悪女ファウステリアの最期

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一言
良い小説に出会うことができました
投稿者: daikonoisii
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2016年 07月21日 20時34分
感想ありがとうございます。
楽しんで頂けましたら幸いです。
黒井雛
2016年 07月21日 21時53分
良い点
文章力の高さ。
納得出来るストーリー(流れ)。
気になる点
誤字脱字報告。
【1】
少女のような身元のない娼婦まがいーしかも【生粋の咎人】など、命を奪ったところで罪に問われることはない。
→ダッシュ(―)になっていない。

(録でもない人生だった)
→碌でもない

少女が今まで見たことが無い秀麗な顔立ちをした男は、少女を見下ろしながら、心とろかすような甘い笑みで、そう言った。
→心をとろかす

【2】
テリアは、女性名の末に良く浸けられる結び。
→付けられる

「【罪の娘】…」
→ルビがおかしい。

【4】
王が高台に出現した際に用いた転位魔法は、特殊な魔具によるもので、同じ魔具が設置された場所にしか移動が出来ない。
→転移魔法

一太刀で持ってして、強大なドラゴンの首を切り落としたリュークの鼓舞に、兵士たちの志気が目に見えて高まる。
→以って
→「士気」の方が良いと思います。

いい加減老醜を晒して民に見限られればいいのに、「民の為に」という聖人じみた行動が、実に鼻に着いて鬱陶しい。
→鼻について

時期に限界は来る。
→じきに(直に)

【6】
ドラゴンが立ち去った広場
→文末に「。」が抜けている。

【8】
自分の不幸の処理だけで手一杯なファウステリアには、いくら同様な境遇で、血が繋がっているからといって、とおの昔に死んだ他人の不幸まで嘆く余裕はない。
→とうの昔

300年前、紫水晶の瞳に忌み嫌われるものというレッテルを押し付け、瞳を持つ人間を迫害したからではなく
→最後に「、」の付け忘れ。

【9】
まるで早口で大合奏されているかのような、数百人の人間に一気に話されているような、そんな感覚に襲われたファウステリアは頭を抱えて倒れ込む。
→大合唱

【10】
眼からは涙が、鼻からは鼻水が、口からは唾液が、
→文末は「。」

【12】
寧ろ、直接的に働きかけなかったからと、内心で自身の罪を軽減させようとしていた自分方が恥知らずな分、罪が重い。
→自分の方が

【20】
けれでも、リュークはジーベルトに言った。
→けれども

【21】
溜まらなく孤独だ。
→堪らなく

【22】
リュークは部下の眼も憚らず、その眼から滝のような涙を流して慟哭した
→文末の「。」が無い。

【23】
そして、ややあって、その紫水晶からほろほろと涙を毀れさせた。
→零れさせた

【27】
目隠しをしているのにも関わらず、リュークの支持はほぼ正確だった。
→指示

ファウステリアはひっそりと口端を挙げる。
→上げる

(さて、そろそろ頃合か)
→頃合い

【32】
ファウステリアはリーシェルの言葉に、息を飲んだ。
→呑んだ

【34】
子を孕んだという感慨も、感動も、当然ながら孕んだ子にに対する愛情も、全く湧き上がってこない。 とことん自分は、人間らしさが欠落した化け物であることを、改めて実感する。
→文と文の間に空白がある。

【35】
鉄のような臭気が特徴で、匙一匙の量で、摂取した妊婦の大部分は堕胎してしまうと言われている。
→「一匙」だけで良いと思います。もしくは「匙一杯」など。

【36】
当然の流れながら、ファウステリアの孕んだ子は、流れた。
→当然のことながら

リーシェルの女性的で柔和な顔は、悪鬼のごとく歪んでいた、
→文末は「。」

【38】
ラミアは、誰もが彼女を初めて視界に映した瞬間、思わず感嘆の息を吐いて賞賛の言葉を紡いでしまう程の程の美貌を、生まれつき備えており、そしてその事実を心から誇っていた。
→「程の」が一つ多い。

【39】
しかし、リュークが追及する他者…すなわちグレーヒエルの民の益も、最終的には英雄たる自身の名声を挙げるというナルシスズムを満たすための材料に過ぎない為、結局のところ、自分の益を追求しているのである。
→名声を上げる
→ナルシシズム

【40】
自らが潰したと話す方目には、装飾されているとは言え、武骨な眼帯が嵌められていたが、そんなハンディを負っていてもなお、彼女の美しさは損なわれるどころか、完璧でないが故に一層、美しく見えた。
→片目

【43】
最後の文、段落の下げ忘れ。

【46】
「――あの女は、時期王を殺した」
→次期王
真っ直ぐ向けられたリーシェルの瞳の怜悧さにに、カンエは押し黙った。
→「に」が一つ多い

【51】
「それは怖いな…うむ。お前を的に回さないように、鍛練せねば…」
→敵

【55】
まるで嘘のように咳が止み、リーシェルは殆どふだんの健常な状態と同じように過ごせた。
→「普段」と漢字で良いと思います。

【58】
固まる人物それぞれに一折視線を送った後、小さく眉を寄せて鼻を鳴らした。
→「一折」は「一通り」ですかね?

