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情報収集

艦長級会議で決定した翌日に情報収集衛星2基を召喚し情報収集を開始した。情報収集開始から24時間後には第1報の報告が上がってきた。


「ブリュンヒルド王国海軍の戦力について」第1報

第1報として以下の情報収集結果をご報告いたします。

1.東海艦隊の母港と思われる軍港に停泊中の艦船について

 戦艦1隻、巡洋艦3隻、駆逐艦5隻、用途不明艦船1隻の停泊を確認した。またその他に艤装中と思われる巡洋艦1隻を確認した。

2.南海艦隊の母港と思われる軍港に停泊中の艦船について

 戦艦1隻、巡洋艦2隻、駆逐艦4隻の停泊を確認した。

3.陸上基地候補となっているア島について

 無人島の可能性が非常に高い。島の大きさとしては2500ヘクタールの広さで陸上基地には最適の広さである。


という報告であった。もしも交渉が決裂したらこの2か所の軍港を攻撃して無力化したあと、ア島に陸上基地を建設することにしよう。

出来れば特殊作戦群に基地の偵察をさせたいが時間がない。

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【護衛艦ひゅうが】司令官室 10:00


今日はブリュンヒルド王国に対し先日の一件について外交官と会談したい旨を大出力のモールス信号で伝える1回目の送信を行う日である。


ブリュンヒルド王国沖東20キロ地点で送信を開始した。


「1000になりましたので送信を開始します。」

「わかった。頼む。」

「了解しました。」


ブリュンヒルド王国はどのような判断を下すのか。期待している。


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【ブリュンヒルド王国】東海艦隊司令部 ナガセ司令官 視点


ナガセ「戦艦ソウフウが撃沈されただと!!」

下士官「そのようです。謎の不審船に沈められたものと考えます。」

ナガセ「とにかく、このことは上層部に報告しなければならない」

下士官「はい」


連絡士官「司令官、わが国宛のモールス信号をキャッチしました。」

ナガセ 「読み上げろ」

連絡士官「はい読み上げます。〈宛:ブリュンヒルド王国王 発:日本国海上自衛隊最高司令官 鈴木翼 2日前にブリュンヒルド王国海軍戦艦ソウフウとの戦闘の末、戦艦ソウフウを撃沈した。攻撃前に戦艦ソウフウ艦長に対し攻撃を行えばブリュンヒルド王国から宣戦布告されたものと判断すると警告したのにも関わらず、わが国の海上自衛隊に対し砲撃による攻撃を行った。我々としては戦争は望んではいない。今回の一件に対し外交官と会談したい。会談を受けるのであれば3日後の日没までに外交官を乗せ、貴国沖東20キロ地点へ船でお越し願いたい。また、3日後の日没までに貴国から攻撃を受けるか会談を拒否した場合は、わが国に対し宣戦布告したものとみなす。〉です。」


強気だな… 戦艦ソウフウの仇もとるために艦隊の全てを向かわせたいが国王の判断を待たなければならない。


ナガセ「国王陛下にはもう伝わっているのか?」

連絡士官「信号の出力から推測するに王都どころか他国にも伝わった可能性もあります。」

ナガセ「わかった。上層部からの命令を待とう。」

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【護衛艦ひゅうが】司令官室 鈴木翼 視点


かなり強気でブリュンヒルド王国に連絡をしたが国王はどんな対応をするのだろう。


「後藤艦長、各艦に下令。最大戦速でブリュンヒルド王国東25キロ地点に向かえ」

「了解しました。最大戦速で進路270とします。」


さて、3日後の日没まで待つとしよう。

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【ブリュンヒルド王国】国王 視点

モールス信号を受信した王都では大臣を集めて、今後の対策を決める話し合いが行われていた。


「戦いましょう。王国に喧嘩を吹っかけてきたんです。売られた喧嘩は買いましょう。」

「戦って何になる。相手は会談を持ちかけてきているのだ。外交的に解決しよう。」

「持ちかけてきているだと?ただの脅しではないか。このことは他国にも知られてしまっている。世界から今この件に関して王国がどう対処するか注目されている。脅しに負けて会談などあってはならない。」


とまぁ、平和的に会談に応じる派と会談に応じずに戦おうという派で分かれている。


そんな中、国王が口を開いた


「我は会談に応じずに戦おうと思う。」


この国王の一言で王国は戦争への道を選んだのだ。

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【護衛艦ひゅうが】司令官室 鈴木 翼 視点  モールス信号送信から3日後17:31 日没時刻


後藤艦長を呼び、外交官が来たのか聞いた。


「つまり外交官は来なかったのだな?」

「はい。あたごとみょうこうのSPYレーダーで24時間体制で監視しましたが、船は1隻も来ませんでした。」


王国は戦争の道を選んだのか…


「各艦の艦長と隊司令あと特殊作戦群群長を呼んでくれ。緊急の会議を行う。」

「了解しました。」

よろしいならば戦争だ。なんてね。



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