PVの再生回数も4000万回を突破し一大旋風を巻き起こしているDA PUMPの新曲「U.S.A.」。
そんな中、「U.S.A.」といっしょにやたらと見かけるのが「ハロプロ」、「ハロヲタ」といったワード。
ハロプロ風のコールが入った「U.S.A.」のイベント動画も600万再生を突破するなど、大きな盛り上がりをみせています。
この記事では、DA PUMPの「U.S.A.」とハロプロ、ハロヲタの関係、ハロプロ風コールが完成するまでの経緯を詳しく紹介します。
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計算されつくしたダサかっこよさが話題に
DA PUMPの新曲「U.S.A.」はG.Wに舞浜で行われた「5月の風」というイベントで初披露されました。
会場リハを終えて、いよいよ明日は「RISINGPRODUCTION MENS ~5月の風~」!!
一足先にDA PUMPさんの新曲「U.S.A.」を拝見しましたが、盛り上がること間違いなしですねメロディーが頭でループしてる! pic.twitter.com/5LmjG3X7BO— 谷内伸也 [Lead] (@Shinya_Lead) May 4, 2018
イベントの模様はTVの芸能コーナーなどでも取り上げられていましたが、この時点ではまだそこまで注目されておらず。
U.S.A.が最初にバズったのは、おそらくこのジャケ写に関するツイート↓。
そして新曲発売に先立ってPVが公開されるやいなや、一流ダンサーがユーロビートに乗せてノリノリで踊るシュールさと中毒性のある曲が話題になり、瞬く間に再生数が上昇。
インスタの女王 渡辺直美ら著名人も続々反応し、日本中に旋風を巻き起こします。
悔しいくらい最高。
今年はこれしかない!
ISSAさん、やったね!DA PUMP / U.S.A. https://t.co/ZDPwczjP3Z @YouTubeより
— 中田敦彦 (@picolkun) 2018年5月23日
U.S.A.がハロプロっぽい?
U.S.A.のPVが公開されて以降、ハロヲタ界隈のタイムラインはDA PUMPの新曲がハロプロっぽいという話題でもちきりに。
世間が「ダサさ」で盛り上がる中、ハロプロファンが「いや、これハロプロでよく見るやつだけど」、と感じたポイントをいくつか紹介します。
既視感のあるジャケット写真
とにかくダサいと評判のジャケット写真ですが、構図やいまいちキマらないフォントに加え、なんとも言えない安っぽさを感じる作りが古き良きハロプロ。
同じ曲のジャケ写違いで、「横並び一列」と「奥行きのあるフォーメーション」のパターンに分けるのもハロプロでよく見るやつですね。
既視感のあるPV
U.S.A.のPVにおいて、ダサさをより際立たせているのが「アメリカ」や「タイムズスクエア」という巨大な文字。
これらもどこかで見覚えが…
取って付けたように被せられたエフェクトにも親近感。
また「いいねダンス」と共にフリコピが推奨されているのが、「U.S.A.」のかけ声と共にキメる自由の女神をイメージしたUSAポーズ。
U.S.A.の一週間後に発売されたモーニング娘。の新曲「A gonna」にも、「A」のタイミングで繰り出すダサいポーズが存在します。
暗いスタジオで正面からのコミカルなダンスショットを中心に編集されているPV全体のテイストは、モーニング娘。’14の「TIKI BUN」を思い起こさせます。
既視感のある衣装
U.S.A.のPV終盤、M.C.ハマーをモチーフにした「驚異のインベーダーフォーメーション」が展開されるわけですが、この時のやたら光沢のある衣装もハロプロを彷彿とさせます。
DA PUMPに反応する世代なら一度は見たことがあるであろう、モーニング娘。の代表曲「LOVEマシーン」のテカテカ衣装などはその典型ですね。
つんくっぽさを感じる歌詞
意味がよく分からないと評判のU.S.A.の歌詞。
歌詞全般の雰囲気がつんくっぽいのですが、ハロヲタが特にビビッと来るのはなんと言ってもこのフレーズ。
