【2021年版】建築パース作成におすすめソフト

これから建築CGパースを勉強しようと思っている方
新たに3Dソフトを導入をお考えの方

・どのソフトを選ぶのが一番いいの?
・自分が使ってるCADソフトとの相性は?
・高いソフトを購入したほうがやっぱりいいの?

建築パースを作成する場合に利用するソフトとして3Dモデリングソフトがあります。
各メーカーがさまざまなソフトを出していることもあり、何を使えば良いのかわからない方は参考にしてください。
それぞれのソフトの特徴を理解したうえで最適なソフトを利用しましょう。

3Dソフト選び5つのポイント

1.利用に合わせた価格と購入形態
2.情報の豊富さ・学習のしやすさ
3.素材の充実
4.レンダリング画像の美しさ
5.まずは体験版から

ポイント①:利用に合わせた価格と購入形態

価格に関してはピンキリで、安価なソフトから中々手が出せない高価格帯まで様々です。
さらにサブスクリプションライセンスなど年間毎に費用が掛かる為、人数×ソフト数で結構な経費が掛かります。
学生は無償利用できたりもするので、有効に活用したいですね。

ポイント②:情報の豊富さ・学習のしやすさ

一つのソフトを最初から独学で勉強するのはとても労力が掛かります。
書籍・学べるサイトやyoutubeなどのチュートリアル動画があるかどうかがとても重要です。
3DCGは基本操作から覚えなければならないこと、勉強しなければならないことがたくさんあります。
まず海外ソフトが主流の為、日本語マニュアルが少なく、マイナーなソフトの場合ゼロから調べる必要もあります。
みんなが使っているソフトであれば情報を共有しやすく、環境も比較的整っています。

ポイント③:素材の充実

建築パースにおいて素材作りは最も時間の掛かる作業の一つです。
一から全部モデリングしていたら、時間がいくらあっても足りません。
ソフトによって、素材サイトなどが豊富に揃っているかなども変わってきます。
限られた時間の中で、最大限効率良く作業を進めるためには、有料素材、無料素材の活用は不可欠です。

ポイント④:レンダリングの美しさ、レンダリング速度

フォトリアルなCGを作り出すにはレンダリングエンジンに大きく左右されます。
近年は各ソフトとも強力なレンダラーに対応していますのでそこまで差は無いと思います。
レンダリング速度もPC性能の向上とともに大幅に短縮されてきています。

ポイント⑤:まずは体験版から

各メーカーが用意している体験版をまずインストールすることをお勧めします。
操作方法やレンダリング時間、細かい設定方法や書き出し読み込み等、実際に触ってみないと分からないことが多くあります。
本購入前に必ず、ご自分のPC環境に一度体験版を導入してください。

おすすめの建築向き3Dモデリングソフト

1.3ds MAX
2.Cimena4D
3.Blender
4.SketchUp

おすすめソフト①:3ds MAX

3ds MAXは、Autodesk社によるハイエンド3DCGソフトです。
多くの企業から長年に渡り使用されており、プラグインも豊富に揃っています。
建築ビジュアライゼーションの分野でも多く使われており信頼度は高いです。
デメリットとしては、買い切りでは無く、サブスクリプション方式で最低でも毎月2万円の維持費が掛かります。

3ds MAX公式HPはこちら

3ds MAXをudemyで独学する

おすすめソフト②:Cinema4D

ドイツのMAXON Computer社のCinema4D(シネマフォーディー)は、一般的には「C4D」と呼ばれています。
C4Dを使用している建築パース制作会社も非常に多くあります。
C4Dはプロはもちろんのこと、初心者にとっても使いやすい点が特徴です。
比較的金額も抑えられたミドルレンジ3DCGソフトとして高いコストパフォーマンスを発揮しています。

Cinema4D公式HPはこちら

Cinema4Dをudemyで独学する

おすすめソフト③:Blender

オランダ生まれのオープンソースの統合型3DCGソフト。
フリーソフトにも関わらず他社のソフトに劣らない機能を持った魅力的なソフトです。
単体でも十分強力ですが、有料・無料のアドオンが多数あり、より扱いやすく高度な機能を追加したりできます。
できる限り費用を抑えながら利用したいユーザーにとっては最適なソフトで、建築学生やフリーランスの方などにおススメです。

Blender公式HPはこちら

Blenderをudemyで独学する

おすすめソフト④:SketchUp

SketchUpは、建築やインテリアの分野で使用される3Dモデリングソフトで使いやすさが特長です。
インターフェイスや操作性が親しみやすく、入門編としては最適なソフトです。
感覚的にモデリング操作することができるため、スピーディーに建築物を作成可能です。
こちらも外部のレンダリングエンジンを使用することで、フォトリアルなレンダリングが可能です。
3D Warehouseという世界中のユーザーが作ったモデルデータを直接ダウンロードできるのも魅力です。

sketchup公式HPはこちら

スケッチアップをudemyで独学する

まとめ

以上が建築パース制作におすすめする3DCGソフト4選になります。
他にも3DCGのソフトがたくさんあり、それぞれ特徴や使用用途に違いがあります。
建築CGパースに絞れば、上記4つをまず選択肢としてもらえれば問題無いかと思います。

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