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高校にはいまも学籍 女子高生行方不明から20年 新たな特徴公開

北海道・室蘭市の女子高校生、千田麻未さんです。2001年に千田さんが行方不明になってから20年が経ちましたが、いまも行方が分かっていません。

「何か手がかりを」と、警察は情報提供を呼びかけています。

当時、室蘭栄高校1年生だった千田麻未さん。20年前の3月6日に行方が分からなくなりました。

(山﨑記者)「千田さんが最後に目撃された現場付近の商業施設では、警察がいまも情報提供を呼び掛けています」

(警察官)「現在36歳になりまして」

(市民)「もう顔は変わっているでしょう?」

警察は今回新たに右目の下に小さなホクロがあることなど千田さんの特徴を公開し、情報提供を呼びかけました。

2002年以降寄せられた情報は216件にのぼりますが、足取りはつかめていません。

(市民)「いつもね、バス停で(看板を)見るのでお風呂に入るときなどに思い出すんです」

千田さんが最後に目撃されたのは学校が休みだった2001年3月6日、同級生と出会った商業施設近くの路上です。

その後、千田さんの携帯電話の受信記録を警察が調べた結果、千田さんはアルバイト先のパン店の近くまでバスで向かったとみられていますがその後の足取りはわかっていません。

有力な情報は寄せられないまま20年が経過。市街地の様子は変わり、アルバイト先のパン店もなくなりました。

(千田さんを知る人)「かわいい顔してたよ、色白くてね。細いかわいい女の子だったよ。どこかで元気にしているかなと、ときどき思うことはあるよね」

千田さんが通っていた高校ではいまも学籍を残していて、千田さんの帰りを待ち望んでいます。
3/9(火)「どさんこワイド179」  3/9(火)10:12更新

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