この教科書を今の小学生に読めといってもピンとこないかもしれません
最初は古事記から始まりますが、ザーッとした感じです。
絵本でいいのでイザナギ、イザナミ、天の岩戸、ヤマタノオロチ、因幡の白兎くらいは知っておいたほうがスーっと入ってくると思います。
あと偉人に関してもしっかり説明がなされるのは楠木正成くらいです
偉人に関しては「修身」で昔は小学生一年生から学んでいたので、国史ではあまり記述がないと思いました。
なので改めて昔の教育はこんなに良かったんだなぁと実感しました。
その過程をきちんとふんだうえで、やっとこの国史です。
国史では、修身で学んできた偉人達が何故あのような働きをしたのか?それは歴代の天皇陛下がいたからという流れで進みます。
日本の国難の際には、必ず天皇陛下が絡んでいます。私もここまで歴代の天皇陛下が日本の歴史に関わっていたのかとビックリでした。
祖父母が何故あんなに天皇陛下を尊い存在だと敬っていたのかやっと分かりました。
私の子どもは、古事記の絵本と修身は読んであげているので国史も小学生五年生になったらいっしょにまた学ぼうと思います。
今の日本がある事に歴代の天皇陛下、偉人達に感謝です。
[復刻版]初等科国史 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2019/10/4
-
本の長さ280ページ
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言語日本語
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出版社ハート出版
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発売日2019/10/4
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ISBN-104802400845
-
ISBN-13978-4802400848
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商品の説明
出版社からのコメント
本書は、戦後世代の日本人が知らない、戦時中の小学生が学んだ『初等科国史』の復刻版である。
旧漢字や旧仮名遣いは新漢字、現代仮名遣いに改められているため、現代人にもストレスなく
読むことができる。
戦前・戦中の歴史教科書といえば、「軍国主義」、「皇国史観」の洗脳、というイメージが
真っ先に思い浮かぶ方が多いだろう。敗戦前の歴史教科書と、それを徹底的に忌避して到達した
現在の教科書は、当然ながら対極的な関係にある。
だが、イデオロギーを抜きにして、本書を手にしたとき、まず伝わってくるのは、当時の教育水準の
驚くべき高さである。日本書紀の一節から始まる本書には、皇室用語をはじめ、戦後世代が習わない
言葉が散見される。情報の量も非常に多い。今の小学生の歴史教科書と見比べると、その差は歴然と
している。
本書は、テンポのよい、美しい文章で綴られている。日本の歴史が、神話の時代から連綿と続く、
天皇を中心とした物語として、文学的に描かれている。その中には、忠臣蔵や曾我兄弟の仇討ち、
鎌倉権五郎景正の活躍など、当時の子供がよく知っている逸話も盛り込まれている。子供たちは、
講談を聞くかのように、目を輝かせて授業を受けていたのだろう。
巻末では、三浦小太郎氏が「封じられた歴史書がよみがえるとき」と題した解説を寄せている。
我々が偏見や先入観を捨てて本書を読むとき、硬直下した戦後の歴史解釈の向こうに、いったい
何が見えてくるだろうか。三浦氏は我々に、新たな視点を提供している。
(なお、国民学校の国史教育は、初等科国史と高等科国史で完結するように
構成されています。本書に続き、『復刻版 高等科国史』も読まれると、
さらに国史の理解が深まります)
内容(「BOOK」データベースより)
敗戦前の小学生はこんな日本史を学んでいた!格調高い大和言葉で綴られる神話由来の天皇を中心とした政治、文化。わかりやすく面白い「祖先と我々をつなぐ物語」。原書から再現。挿絵、写真、図版。
出版社より
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
2019年10月16日に日本でレビュー済み
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ベスト500レビュアー
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天皇の成立と我が国の建国の統一の経緯は、これまでGHQの「プレスコード」によって教科書から徹底
的に排除されてきた。戦後の教科書をいくら読みあさったところで、我が国の民族を支えてきた「神話
と歴史と言語を共有する人々」がどんなだったか、およそ真相を知ることは適わない。
