田崎史郎氏、IOCが東京五輪で中国製ワクチン提供の方針に「日本政府関係ない…IOCが勝手にやられること」

スポーツ報知 / 2021年3月13日 9時38分

田崎史郎氏

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が13日、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜・午前8時)にリモート生出演した。

 番組では、IOCのバッハ会長が11日のオンライン形式で開かれたIOC総会で、東京五輪と来年冬の北京五輪について、希望する選手や関係者に対して中国製のワクチンを提供する考えがあることを明らかにしたことを報じた。

 バッハ会長は中国のオリンピック委員会から「東京大会と北京大会の選手や関係者に対して中国製のワクチンを提供する」という申し出があったことを明らかにし「IOCが費用の負担を行う」と述べ、五輪とパラリンピックに参加する選手や関係者に中国製のワクチンを提供する考えがあることを示した。

 今回のバッハ会長の方針を田崎氏は「日本政府にとっては、まさに寝耳に水だったんですけど、よくよく考えたら、日本政府関係ないな、と」と指摘した。

 その上で「IOCが中国からワクチンを調達して、ワクチンが打てなくて困っている国や選手に直接渡すっていう話ですから、日本としては、ひと言ぐらい相談あって欲しいなという気持ちはあっても、IOCが勝手にやられること。日本は関知しないというスタンスです」と解説していた。

この記事に関連するニュース

ランキング