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会話
不思議に思うのですが、何で日本だけがPCR検査について偽陽性が…、特異性が…等おかしな迷路に足を踏み入れてしまったのでしょうか?
日本だけに適用できる「科学」なんてないのに。
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PCR検査について、曖昧な議論が行われています。
問題は、Ct値の上限が36とされているのに、日本では40-45で運用されていることです。そのため、感染力が無いほんの僅かな遺伝子の残骸でも陽性になってしまうことです。必ずCT値を明示した上で特異度を論じる必要があります。
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1、Ct値の議論をどこまでしても、そこで関わるのは解析感度の話です。その点で特異度と言い出す貴方のリプはSEとしてどうなの?と(論理的思考)
2、36がどこから出た数値か知りませんが、閾値の目安の話でしょ?日本は40-45回してねと言ってるだけで閾値は提示していません。お粗末です。
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NewYorkTimesの記事があります。
これによると、陽性と判定するサイクル数(Ct)を変えると大きく感染者数が増減すると言ってますが、誤報でしょうか?
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別にそれは普通ですよ。
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例を挙げて考えます。45サイクル回して、Ct=35のとき陽性者が300人、Ct=40にすると陽性者500人だったとします。台湾はCt=36以上の陽性者は、ウイルス量が非常に少なく感染能力がないから陰性としています。台湾基準にすれば、日本のCt=40では200人の感染能力のない陽性者(偽陽性)が生じませんか?
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Ct値とウイルス量は相関しますか?
ましてやCt値と感染力は相関しますか?
ずっとCt値でウイルス量を議論するのは危険だと僕は言っているのですがまぁ。
そもそもCt=36は感染力の閾値になるとする台湾の文献を僕は見たことはありません。不思議なことに誰も根拠文献を示してくれません。
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例をあげます。
感染研プロトコルでは5mL程度のVTMに溶かした検体の360μLしかRNA抽出に持ち込みません。さらに、その後PCRに抽出液を何μL持ち込むかはラボ次第だったかと。まぁウイルス診断分野は5μL/20μL反応系が多いのですが。
これでCt値が40だったとします。
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さて、僕は同じ検体を次の様に処理します。
検体を0.5mLのVTMに溶かし全量RNA抽出します。次にPCR反応系を50μLにし、25μLをRNA抽出液にします。
ほら、Ct値=40の検体がこのやり方ではCt値=35になりました。
Ct値で統一の閾値を決めるには、かなり厳密に同じ試薬、同じプロトコル、同じ装置で
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検査施設達を縛る必要があります。
もし仮に台湾が統一基準を持っているのなら、それこそ縛れているし、他施設間バリもできているのでしょう。
不勉強なものでそんなバリデデータ聞いたことありませんが。
第一そんな不確かなことするくらいなら普通、基準濃度サンプル配りますし(笑)
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統一したCt閾値が決めれるハズだ。と考えるのはPCRの素人の発想だと正直思います。
プロトコルバリバリに縛れば可能かもしれませんが、それ、普通に基準濃度サンプル配った方が早いし。
またその人が感染力を「これから」持つのか「これまで」持っていたのか、どう見分けるのですか?
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世界が感染抑制のために検査に求めていることは、感染力のある感染者のを見つけることではありません。
これから感染力を持つ人を見つけることです。
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>感染力のある感染者のを見つけることではありません。これから感染力を持つ人を見つけることです。
両方見つけないと駄目でしょう。
申し訳ありませんが、やり取りしても不毛なようなので、ご返事は結構です。有難うございました。