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職質中に逃走死亡ひき逃げ、覚醒剤使用の被告に懲役5年判決
更新:2021-03-15 16:38
飲食店従業員の中川真理紗被告(32)は去年5月、東京・大田区で職務質問中に逃走し、女性をひき逃げして死亡させたほか、覚醒剤を使用した罪などに問われています。
中川被告は初公判で、女性をはねて逃走したことは認めたものの、覚醒剤の使用については「身に覚えがない」と否認していました。
判決で東京地裁は、「被告の尿から覚醒剤の成分が検出された」「自己の意思で覚醒剤を使用したと認められる」と指摘しました。そのうえで、「警察官らの制止を振り切って、無謀かつ危険な運転をしたうえ、被害者を死亡させた結果は重大」として、懲役5年の判決を言い渡しました。(15日14:26)