エイベックス 公式サイトより
Snow Man・ラウールのバラエティ出演時の態度が、一部のKing & Prince（キンプリ）ファンの間で物議を醸している。
発端は、ラウールがゲスト出演した3月6日放送の特別番組『中居正広のダンスな会』（テレビ朝日系）のとあるシーン。ダンスがうまいジャニーズの話題になった流れで、ゲストの振付師・akaneがキンプリを推薦し、彼らの楽曲「Naughty Girl」のパフォーマンス映像が流れた。それを見ていた時のラウールの態度に関して、一部のキンプリファンから「態度が悪い」「キンプリを見る目が舐めた感じ」との批判がSNS上にあがったのだ。
一方、ラウールやSnow Manのファンは「ラウールは真剣に見ていたから真顔になっただけ」と擁護。さらに、ラウールは以前、尊敬する先輩としてキンプリ・岸優太の名前を挙げていたことがあるため「キンプリを尊敬しているからガチで真面目に見ている」と説明しているファンもいた。
こうしたファン同士の争いの声が耳に入ったのか、同番組のディレクターを務める舟橋政宏氏は番組放送後にTwitterを更新。スタジオでのラウールについてこう明かしている。
＜どうしても編集上入らなくて申し訳なかったのですが、キンプリさんのVTRのあと、Vをすごく真剣に見られてたラウールさんが「歌もダンスも凄すぎて、めちゃくちゃカッコ良くて！」とリスペクトの念をキラキラと語っていらっしゃいました＞
＜それを見たおじさんの僕は、両グループともめっちゃすご～～！！偉～～！！好き～！と思いました＞
このツイートに、多くのファンは「素敵なエピソードを教えて下さりありがとうございます」などとポジティブに反応しているが、舟橋氏はあるユーザーからのリプライに返信する形で＜申し訳ありません。話の流れ的にどうしても入れられず。楽しみにチャンネルを合わせて見てくださった方をモヤモヤさせたくないので、今後気をつけます＞＜申し訳ありませんでした、楽しみにして見てくださった方の気持ちに添えるよう、今後は細心の注意を払いますね＞と謝罪してもいる。
この一連の投稿に関して、「一部の過激なキンプリファンが舟橋氏にクレームを出したため、舟橋氏が謝罪することになったのではないか」と指摘する声が続出した。
冠番組が決まらないキンプリ
ラウールの態度にキンプリファンが過敏になった一因は、「キンプリが事務所に推されていない」という苛立ちからではなかろうか。
先日、なにわ男子のレギュラー番組『まだアプデしてないの？』（テレビ朝日系）が4月からスタートすることが発表された際、一部のキンプリファンは「デビュー組のキンプリにはローカルですら冠番組がない」「事務所に大切にされてないのかな？」と冠番組がないことに不満を感じているようであった。
先月22日に、Snow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』（TBS系）が、地上波レギュラーに進出することが発表された際にも、キンプリファンからは同じような声が聞かれていた。
もちろん、ファンなら誰しも自分の推しグループに活躍してほしいと願うものだが、一部のキンプリファンはその思いが強すぎるのかもしれない。しかし、自身のファンが同じジャニーズのグループを中傷することなど、キンプリメンバーは望んでいないだろう。他のグループを攻撃する人に対して「メンバーの迷惑になる」と注意するファンも当然いる。
一方で、キンプリファンにとってポジティブなニュースも飛び込んできた。9日、キンプリの所属レコード会社「ユニバーサルミュージックジャパン」のホームページで、キンプリに関する謎のカウントダウンタイマーが公開されたのだ。
ジャニーズグループの公式サイトにカウントダウンタイマーが出現するのは、何らかの新しい試みが発表される時。9日15時時点ではカウントダウンまであと68時間残っているが、一体何が起こるのだろうか。
