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空の神兵と呼ばれた男たち ― インドネシア・パレンバン落下傘部隊の奇跡 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2021/3/6



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商品の説明

著者について

著者 奥本 實 (おくもと みのる)
大正9(1920)年10月、奈良県天理市櫟本町に生まれる。
奈良県立奈良中学四年生のとき、陸軍士官学校へ入学という秀才。
昭和16(1941)年10月中尉に昇進後、陸軍挺進練習部付、挺進第二連隊
(第一挺進団所属)となり、スマトラ島パレンバン落下傘降下挺進作戦に
挺進第二連隊第四中隊の第三小隊長として参戦。
この作戦で最高殊勲をたて、生存者で初めての殊勲甲の武勲(正七位)に輝く。
昭和18(1943)年2月19日、天皇陛下に単独拝謁を賜る(昭和天皇実録にも掲載)。
陸軍197連隊(静岡での本土防衛軍)で陸軍大尉(大隊長)として終戦を迎える。
平成23(2011)年7月90歳で逝去(戒名:功勲院義奉忠烈居士)。

漫画 磯 米 いそ (よね)
岩手県釜石市生まれ。女子美術短期大学絵画科卒業。
ガイドヘルパー兼歴史漫画家。
主な作品に『マチュピチュに行って来た!!』(いそっぷ社) 『特攻花』(学芸みらい社)
『モスグリーンの青春』(展転社)『日本の宝武士道を読もう!!』(大和桜)がある。
URL:https://isokunganbaru.web.fc2.com/(「イソ君がんばる」で検索)

出版社より

高山正之
パレンバン奇襲

「はじめに────日本人の戦争」より抜粋

英国の歴史家アーノルド・トインビーは日露戦争と先の大戦の意味を「支那を含めアジアの国々を白人の奴隷支配から救った」と語っている。

日本が負けていたら白人の植民地支配にもはや歯止めはかけられなかっただろう。

支那を含めアジアの国々はすべて白人国家に分割され、そのころのポーランドや仏印と同じように十歳の子供から工場や炭鉱で働かされていただろう。その形はもしかしたら今も続いていたかもしれない。

日本人は先の戦争で多くの犠牲を出したが、それは支那人やビルマ人、インドネシア人から感謝されることを期待してやったことではない。そういう次元を離れ、「一兵卒に至るまで世界を壟断する邪な者と戦った」と信じていたというのが、いくつかの戦跡を歩いて得た答えだった。

スタンフォード大の歴史学教授ピーター・ドウスは「日本を突き動かしたのは白人の奴隷とされ、植民地支配されることへの恐怖心だった」「その恐怖を―恐らく日本だけの現象だろうが―国民一人一人が共有し白人の優越を覆さねばならないと信じて」近代化に励み、戦いになれば力を尽くした。

その成果は「平民を解放したフランス革命より、労働者を解放したロシア革命よりはるかに大きなスケール」で、「有色人の解放という人類史上の大革命を成し遂げた」と。

トインビーも「日本人は神を装ってきた白人の仮面を人類の面前で剥がして見せた。日本人はそれによって白人のアジア侵略を止めただけではなく帝国主義と植民地主義と人種差別まで終止符を打った」(ヘンリー・ストークス『日本人への遺言』)と語る。

日本人はあの戦争を前に自分たちの使命を知り、そして立派に成し遂げた。それを我々は忘れない。

髙山 正之

空の神兵

登録情報

  • 出版社 : ハート出版 (2021/3/6)
  • 発売日 : 2021/3/6
  • 言語 : 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) : 244ページ
  • ISBN-10 : 4802401140
  • ISBN-13 : 978-4802401142

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