市では、安心して妊娠・出産・子育てができるよう、さまざまな施策を行っています。本特集では、主に乳児期の子育てをサポートする取り組みを紹介します。
市では、赤ちゃんの誕生を祝福し、安心して子育てできるよう、育児用品を詰め合わせた「ベイビーボックス」をプレゼントしています。昨年4月1日以降に生まれ、市内に住民票がある乳児が対象で、市内7カ所の保健福祉センターで受け取ることができます。
受け渡しの際、保護者の方に保健福祉センターへ足を運んでもらうことで、保健師と話す機会ができます。それをきっかけとして、保護者の方がより気軽に保健師に子育ての不安や悩みを相談できるようにしています。
第3子以降のお子さん(昨年4月1日以降に生まれ、出生時から市内に住民票がある乳児)へ、紙おむつをお渡ししています。詳細は、こども福祉課(電話:443-2055)へ問い合わせてください。
「ママ手帳」は、子育てケアプラン(妊娠中、出産、産後の個別のサポートプラン)や産婦健康診査の結果、産後のママの心と体などについて記録できる手帳です。
昨年6月1日以降、母子健康手帳を交付する時などにお渡ししていますので、ぜひ健康管理に活用してください。
妊娠中~産後のママの心身のケアにお使いください。
※県内の医療機関や各保健福祉センターでもお渡ししています。
富山市母子健康手帳アプリ「育さぽとやま」では、母子健康手帳の内容をスマホで管理し、子どもの成長を楽しく記録することができます。また、子育てに関する情報や動画なども配信しています。
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市内7つの保健福祉センターでは、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を行う「子育て世代包括支援センター」を設置しています。保健師などの専門スタッフが関係機関と連携しながら、妊産婦さんやご家族のサポートを行っています。
保健推進員は、富山市長から委嘱を受けたボランティアで、地域の子育てや健康づくりのため、生後2~3カ月、8~9カ月の赤ちゃんがいる家庭の訪問や仲間づくりの赤ちゃん教室などを開催しています。
保健推進員は、地域の身近な相談役として、保健福祉センターの保健師さんと連携しながら活動しています。
直接お宅に伺い、子どもとお母さんの健康状態を確認したり、お母さんの不安や悩みの相談に乗ったりしています。
子育ては大変なことも多いですが、ぜひ私たち保健推進員に相談したり、地域で開催される赤ちゃん教室などに参加して子育て仲間を見つけたりして、上手に息抜きしながら楽しく育児をしてほしいと思います。
ベイビーボックスは見た目もかわいく、中身もたくさん入っていたので、とても
子どもは3人目になりますが、1人目の子どもの時から保健福祉センターをよく利用しています。私は、周りの家族や保健師さんたちにたくさん相談に乗ってもらいながら育児をしているので、子どもは一人で育てているのではなく“みんなに育ててもらっている”のだと感じています。
子育ては一人で頑張る必要はないと思います。誰だってしんどい時はあるので、保健福祉センターや児童館などを利用して、みんなに可愛がってもらいながら、うまく気分転換をして子育てすることが大事だと思います。