ファイザー製ワクチン　ブラジル変異型にも“効果”[2021/03/10 08:54]

　アメリカの製薬大手「ファイザー」が開発した新型コロナウイルスワクチンが、ブラジルで急速に感染が広がっている変異型に効果があるとの研究結果が発表されました。

　8日に発表されたファイザーとテキサス大学の共同研究の結果によりますと、15人にファイザー製のワクチンを2回接種し、2週間から4週間後に血清を採取したところ、ブラジル型の変異ウイルスへの効果が確認されたということです。

　この効果は従来の新型コロナウイルスに対するものと同じ程度だったとしています。

　ブラジル型への感染は日本国内でも確認されています。

　これまでにファイザーは自社のワクチンについて、イギリス型と南アフリカ型にも効果があると発表していて、今回で3つの変異ウイルスへの有効性が確認されたことになります。

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