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「低度」外国人材 移民焼き畑国家、日本/安田峰俊 読了。我が国が積極的に受け容れるべき高度外国人材の逆、代替可能な非熟練労働に低賃金で従事する日本語をよく解しない学歴の低い外国人の実相を「かわいそう」や「叩き出せ」とは異なる客観的な文脈で取材しに行ったルポ。中国が専門の著者が、
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ベトナム人を中心に取材を企画してまとめている動機として、p81「一昔前まで在日中国人によって担われていたポジションが、ベトナム人に入れ替わりつつある現象に興味を覚えたから」とある。経済発展によって中国では「低度」外国人材の定義に合致する層が減り、日本は旨味のない国へと凋落している。
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実際に第五章ではスマホを駆使して通訳や弁護士に自分から繋がり、労災に断固として抵抗し損害賠償を勝ち取る中国人が登場し、「低度」人材を使い倒すビジネスモデルがこと中国人に対してはもはや割に合わないことが理解できる。それで日本側は人権軽視のそうしたモデルを改善しようとするのではなく、
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次はベトナム人、と経済発展の未成熟な国へと次のターゲットを定めていくプロセスにあるのだと指摘し、それを「焼き畑国家」と評している。ベトナムが発展すれば、次はもっと貧しい別の国、また次の貧しい国・・・と進展していくのが容易に予想できると。低度人材の調達手法とベトナム人の選択として、
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留学生(学費がかかるが働く先は選べる)、技能実習生(働く先が選べない)、逃亡者「ボドイ」(最も自由だがコロナ禍で保障の弱さが露呈)といった類型が紹介される。本国の「送り出し団体」と日本の「監理団体」、そして実習先企業が、様々に中間搾取や人権侵害を行い、
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そして生じたトラブルに頬被りをする背景には、いざとなれば「強制送還する」という強力な権力関係があると。こうしたプレイヤーに参画する人々として、ベトナム戦争期の難民や、過去に技能実習生だった者が搾取「する側」にまわるなどの複雑な関係が形成されている。で、このルポの特徴だった
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返信先: さん
「かわいそう」を書きたいわけではないというテーマに基づいて、搾取されるベトナム人たちも、「生きるために仕方ない」訳ではない違法行為に手を染め、ビジョンも非現実的で怠惰にもかかわらず支援を求め、日本に馴染む気もない人々として描かれている。共生へのハードルは思った以上に高い。
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