部屋とバナナと私

生肌もセクシー

昨日のエントリを書きながら、Wikipediaを見ていてその一節に気づく。

日本におけるオリジナルのランバダとして、2009年に大澤敏雄が『プチトレアノン新宿』を｢カオマ｣に継ぐ日本発のワールドミュージックとしてリリースした。

Wikipedia contributors. "ランバダ#カオマのランバダ." Wikipedia. Wikipedia, 20 Feb. 2017. Web. 20 Feb. 2017.

知らんぞ。

とりあえず「そんな曲あったか？」とAmazonで検索すると確かに存在する。

プチトレアノン新宿

posted with amazlet at 17.03.19

大澤敏雄
トップオー・ジェー (2009-04-15)
売り上げランキング: 1,673,008

Amazon.co.jpで詳細を見る

2009年にトップオー・ジェーというレーベルから。

1. プチトレアノン新宿
2. 熱帯夜
3. プチトレアノン新宿(オリジナルカラオケ)
4. 熱帯夜(オリジナルカラオケ)
5. 熱帯夜(リゾートバージョン)

しかし残念ながらAmazonに試聴用の音源は用意されていない。「熱帯夜(リゾートバージョン)」が非常に気になるのだが。

ダメもとでYouTubeで探してみると何故かある。

（ランバダ・Lambada）生肌もセクシー：プチトレアノン新宿（曲名） ：大澤敏雄（詩・曲・歌）

動画について一つ苦言を呈するなら、どう見ても踊りがサンバであることだろう。「浅草サンバカーニバル」とか、そんな雰囲気がプンプンする。いや、川口とか松戸でもいいのだが、何処であったところで私には場所を特定できない。

ついでというわけでもないが、関連動画でカップリング曲の「熱帯夜」も見つかる。

	（ボサノバ・Bossa Nova）夏の女、濡れた素裸とビキニ・・・/ 熱帯夜（曲名）：大澤敏雄（詩・曲・歌）
	お前は夏の女/濡れた素肌は/眩しすぎて俺には直視できない…

動画タイトルはすっぱだかになっているが（ビキニ要らないじゃんか）、多分たいした問題ではない。

どちらもアップロードはGood Good Music氏。その他の公開動画も全て大澤敏雄がらみなので、ご本人なんじゃないかという気もする。しかし同時に、あまり上手な歌というわけでもないのでファンのカラオケという線も捨てきれない。

レコード会社「トップオー・ジェー」（こちらも聞いたことがない）をググると

大澤敏雄本人が作ったインディーズだった。聞いたことがないのも道理。

所属アーティスト（大澤氏のみ）のプロフィールページを確認。結局"Good Good Music"も実質は大澤敏雄チャンネルであるようだ。顔が一緒だものね。

付け加えると、リリース作品の紹介ページで試聴することができた。本人だった。

しかし、（こう言っては失礼だが）こんなマイナー作品を知っている人がいてWikipediaの記述に関わっていたりするものだろうか。もしかすると、これも本人かなあという気もするが、なにぶん古い話なので（記述が追加されたのは2010/6/11 14:20）確認はどう考えても無理。

…ということで、日本で作られたランバダについて紹介した。カオマのフォロワーとして、20年は機を狙いすぎというものだが。

その他のランバダはこちらから

Googleロゴは時間差で変更 （まとめも更新）