森友学園問題に関して赤木氏の上司が改ざん経緯を説明した音声が公開されました。
※追記:毎日新聞については音声データは一部であったものの記事において書きおこしがあったためタイトルと一部文章を修正しています。
- 森友問題赤木氏の上司の改ざん経緯説明音声が公開
- 「忖度」の対象は主に立憲民主だった
- 安倍夫妻の関与と騒いでいたメディアの責任は
- 朝日は「野党から突っ込まれるようなことを消したい~」を隠蔽して報道
- 財務省本省への追及・麻生太郎の監督責任が本筋なのに
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森友問題赤木氏の上司の改ざん経緯説明音声が公開
【詳報】森友学園 改ざん経緯説明の音声データ その内容は | 森友学園問題 | NHKニュース
国会で大きな議論になった政治家の影響については「僕は安倍さんとか鴻池さんとかから声がかかっていたら正直売るのはやめていると思います。だからあの人らに言われて減額するようなことは一切ないです」と否定していました。
中略
「少しでも野党から突っ込まれるようなことを消したいということでやりました。改ざんなんかやる必要もなかったし、やるべきではない。全く必要ないと思っていました。ただ追い詰められた状況の中で少しでも作業量を減らすためにやった。何かそんたくみたいなのがあるみたいなことで消すのであれば絶対消さないです」と釈明していました。
報道機関に公開された音声データは昨年3月、赤木俊夫さんの自宅を一周忌の弔問に訪れた近畿財務局の直属の上司が雅子さんに話した内容を録音したものです。
NHKの記事は短期間で消えるため、音声データの画録も残します。
「忖度」の対象は主に立憲民主だった
結局、「忖度の対象は主に立憲民主だった」ということです。
これは日本維新の会の足立議員をはじめ、ネット上では各種証言からそのように理解するほかないと分析されていた通りです。
私も、当時は以下のように分析していました。
全文pdfあり:森友国有地売却財務省決裁文書、書き換え改ざん疑惑 - 事実を整える
私が何を言いたいのかというと、財務省は単に「負担を減らしたい」だけじゃなくて、政治家に追及の矛先が向かうように、わざと不要な部分の削除=安倍総理や鴻池議員などの政治家の名前を削除させたんだろう、という予測をしているのです。
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安倍夫妻の関与と騒いでいたメディアの責任は
赤木氏の自殺の直前、野党関係者らが近畿財務局を訪問していました。
それをメディアが嬉々として報じていました。
忖度対象は立憲民主党ですが、彼らはメディアの後ろ盾があったからこそ騒げたのです。なぜ、「メディアの責任」が論じられないのか、不思議で仕方がありません。
しかもこの期に及んで、報道の仕方が歪なのです。
朝日は「野党から突っ込まれるようなことを消したい~」を隠蔽して報道
元上司の音声データ:「森友改ざんは佐川さんの判断」 - 新着 - 毎日動画
※追記:森友「改ざんは佐川さんの判断」 自殺した財務局職員の上司が妻に 「値引き確証ない」 - 毎日新聞では書きおこしがあり、「野党から~」の部分などの記述を確認しました。
改ざん経緯の文書存在か、原告側が音声提出へ 森友問題 動画:朝日新聞デジタル
改ざん経緯の文書存在か、原告側が音声提出へ 森友問題:朝日新聞デジタル
この音声データは、証拠として大阪地裁に提出する際に弁護士が報道機関に公開したものなので、NHKの公開したデータと同じ音声をどの報道機関も持っているはずです。
にもかかわらず、朝日・毎日新聞の報道は、「安倍さんや鴻池さんから声がかかったことはない」「野党から突っ込まれるようなことを消したい」という部分の音声は報道せず、記事にもしていません。
赤木さんは朝日・毎日新聞をはじめとするメディアの犠牲になったと言っても過言ではないでしょう。
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財務省本省への追及・麻生太郎の監督責任が本筋なのに
結局、メディアが筋違いな論点を創作して騒いでいたせいで、本丸である財務省本省への責任追及がおざなりになり、麻生太郎財務大臣は監督責任を問われることもなく、依然としてその地位に居座っています。
こういう状況が消費増税に繋がったんだと思います。
以上