だけれど僕らは地球人
同じ星(ふね)の旅人さ
引用元:DA PUMP 「U.S.A.」
アメリカへの憧れを回想していたはずが、唐突に現れる「宇宙船地球号」的な世界観。
「地球」はつんくの歌詞に頻出のワードであり、日常的なシーンからいきなり「地球」に繋がる展開なども酷似しています。
恋もして 仕事して
歴史きざんだ地球
恋をした 寝坊した
すべて見てきた地球
引用元:モーニング娘。 「恋愛レボリューション21」
でっかい でっかい宇宙にある
まーるい まーるい地球で
ちっちゃな ちっちゃな思いやりが
でっかな でっかな愛となる
引用元:モーニング娘。 「でっかい宇宙に愛がある」
「僕らが守らなきゃ」なんだ 誰かがやるんじゃないんだ
地球は今も叫んでる 地球は今も泣いている
引用元:モーニング娘。 「HELP!!」
地球人らしく すべて愛して
歴史の一部となる
地球人らしく まっすぐ歌って
地球の一部となる
引用元:℃-ute 「地球からの三重奏」
歌詞に関しては、ゴッドタンのマジ歌っぽい、狩野英孝の50TAっぽい、という意見もありますね。
歌詞のギミック
ご存知の通り、「U.S.A.」は Joe Yellowの「USA」という曲の日本語カバーなのですが、原曲の歌詞と聴き比べると面白い点があります。
だけれど僕らは地球人
引用元:DA PUMP 「U.S.A.」
We can wait if we’re cheek to cheek
引用元:Joe Yelow 「USA」
「cheek to cheek → 地球人」は、明らかに原曲の「音の響き」に引っぱられています。
注意深く聴くと、「ティーンエージャー」など他にも似たような箇所が多く見受けられます。
ただの空耳遊びかもしれませんが、適当な歌詞にみえるものの実は日本語詩に乗せかえるにあたって原曲のメロディーラインのリズムを崩さないように配慮されている気がするんですよね。
つんくはとにかく「リズム感」にうるさいプロデューサーとして知られており、天下の任天堂に自ら企画を持ち込んで「リズム天国」というゲームを作ってもらったエピソードは有名。
従来の「目押し」でスコアを競う音ゲーとは異なり、リズムにのれば画面を見ずにボタンをタップするだけでクリアできてしまうという画期的な作品。
実際に全シリーズでパーフェクトクリアを達成した全盲の少年が現れ、任天堂の神対応とあわせて大きな話題となりました(パーフェクトクリアは画面を見ながらでも激ムズの難易度です)。
こういった心地よいリズムに合わせた歌詞の乗せ方も、つんくサウンドを好むハロプロファンに響く点かもしれません。
またハロプロっぽさからは外れるのですが、歌詞にはDA PUMPの過去の曲ともリンクしていると思われる点があります。
仲間の中古のオープンカー
引用元:DA PUMP 「U.S.A.」
兄貴にかりた オープンの2シーター
引用元:DA PUMP 「Rhapsody in Blue」
この「20年経っても自分のオープンカーもってないのかよ」感は、偶然ではなく狙って書いている気がします。
DA PUMPの熱狂的なファンの人が探したらもっと色々なギミックが隠されているかもしれません。
U.S.A.のハロプロコールが誕生するまで
DA PUMPのリリイベと娘。の舞台の日付、場所が重なる奇跡
一部のハロヲタ界隈がU.S.A.に湧く中、DA PUMPのリリースイベントが2018年6月6日に池袋サンシャイン広場で行われることが判明。
ちょうどこの時期モーニング娘。も池袋のサンシャイン劇場で舞台公演中であり、娘。の舞台とDA PUMPのリリイベをはしごできるという奇跡にハロヲタのDA PUMPへの親近感が更に増していきます。
実際にコールをつくるハロヲタが現れる
この時点ではまだ内輪向けのネタだったはずですが、予想に反してDA PUMPファンの反応が好意的だったこと、さらにメンバー本人までもがメッセージを送ってくれたことで流れはさらに加速していきます。
