、とか、考えているうちに、でも専門家になるということは分業、人との協力だなとか、選び取らないといけないことが思い浮かび、まとめました。
使えたものかわからないですがスプレッドシートを置いておきます。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/18h4spI8yGgcMcWN8QgeFzXeHR3M14IhfyFBZbujo6sY/edit#gid=368491173
会社としてもいつの間にかこういう人を求めすぎていないか、自問自答ですかねえ。

図12. フリーランスとか、会社作ったほうが良い

image.png

以上なにがしかの参考になればさいわいです。

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e99h2121
2003年新卒入社した「人事給与システムのリーディングカンパニー」で保守開発をしています。Qiitaではポエマー、Zennで息抜き。2016aug生まれ娘、2018oct生まれ息子に精神を鍛えられている日々
works-hi
「はたらく」を楽しく!に向けて大手企業の人事業務から変えていく HR業界のリーディングカンパニー
この記事は以下の記事からリンクされています
kurokurokurottiQiita Daily Survey memo 2021.03.17からリンク
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