エリーゼのために
報復 幻覚 懐疑 劣情 for
elise 殺意 陰鬱 発狂 嫌悪
(c)1996 CRAFTWORK/VisualArts
-もはや誰も黙して語らない-
1996年というから、win95の時代。
長岡建蔵氏率いるCRAFTWORK(活動休止)の処女作として発売されたソフト、「エリーゼのために」。
当時の私はパソコンなど持っておらず、もちろん、このソフトの存在についても全く知らなかったのですが、後に某恩人より同メーカー作品「さよならを教えて」の存在を教えて頂き、それ以降長岡建蔵氏の魅力にとりつかれた私は過去の作品を探し始めたわけなのです。そして、某店でこのソフトを発見し、すかさずゲットできたのは幸運でした。
しかし、実際にgoogleで検索してみると、CRAFTWORKの集大成ともいえる「さよならを教えて」についての情報はそれなりにあるのですが、「エリーゼのために」の情報はほとんどありません。ヒットしてもタイトル名が書いてあるだけとか、あとは「さよならを教えて」とセットで扱われる事が多いようです。また、オフィシャルサイトにおいても過去作品のデータが抹消された今、完全に黙殺されたと言っても過言ではないでしょう。
と思っていたら、↑の言葉にカッとなってエリーゼのwebサイトを作られてしまいました(^^;)
萌え萌え!!
ひでしげっと様
ありがとうございます。ありがとうございます。
-テーマは「狂気」-現実と妄想と狂気と・・・-
「無能な男がいた。趣味も生き甲斐もなく、無口で暗い、ただ生きているだけの男がいた。そんな男も会社勤めを始め、社会に出るようになり、女友達ができるようになった。」
「いつも男につらくあたるOL、田舎から出てきたばかりの保母、自分の暗い過去を知る中学の同級生。彼女たちに振り回され、男が最期に辿りつく運命とは・・・・。」
「このCD-ROMには正義・正論・愛・恋・友情・・・・・・は入っていません。
狂気・妄想・鬱・変・劣情・・・・・・そんなソフトです。
ご了承の上お買い上げくださるようお願い致します。」全て原文ママ。商品パッケージより抜粋
まあ、要は普通(でもないが)の男が現実と妄想の区別がつかなくなるぐらいの狂気に堕ちていくという姿を描いた作品で、これ以上はネタバレなのであえて書きませんが、普通の人間はこんな商品を買ったりはしません。しかし、その割には「さよならを教えて」は売れたらしいです。不思議な世の中だ。
-過去を尋ねて-あるいは、オラが町自慢-
じつは、この狂気の作品の舞台には、モデルとなった場所があります。千葉県松戸市・・・長岡建蔵氏が住んでいた場所らしいです。実際にはとても静かな良い町です。
今回の企画ではこの街を歩いてみたいと思います。なにしろ、私の住んでいる町ですから(笑)
↑上は駅前の風景ですが、残念な事に駅周辺は工事が行われ、ロータリーなども大幅に変化しました。ヘンテコなモニュメントが出来上がったり、駅前のトイレの位置がずれていたり・・・。しかし、駅前のビルとかはほとんど変わっていないのがわかるかと思います。
↑主人公の勤める会社の画面ですが、これはもうビンゴ!!
この特徴的な建物はココ以外にありません。ちなみに、写真ではわかりにくいですが、地下に中華料理屋があります。
↓ちょっと場所が違いますが、バス停を見ると同じバス会社の路線である事がわかります。↓
↑また、上の画面でいずみさんが勤めているという駅前のデパートとは、位置的に言って某ダ○エーという事になるのですが、このデパート、面白い事にいわゆる「デパ地下」というものがありません。というか、そもそも地下売り場というものが存在しないのです。では、「デパ地下」で扱われるべき生鮮食料品はどこで取り扱っているかと言うと、どういうワケか2階での取り扱いなのです。常識破り。
↑残念な事に、このデパートも改装工事が行われ、このデパートのシンボルでもあったスケートリンク場は潰され、その場所に新しい売り場と駐車場が完成しました。せめて改装工事前にデジカメを購入できていればと悔やむばかりです。
追記 さらに改装されてました。
↑上はゲーム画面ですが、残念ながらこの画面の場所を見つける事はできませんでした。ただし、主人公のコメントのとおり、公園の裏に保育所があると言う場所は、街の中でもたった一箇所「中央公園」しか考えられないので、そこに行ってきました。
↓これが中央公園の風景です。
↑滑り台とかはあったんですが、どうもちがうんですよね。
↓んで、裏の保育所。
↑あ~、しまった!保育所の遊戯施設とかも撮影しとけばよかった。
追記 撮影してきました~
↑駅前の商店街の場面ですが、おそらくこれは松戸駅前の商店街の風景だと思います。ただし、残念な事にこの駅前商店街も今は一部のアーケードが撤去され、個人商店が消え、大規模チェーン店などが軒を連ねる風景へと変わっていきました。この風景は、今はもうどこにもありません。
-最後に感想とか-
攻略とかはまた別の機会にさせてください。
それはさておき、今回街を歩き回って思った事、感じた事。それは、「時の流れ」。さすがに5年10年経てば街の風景も変わるものですが、やはり昔の風景が色褪せていくのは寂しいものです。
このまま街の開発が進んでいけば、もしかしたら本当にこんな狂気に侵される人間が出てくるかもしれませんねぇ(苦笑)
-2008.1.1追記-
再び同じ場所の撮影を敢行してきました。
前回の撮影から既に5年以上が経っているため、街の風景もだいぶ変わってしまっていましたが、そんな中でも変わらないものも沢山ありました。
写真を撮ったうちの何枚かを公開させてもらいます。
↑某ダイエーは、またしても改装されていました。かつて駐車場のあった場所に、大学らしき建物が。よく見たら「流通経済大学」と書いてありました。いつのまにこんなものができたのか・・・
↑例の場所です。この場所から見ると、地下の中華料理屋の存在がよくわかります。
駅前のロータリーは、あまり変わってない感じ。ただ、周辺の店が変わりまくってました。
オマケ。
(左写真)1年に一回ぐらいは冠水して通行止めになる事があります。道路の奥のほうにあるマンションは、前回撮影した時には存在しなかったもので、当時はマンション建設反対の看板が山ほど立てられていたのですが・・・。ちなみに、上を通っている線路はJRの貨物列車専用の線路で、客車が走ることはまずありえません。
(右写真)同じく鉄っちゃんつながりで、流山線の写真。わかる人にはわかる(笑)
-2015.10.14追記-
ようやくと言うか、やっとと言うか、長岡先生とお会いする機会がありました。
このようなサイトも見ていただけて、嬉しい限りです。
ページ製作:ジャン
http://midgardinn.blog87.fc2.com/
でも、ホント最初はビックリしたんですよ、ゲームに出てくる画面がまんま自分の住んでる所なんですから。地理とかわかっちゃってるから、その場所の情景が浮かぶわけですよ、ゲーム中に(笑)おかげでなんだか親近感沸いちゃって・・・ってそれはアブナイですな(笑)