リリイベ初日 MEGAドンキホーテ浦和原山店(5/19)
いよいよDA PUMPのリリイベが始まります。
リリイベ2日目 PREMIERE YOKOHAMA 7F HALL PREMIERE HALL(5/20)
横浜リリイベの2部で、はじめてコールが入ります。
一方、ハロプロ内にも「U.S.A.」流行の波が到来。
次のリリイベまで少し期間が空く間に、ハロとDA PUMPのファン同士が交流を重ね、コールの見本が本当に完成してしまいます。
リリイベ3日目 アーバンドックららぽーと豊洲(6/2)
約2週間ぶりのリリイベ。せっかくコールの形が完成したにも関わらず、ここではコールはなし。
というのも、ららぽーと豊洲のリリイベはコール禁止であり、現場派のハロヲタにとってそれは周知の事実だからです。
6月6日の池袋を迎えるにあたり、またもメンバー直々にメッセージが届きます。
リリイベ4日目 池袋サンシャインシティ噴水広場(6/6)
U.S.A.の発売日当日。
DA PUMPファン、娘。の舞台観劇に来たハロヲタだけでなく、U.S.A.の盛り上がりをうけDA PUMPを一目見ようと駆けつけた人も含めサンシャイン広場はイベント前から大盛況。
ついに「U.S.A.コール入りVer.」が完成します。
本当にやっていいのか?、というオーディエンスの迷いを断ち切って会場のボルテージを爆発させたISSAの煽りは流石でした。
DA PUMPファン、ハロヲタだけでなく、メンバー側もこの日に備えていてくれたことがインタビューで語られています。
ISSA
「ちょうどあの日は、モー娘。の演劇女子部の舞台公演も同じ館内であって、
ハロプロのファンもたくさん来ることが分かっていたから、
「これはやばいことになるぞ」と事前に察するものがあったんです。
ライブが始まる前には、「コールはこういう風にしましょう」と、
DA PUMPのファンとモー娘。のファンの間でも認識を共有しあっていたようで、
物凄いコールが来ることは覚悟していた。
でも、それをすんなり受け止めるのも、面白くないじゃないですか。
僕は、そういう天邪鬼なところもあるので(笑)。
ちょっとでも「足りないな」って感じたら、音を止めてやろうと考えていた。
で、コールが始まった瞬間に「来た、来た、来た!」と思って、でも「これ、絶対に1回は止めてやろう!」って(笑)。」
「そこでバッと止めたら、お客さんも「えーっ!」と声が上がって。
僕も気持ちが高ぶっていたから、「いや、もっと声出せるだろ!」って。
そして次やったら、もうバコーン!って、会場内のテンションが大爆発したんです。」
引用元:Lmaga.jp
この日は舞台の合間を縫ってモーニング娘。のメンバーも全員揃ってDA PUMPのリリイベを見に来ており、DA PUMP、ハロプロ双方のファン、メンバーを巻き込んだ素晴らしいお祭りとなりました。
飯窪春菜(モーニング娘。 / FNSでジョジョ立ちしてた人)
「絶賛池袋サンシャイン劇場で舞台中のわたしたち!
本番前に、噴水広場を覗きに行きました〜!!
というのも、DA PUMPさんがリリースイベントを行っていたんです!
新曲「U.S.A.」、
ハロプロの楽曲のようなノリで私たちもよく聴いています(*´◒`*)
楽屋で“いいねdance”もするんですよ〜☆
舞台の本番が19時からなので少ししか見られませんでしたが、生いいねdanceを見られて良かった〜(*^o^*)」
引用元:https://ameblo.jp/morningmusume-10ki/entry-12381773498.html
石田亜佑美(モーニング娘。 / FNSの時ISSAの隣で踊ってた人)
「そんな、池袋サンシャイン、
今日は噴水広場にて、
DA PUMPさんの新曲「U.S.A.」の発売記念イベントがあると聞きつけまして
あの”いいねdance”を生で見たい
生で「U.S.A.」をお聴きしたい
と、噴水広場にみんなでお邪魔していました!
すーーーっごいたくさんの方が、DA PUMPさんの登場を楽しみにされていて!