「それなら真相を知ろうよ」ということで、この度、GHQの「プレスコード」に引っかかるよりも前の
「初等科国史」の国定教科書が復刻する運びとなった。まずは、率直に喜びを感じる。
「大伸の御心」を広めようと「八紘を掩いて宇と為む」と仰せになった神武天皇。日向御三代ののち
「橿原の宮居」で即位の礼をあげ、第一代の御代=紀元元年となった。
以降の天皇の「御代」に何があったか、民草はどのようであったか。
意に沿わない者も「わがまま」と述べ、包容力のある「道義的人物としての皇族」を粛々と語っている。
天皇にとって、あくまで「民草」=「公」としてお扱いになっている。
だからこそ、なんとも言えぬ読み心地が「じーん」として余韻が残ってしまう。当時の人はきっと目を
輝かしていたであろう。
さらに読み解いていくと、御代によっては、天皇が権力者の座から降りることもあった。その多くが武士
の時代であった。
そんな時でも武士道が何たるかをわきまえ、天皇を「権威あるものの存在」として、背後では「しらす国」
を粛々と治めていることに安堵した。そんなことがよく分かる。
聖徳太子を摂政としてゆるんだ政治の立て直しに熱心な推古天皇の御代もあれば、刀伊の入寇のときにも
筑紫の武士がふるい立っていた御代もあった。
このように俯瞰してみると、「民草」=「公」としてお扱いになってきたことで、「和をもって貴し」が
息づく、君民共治=“治者と被治者の自同性”の「日本国」が今に輝く。やはり、「奇跡の国」であると、
しみじみ感じられるのである。
的に排除されてきた。戦後の教科書をいくら読みあさったところで、我が国の民族を支えてきた「神話
と歴史と言語を共有する人々」がどんなだったか、およそ真相を知ることは適わない。
「それなら真相を知ろうよ」ということで、この度、GHQの「プレスコード」に引っかかるよりも前の
「初等科国史」の国定教科書が復刻する運びとなった。まずは、率直に喜びを感じる。
「大伸の御心」を広めようと「八紘を掩いて宇と為む」と仰せになった神武天皇。日向御三代ののち
「橿原の宮居」で即位の礼をあげ、第一代の御代=紀元元年となった。
以降の天皇の「御代」に何があったか、民草はどのようであったか。
意に沿わない者も「わがまま」と述べ、包容力のある「道義的人物としての皇族」を粛々と語っている。
天皇にとって、あくまで「民草」=「公」としてお扱いになっている。
だからこそ、なんとも言えぬ読み心地が「じーん」として余韻が残ってしまう。当時の人はきっと目を
輝かしていたであろう。
さらに読み解いていくと、御代によっては、天皇が権力者の座から降りることもあった。その多くが武士
の時代であった。
そんな時でも武士道が何たるかをわきまえ、天皇を「権威あるものの存在」として、背後では「しらす国」
を粛々と治めていることに安堵した。そんなことがよく分かる。
聖徳太子を摂政としてゆるんだ政治の立て直しに熱心な推古天皇の御代もあれば、刀伊の入寇のときにも
筑紫の武士がふるい立っていた御代もあった。
このように俯瞰してみると、「民草」=「公」としてお扱いになってきたことで、「和をもって貴し」が
息づく、君民共治=“治者と被治者の自同性”の「日本国」が今に輝く。やはり、「奇跡の国」であると、
しみじみ感じられるのである。
殿堂入りNo1レビュアーベスト50レビュアー
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昭和十八年版の「初等科國史」(二分冊)の復刻版です。凡例には「旧字は新字に、旧假名づかいは新假名づかいに」したとあります。原版と比較してみましたが、旧字(正字)が新字(簡体字)に変更されて居る以外は、ほぼ原文を保って居ます。意外な事に、此の昭和十八年版は「です、ます調」のほとんど口語文で書かれて居て(解説では「やまとことば」としています)、それが漢字以外の部分で余り違わない理由となって居ます。昭和十六年版の「尋常科用 小學國史」では「だ、である調」ですので、戦時中に柔らかな表現に改められたのは注目に値すると思いました。
昭和十六年版と比較してみると、戦況について具体的な記述がなされて居る点だけで無く、従来の時系列的な人物史の書き方から、それぞれの時代に於ける國家理念を括りとする構成に変わって居て、大きな変化があったと謂えます。其れでも人物史的な記述は継承されていて、日本人の生き方や心意気を教えている点に変化は有りません。近年、「閉ざされた言語空間(ISBN-13: 978-4167366087)」の殻を打ち破ろうとする動きが本格化して来ましたが、当時の日本人は何を守ろうとしたのか、何を感じて居たのか、先ずは予断を捨てて素直な気持ちで本書を通読してみる事をお薦めします。
本書の解説の後半では、特にこの数年の間に注目されているグローバリズムの問題との関連が指摘されて居ますが、この「初等科國史」が単なる復古趣味では無く、今、我々が直面している問題を考える上で大きな意味を持って居る事を分かりやすく解説しています。
