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パリ首都圏のコロナ感染状況、非常に憂慮すべき=仏保健相

3月11日、フランスのベラン保健相(写真)は新型コロナウイルス感染でパリ首都圏が「特に憂慮すべき」状況にあるとの見解を示し、現在のペースで感染が広がり続けるなら、追加の制限措置を講じると表明した。パリで4日代表撮影(2021年 ロイター)

[パリ 11日 ロイター] - フランスのベラン保健相は11日、新型コロナウイルス感染でパリ首都圏が「特に憂慮すべき」状況にあるとの見解を示し、現在のペースで感染が広がり続けるなら、追加の制限措置を講じると表明した。

保健相は「現状では変異株の感染力がより強く、危険度が高いと言え、フランスの感染者の3分の2以上を占めている」と指摘。

パリ首都圏では12分おきに集中治療室(ICU)に新たに患者が入っているとし、同地域の感染拡大がいつピークに達するかは見通せないと語った。

フランスでは全土で午後6時以降の外出が禁止されており、北部と南部の地域では週末の移動も制限されているが、パリ首都圏は対象ではない。

フランス政府は、新型コロナウイルスワクチンを行き渡らせて新たな行動制限を回避したい考え。欧州の一部の国々が英アストラゼネカ製ワクチンの接種を一時中止したことについて保健相は、フランスが追随すべき理由はないとの見方を示した。

フランスの11日のコロナ新規感染者は2万7166人に上り、累計399万人となった。累計数は世界で6番目に多い。新規感染者は前日が3万0303人で、1週間前は2万5279人だった。

過去24時間の死者は265人で、累計は8万9830人。

保健省によると、ワクチン接種は成人人口の8.7%である454万人が1回目を済ませ、216万人が2回目も終えた。政府は4月半ばまでに1000万人のワクチン接種を行う目標を掲げており、5月半ばまでには2000万人、夏までには3000万人の達成を目指している。

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