ものすごい歓声に私たちも興奮しました!」
余談ですが、コールの内容は生歌が堪能できるようボーカルを邪魔しないようなつくりになっており、ハロヲタの矜持が感じられる仕上がりになっています。
昨今のハロプロの現場では生歌に被せるようなコールは憚られる(シャボン玉など昔の曲では例外もあり→ 動画)ことに加え、MIX、PPPHのような典型的な「ヲタ芸」(→ 動画)が遠い昔に絶滅していることもあり、コールやLIVE鑑賞マナーに関しては比較的大人しい部類に入ります。
近年、コールの統率力に関してはドルヲタよりもアニソンや声優界隈の方が凄まじく、U.S.A.の動画をみてヲタクのコールってオモロイやん、と感心した人は「王国民」のコール(→ 動画)などを見たら衝撃を受けると思います。
その後のリリイベでもコールが定着
ららぽーとTOKYO-BAY(6/7)
たまプラーザ テラス(6/9)
イオン幕張新都心(6/16)
アスナル金山(6/29)
なんばパークス(6/30)
池袋サンシャインのときほど参戦しているハロヲタの数は多くないはずですが、その後のリリイベでも大音量のコールが響いているのが分かります。
池袋のリリイベにおいてハロプロ産のコールは無事DA PUMPファンに「納品」された形となりました。
一昔前のように、ファンサイトや掲示板で一方のファンだけが勝手に盛り上がっているだけだったならばここまでの結果にはならなかったはず。
SNSの交流が偶然にも良い方向へ作用した稀有な事例といえるでしょう。
U.S.A.のみ動画撮影、アップロードをOKにしたDA PUMPサイドの戦略も見事にハマった形となりました。むしろ注目するべきはコールよりも、俯瞰で見たダンスフォーメーションの美しさ。
ちなみに、ちょうどBuzzFeedから「ハロヲタがバズらせたDA PUMP新曲。ISSAが伝えたい感謝の気持ちとは?」という記事(※)がでていました。
この他にも、浅い取材しかしていない一部のメディアではさもハロヲタのおかげで「U.S.A.」がヒットしたかのような論調がチラホラ見受けられます。
しかし、冒頭に紹介した通り「U.S.A.」はPV公開数日で100万再生を突破したり、所謂インフルエンサーによって拡散されたりとリリース前から大きな注目を集めており、ハロヲタのおかげで脚光を浴びた、というのは大きな誤りです。
FNS うたの夏まつり 2018でついにコラボが実現
2018年7月25日に放送されたフジテレビの音楽特番「FNS うたの夏まつり 2018」で、ついにDA PUMPとモーニング娘。のコラボが実現。
事前にハロプロのファンクラブ側にも観覧募集の連絡が入り、TVでも「U.S.A.コール入りVer.」が公開されることに。
生放送LIVEの中、DA PUMPがU.S.A.のアウトロで「恋愛レボリューション21」の有名なダンスを披露。
コラボのシーンではこの記事でも紹介したモーニング娘。の「A gonna」や「TIKI BUN」の振り付けをDA PUMPメンバーがさりげなく取り入れてくれる場面も。
娘。側も曲の最中で「いいねダンス」を織り交ぜるなど、双方のファンにとってまたもすばらしい共演となりました。
森戸知沙希(モーニング娘。 / カントリー・ガールズ)
「なんと、
DA PUMPさんとのスペシャルコラボが遂に実現しました
U.S.A.を一緒にパフォーマンスさせていただいたのですが、、、
いいねダンスやインベーダーを踊れてもうほんとに嬉しかったです!!
ファンの方も楽しんでいただけてたらいいなー
みなさん本当に優しくて、リハーサルの時からすっごく楽しくて、コラボが終わってしまったのが寂しいです。笑
またいつかご一緒できますように!!」
小田さくら(モーニング娘。)
「皆さん本当に優しかったし、かっこよかったです
ダンスの練習してるのを見て下さって、
そっとコツを教えてくださる ジェントルマン
私は、ダンスの立ち位置がYORIさんと近かったのでアドバイス沢山頂きました
いやぁ、勉強になった…
また何かでご一緒したいです」
引用元:https://ameblo.jp/morningmusume-10ki/entry-12393331934.html
FNSうたの夏まつり終了
モーニング娘。’18の皆さんと共演させて頂きました!