尚、原版は一頁に十二行、一行が二十八文字ですが、この復刻版では十六行、四十二文字になっており、丁度二倍の文字数を詰め込んでいます。然し、活字の大きさは十分で読み易いと思います。広島大學のデジタルライブラリで戦前の國史教科書が読めますので興味のある方はご参照ください。
昭和十六年版と比較してみると、戦況について具体的な記述がなされて居る点だけで無く、従来の時系列的な人物史の書き方から、それぞれの時代に於ける國家理念を括りとする構成に変わって居て、大きな変化があったと謂えます。其れでも人物史的な記述は継承されていて、日本人の生き方や心意気を教えている点に変化は有りません。近年、「閉ざされた言語空間(ISBN-13: 978-4167366087)」の殻を打ち破ろうとする動きが本格化して来ましたが、当時の日本人は何を守ろうとしたのか、何を感じて居たのか、先ずは予断を捨てて素直な気持ちで本書を通読してみる事をお薦めします。
本書の解説の後半では、特にこの数年の間に注目されているグローバリズムの問題との関連が指摘されて居ますが、この「初等科國史」が単なる復古趣味では無く、今、我々が直面している問題を考える上で大きな意味を持って居る事を分かりやすく解説しています。
尚、原版は一頁に十二行、一行が二十八文字ですが、この復刻版では十六行、四十二文字になっており、丁度二倍の文字数を詰め込んでいます。然し、活字の大きさは十分で読み易いと思います。広島大學のデジタルライブラリで戦前の國史教科書が読めますので興味のある方はご参照ください。
2019年10月28日に日本でレビュー済み
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ショードー的にポチりました。
生き生きとした描写で、面白く、読みやすいです。イデオロギーを気にしなければ、楽しいです。
100人いれば100通りの捉え方・見方がありますが、この書は当然ですが、天皇中心の歴史観で以て書かれています。そういう捉え方・見方がどうあっても嫌な人には嫌でしょうけれど、イデオロギっているのは読む前から分かり切っていますので、むしろ安心して読み進められます。どういう魂胆でこのような書き方になっているのか、などと訝しまなくても済みます。(ちょうど「赤旗」のほうが「朝日新聞」より好感持って読めるのと同じ。) (イデオロギーは実はあるのです、結構、なんの書にでも。)
なんか、すごく、文学的です。
「万葉集」を紹介するクダリなど、こうです。
↓
「国中に元気が満ち、力があふれました。このころできた万葉集という和歌の本には、若鮎のようにぴちぴちとした歌が、たくさん集っています。」
神話の時代から始めているのも現在の教育にないところですね。史実かどうかも大切ですが、人々に語り継がれてきたこと、信じられてきたこと、親しまれてきたこと、そのような精神の歴史、お国柄のなれそめ、そういった部分も案外と重要、それも かなり重要 と思います。
分厚いです。ボリューム豊富、情報量の多さ、レベルの高さ。たいそう気に入りました。そして 挿絵や地図、写真、図版、系譜 など、ふんだんに盛り込まれています。いいなあ、こういうので学びたかったなあ、と思いました。現在に比べ何倍も詳しいです。日本史で というよりは 昔話やドラマ、古文、戦記物で知るようなエピソードまで 数々、載っています。曾我兄弟の仇討ち、那須与一、楠木正成親子の桜井の別れ、赤穂浪士の討ち入り…。
室町・南北朝時代の異常な詳しさがまた興味深いです。そして この書の性格上 当然ですが 天皇に同情的であるがゆえ、この時代だけ暗く重苦しい雰囲気が立ち込めています。
それに比べ、元禄文化とか、江戸時代の積極的な側面を伝える記述は、いっかな 出てきませんね。「南総里見八犬伝」も小林一茶も「東海道中膝栗毛」も出て来ないです。ああ そうですよ、そう言や、「江戸は別に暗黒の時代でもなかったですよ」てのが一般に言われるようになったの、最近の話ですものね。
近代の詳しさ、書の全体に対する比率の高さもまた、感激です。モチのロンのこと、自国に都合の良い一方的な話運びではあるのですが、そこは立場の違いなので差し引いて読めばよろし、で、それでもなお、貴重な話 (当時のナマの声) が読めたと思います。
運命だったとしか思えぬ感じ、みるみる、戦争が避けられないように避けられないようにと追い込まれていったさまを、まざまざと見せつけられました。
https://hinden.at.webry.info/201910/article_29.html
https://twitter.com/Gemini_hinden/status/1188465585258033152
https://www.facebook.com/hindenhideki/posts/10220487640646911
[ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム - Wikipedia]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0
