必要のないリフォーム工事をしていた会社の役員らが、消費者庁に虚偽の報告をした疑いで逮捕されました。
特定商取引法違反の疑いで逮捕されたのは、株式会社メノガイアの代表取締役、河合優太容疑者(37)と、社員の浦宗顕二郎容疑者(46)です。
河合容疑者らは、従業員が客を勧誘する際などの音声データの提出を求めた消費者庁に対して、データを消去して嘘の報告をした疑いが持たれています。
株式会社メノガイアのグループ会社では、必要のないリフォーム工事を持ちかけ、客から金をだまし取った疑いなどで、これまで、社員など9人が逮捕されています。
グループ会社のうち少なくとも2つは業務停止となりましたが、メノガイアから電話セールスの委託を受けていたコールセンターの元従業員は、メノガイア社員らは業務停止後も別のグループ会社を名乗って勧誘していたと話します。
【元コールセンター従業員】
「その社員さんは、はい明治建築ですとか、別の会社とか、メノガイアです、とか言っていたんで、彼がどこの会社に属していたのかはわからないですね。どの会社なんやろうという不信感がありました」
調べに対して2人は容疑を否認していて、警察は、余罪について調べる方針です。