プロポーズって本当に必要? 自分から結婚を切り出した犬山紙子さんに聞いた結婚生活をうまく進めるマネジメント術

変わり種マネジメント その6

2018/04/18

きちんとプロポーズをせずに結婚したばかりに「プロポーズがなかった」とチクチク言われ続けてしまう、言い続けてしまう……。そんなエピソードを耳にすることが少なくありません。結婚観が多様化する現代ですが、それでもやはりプロポーズは結婚において重要なファクターなのでしょう。

そこで今回は人気コラムニスト・タレントである犬山紙子さんにお話を伺いました。プロポーズといえば男性からするものというイメージがありますが、犬山さんは自分から、しかも怒りながらプロポーズをしたというエピソードの持ち主。その後の結婚生活は順調に見えますが、やはり「プロポーズをされたかった」などの想いはあるのでしょうか?

するつもりのなかった、思いつきのプロポーズ。その結果は?

――改めて犬山さんのプロポーズについて教えていただけますか?

付き合って1年ちょっと経った頃でした。仙台の実家に帰ったところ、親に「結婚いつするんだ。早くしろ」といったことをたくさん言われて、イライラして。それで八つ当たりのような感じでつるちゃん(夫の劔樹人氏)に電話したんです。「実家に帰るとそれしか言われないよ」と愚痴る流れで「もう結婚するよ!」って。

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つるちゃんも「はい」っていう感じだったので、電話でそのまま日取りも決めました。一般に「プロポーズ」と呼ばれるようなものというよりも、私から全部決めたみたいな感じでしたね。

――ちなみにそのときはお酒を飲まれましたか?

あー、飲んでたと思います(笑)。その頃は日常的にお酒を飲んでいた時期だったので。電話したときは「プロポーズするぞ」なんて思っていなくて、話しながら「いま結婚しちゃえばいいじゃん」って、思いつきで(笑)。

――「プロポーズされたかった」という想いはありますか?

あんまりないですね。ロマンチストじゃないですし。ただ、プロポーズそれ自体は素敵なことですし、「男がしても女がしてもいい」とは思っていました。だから女から言うことに抵抗はなかったですね。「長く付き合ってる彼氏が結婚してくれない」っていう悩みを抱えてる女の子ってたくさんいると思いますが、「プロポーズされたい」っていう気持ちが強い人でなければ、自分からしてしまうのも手だと思います。

――電話でのプロポーズと結婚の段取りの後、婚約指輪などは購入されたのでしょうか?

結婚指輪と婚約指輪はつるちゃんが買ってくれました。普段は私が「家賃を払う」と言ってるんですけど、指輪は彼が用意してくれました。それがあったから、なんだかんだ落ち着いている部分もあるのかもしれないですね。こんな性格の私ですけど、それでもやっぱり気持ちを込めてプレゼントしてもらえてすごく嬉しかったので。

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――そこは男性側がリードしたんですね。

男の人が結婚を視野に入れているのにプロポーズしない理由って「いまの自分の稼ぎじゃ食わせていけない」とか「もうちょっと給料もらえるようになったら」とかだと思うんですよ。彼も私にそういう理由でプロポーズできないんだろうなとは察せられたので、そういった事情も踏まえて私から結婚の話をした面もあると思います。

――女性は結婚相手の収入についてそこまで気にしていないのでしょうか?

気にしてる人はいるかもしれないですけど、女性も働くことにやりがいを感じている場合は「二人で稼いでやっていけばいい」と考えていると思いますよ。また、子供が欲しいので「早くに結婚したい。給料はそのうち増えるかもしれないし」と考えている人だってそこそこいると思います。

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