生き生きとした描写で、面白く、読みやすいです。イデオロギーを気にしなければ、楽しいです。
100人いれば100通りの捉え方・見方がありますが、この書は当然ですが、天皇中心の歴史観で以て書かれています。そういう捉え方・見方がどうあっても嫌な人には嫌でしょうけれど、イデオロギっているのは読む前から分かり切っていますので、むしろ安心して読み進められます。どういう魂胆でこのような書き方になっているのか、などと訝しまなくても済みます。(ちょうど「赤旗」のほうが「朝日新聞」より好感持って読めるのと同じ。) (イデオロギーは実はあるのです、結構、なんの書にでも。)
なんか、すごく、文学的です。
「万葉集」を紹介するクダリなど、こうです。
↓
「国中に元気が満ち、力があふれました。このころできた万葉集という和歌の本には、若鮎のようにぴちぴちとした歌が、たくさん集っています。」
神話の時代から始めているのも現在の教育にないところですね。史実かどうかも大切ですが、人々に語り継がれてきたこと、信じられてきたこと、親しまれてきたこと、そのような精神の歴史、お国柄のなれそめ、そういった部分も案外と重要、それも かなり重要 と思います。
分厚いです。ボリューム豊富、情報量の多さ、レベルの高さ。たいそう気に入りました。そして 挿絵や地図、写真、図版、系譜 など、ふんだんに盛り込まれています。いいなあ、こういうので学びたかったなあ、と思いました。現在に比べ何倍も詳しいです。日本史で というよりは 昔話やドラマ、古文、戦記物で知るようなエピソードまで 数々、載っています。曾我兄弟の仇討ち、那須与一、楠木正成親子の桜井の別れ、赤穂浪士の討ち入り…。
室町・南北朝時代の異常な詳しさがまた興味深いです。そして この書の性格上 当然ですが 天皇に同情的であるがゆえ、この時代だけ暗く重苦しい雰囲気が立ち込めています。
それに比べ、元禄文化とか、江戸時代の積極的な側面を伝える記述は、いっかな 出てきませんね。「南総里見八犬伝」も小林一茶も「東海道中膝栗毛」も出て来ないです。ああ そうですよ、そう言や、「江戸は別に暗黒の時代でもなかったですよ」てのが一般に言われるようになったの、最近の話ですものね。
近代の詳しさ、書の全体に対する比率の高さもまた、感激です。モチのロンのこと、自国に都合の良い一方的な話運びではあるのですが、そこは立場の違いなので差し引いて読めばよろし、で、それでもなお、貴重な話 (当時のナマの声) が読めたと思います。
運命だったとしか思えぬ感じ、みるみる、戦争が避けられないように避けられないようにと追い込まれていったさまを、まざまざと見せつけられました。
https://hinden.at.webry.info/201910/article_29.html
https://twitter.com/Gemini_hinden/status/1188465585258033152
https://www.facebook.com/hindenhideki/posts/10220487640646911
[ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム - Wikipedia]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0
2019年11月6日に日本でレビュー済み
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この本は日本の国が好きになる教科書と思います。今の日本史は年号を覚える事が多いですが、この本はまさに国史です。今の日本史では消された事柄が多数あり、何処か不満でした。戦前の教科書ですが、歴史好きは絶対に読んで貰いたい本です。後は自身で感じて下さい。
2019年12月9日に日本でレビュー済み
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初等科向きとは云え、すらすら読む事ができました。一方、現行の教科書は、ー見するとやたら図や漫画や絵は多いのですが、逆に文章に纏まりがなくて直ぐに厭きてしまいます(英語など、他の教科書にも云えますが)。自国の歴史を学ぶのには先ず自国の子供等が誇りを持つようにさせるべきで、彼等が大人になったときに一部疑問や興味を抱く事柄が出てくるのは自由で、本書はそのように先ず自国を尊重するように描かれてます。一方今の教科書は箇条書きで、一部自虐的な部分もあり無機質な内容で、逆に大人になってから一部の興味ある人だけが、現行の教科書内容に不信感を持ち、本来の日本の誇りある姿を調べ直す と、云う情けない事になってます。本書や日本書紀 古事記~最近では日本国紀など、全てが正しいとは言いませんが日本の子供達が誇りを持てる内容の教科書に改善して欲しいと、読後に思いました。