ありがとうございました#fnsうたの夏まつり#モーニング娘18 #DAPUMP#夢の共演#感謝#ハロオタ pic.twitter.com/25WkphWOHs— DA PUMP_KENZO (@DAPUMP_KENZO) 2018年7月25日
ISSA
「いつか、コラボができたらいいなと希望しています。
ハロプロとコラボができたら絶対におもしろいですよね。
特に、毎年年末にはいろんな大きなものがありますから、そういうところでやらせてもらえるチャンスをいただけたら嬉しいですよね。
僕からはこれ以上のことは言えないですけど!」
引用元:Lmaga.jp
8月5日 中野サンプラザのハロコンにDA PUMPが降臨
DA PUMPファン、ハロヲタ双方ともFNSの素晴らしいコラボでとりあえず異文化交流も一段落と思いきや、8/5のハロコン※ 中野サンプラザ公演にDA PUMPがまさかのサプライズ登場。
もともとハロプロの新グループが先に開催されたハロコンでU.S.A.をカバーしており、中野サンプラザでは池袋サンシャインの時のISSAの煽りを再現するような形でホンモノのDA PUMPが乱入。
女の園であるハロプロのコンサートにおいて他事務所の男性グループとのコラボが実現するというのは前代未聞であり、ハロプロ20年の歴史の中でもまさしくエポックメイキング的な1日となりました。
ハロプロとDA PUMPの接点は意外とある?
笑顔が素敵なDA PUMPのピンクの人 こと DAICHIはジュノンボーイコンテストに出場したこともあり、特別審査員を努めていたつんくとも面識があります。
DAICHIは栃木県出身で「とちぎ未来大使」にも任命されていますが、ハロプロにもとちぎ未来大使のメンバー(森戸知沙希 / モーニング娘。’18、カントリー・ガールズ)が所属。
LOCK DANCEの世界で知らぬものはいないトップダンサー KENZOはモーニング娘。OG 田中れいなの知人であり、つい先日も彼女のイベントに出演。
またDA PUMPのメジャーデビュー日 6月11日は、10年以上に渡りハロプロを支えてきた℃-uteの結成日と同じ。
℃-uteのエースメンバーだった鈴木愛理のソロデビューアルバムの発売日は奇遇にもU.S.A.と同じ2018年6月6日。
DA PUMPは、多数のヒット曲を持ちながら諸事情によりMステにはたった2回しか出演したことがないのですが、そのうちの一回の共演者に平家みちよ with はたけ(シャ乱Q)がいる点もハロヲタとしては見逃せません。
DA PUMPだけでなく所属事務所のライジングまで対象を広げると、DA PUMP直属の後輩であるw-inds.の橘慶太とハロプロが誇るアイドル 松浦亜弥は夫婦。
連日歌ってるのに、どの動画観ても歌が完璧でやはりライジングの長男はとんでもない存在ですね。
歌のバケモノ ISSA兄さん。
ダンスのバケモノ 大知くん。うちにはこの2人が居るから
私は音のバケモノを目指すしかなかった。笑 https://t.co/LDfginTOit— Keita Tachibana (@Official_Keita) 2018年6月9日
ライジングに所属する女性ダンスボーカルグループ「フェアリーズ」は2011年デビューですが、現在のモーニング娘。の中で一番活動歴が長い9期、10期も同じ2011年にハロプロに加入したメンバーです。
フェアリーズにもハロプロファンがおり、またフェアリーズに憧れているハロプロメンバーもいます。
DA PUMPは1997年、モーニング娘。は1998年にメジャーデビュー。
その後2000年前後に大ヒットを飛ばした後、不祥事、スキャンダルなどもありつつ、メンバー変更をしながらも苦しい時期を乗り越えて同じ名前でグループを存続してきた、というのも大きな共通点。
DA PUMPのU.S.A.にまつわるあれこれ
ハロプロと妙に縁を感じるDA PUMPの「U.S.A.」ですが、この曲を取り巻く偶然は他にも。
- 「U.S.A.」と同日発売にRAD WIMPSの「HINOMARU」 / こちらも色々と話題に
- 日本が「U.S.A.」に湧く中、海外では同じくアメリカを題材にした曲「This is America」が注目を浴びている
- DA PUMPが再ブレイクした2018年に、ISSAと同じ沖縄アクターズスクール出身で以前は同じ事務所に所属していた安室奈美恵が引退
安室ちゃんが広く世に知れ渡るきっかけになったのが、奇しくも「TRY ME 〜私を信じて〜」、「太陽のシーズン」といったユーロビート曲だったというのも面白いところ。
またアイドルファンのコール文化は2018年に亡くなった西城秀樹の「情熱の嵐」が発祥という説もあります。
2018年にDA PUMPのユーロビート曲「U.S.A.」がドルヲタのコールと一緒に話題になる、という事実に何らかのめぐり合わせを感じずにはいられません。