【62】
愛する悪魔の愛の言葉が、どんな目的のものだとしても、ただ嬉しくて溜まらない。
→堪らない
一言
面白くて一気に読みました。
最後の文を読んだ時、思わず唸りました。
登場人物について思ったことは、
ファウステリア→悪女。演技してる時、謙虚過ぎて面倒くさい人に見えた。リーシェルには、リュークを慕っているということに対してわざと嫉妬させたのがなんかすごいと思った。
リューク→騙されやすい。あとファウステリアが綺麗じゃなかったら、もし同じ境遇の人がいても優しくしなかったのかなと思った。
リーシェル→殴っといて優しくするのが、DVの典型に見えた。
ファウステリアが最後にちゃんと真実の愛に満足して幸せに死ねたので良かったです。
文章が好きだったので、他の作品も読んでみようと思います。
投稿者:
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2015年 03月13日 15時10分
感想&誤字報告ありがとうございます!!

こんなにたくさんご指摘いただいて申し訳ありません。非常に助かります…。次の休日に直しますね。

一気読みしていただいたという報告に思わずにやけてしまっています。楽しんで頂けたようで嬉しいです。
リュークはファウステリアがもとのままなら、英雄思考が故に助けはしても、傾倒はしなかったでしょうね。その辺はふつーの男です。
そしてリーシェルはまごうことなきDV男です笑 自覚がないverは鬱陶しいくらい聖女を目指して書きましたが、少々演技過剰だったかもしれません。
何だかんだでファウステリアにとっては一番のハッピーエンドでした。満足いただけたようで嬉しいです。

よろしければ他の黒井雛作品も(空飛ぶひよこ作品は系統が違うのでもしかしたら合わないかもしれません)宜しくお願いします。
ありがとうございました。
黒井雛
2015年 03月13日 23時14分
一言
・怪物になってしまった正妃
もしかしてこの世界のラミア(蛇女の方)の語源になってしまっていたりして……
・蛇を意味する名字にされた一族
なまじ怪物になったラミアの姿を見た人がそれなりの人数いる分、信憑性の高い悪評が長く続きそうですね。つまり、次の『紫水晶』の配役をあてられたのか。300年も経てば理由も忘れられて差別だけが残りそう。それだけに一部の末裔は過去の優しくされて盲目的になった紫水晶の人みたいな人がいそうですね。
・英雄が魔女王を打倒
そしてこの国は英雄の出身国のものか。
・主人公の本音
本質は『愛』が欲しい普通の人だったのか。悪魔さんと幸せ(?)な悪魔生を送れると良いですね。
投稿者: スター
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2015年 02月21日 20時49分
感想ありがとうございます!!詳しい考察嬉しいです。

一応ラミア一族の行く末は、史実に基づいたものなのですが、おそらく紫水晶代わりの被差別的立場になっていると思います。
ファウステリアの圧迫から、そう言ったはけ口を求めている人も多かったでしょうし。そして英雄が来たからといって変わらないのが、そう言った根強い差別です。
もしかしたら、その中から、ファウステリアのような復讐者も現れ簒奪劇が起こってもおかしくないと思います。もちろん盲目的従僕も。歴史は繰り返されるのが常ですから。
そして英雄が正義と限らないもの、常ですね。ファウステリアがいなくなってからの方が国は荒れるので、どっちが良かったのかという国民もいます。

ファウステリアは普通の少女でした。普通の少女がどうしようもなく歪んだのがファウステリアです。
傍にいられるだけで幸せなので、多分二人はいつまでも幸せに暮らしましたで締められると思います。

ありがとうございました!!
黒井雛
2015年 02月22日 23時39分
良い点
彼女の生き方、時代を生きた女性ですね。
一言
どうも!どうも!初めまして!海の永帝です!黒井雛様どうかお見 知りおきを !

「毎度!このアホ作者から生まれた日西系五世の野上大輝や!ファウステリア様、黒井雛様以後よろしゅうに!」

アホ作者は余計だろう!

「ええんやんか、本当の事やし……!!¡Es yo mujer preferente!……¿Son sólo dosde nosotros, y no sostiene la comida esta vez?【おおっ!私好み女性ですね !……今度二 人きりでディナーをしませんか?】」→野上大輝

大輝……スペイン語で喋っても相手に伝わらんぞ?

「そうか……ファウステリア様……じゃあ一緒にホテ ルでもー」→野上大輝

それは駄目や!ボケ!!

「冗談や!……まぁちなみに俺は悪女に責められるのが好きやけどー」→野上 大輝

言わせねぇぞ!!

「Ah, quiero ir realmente juntosen la premisa como el compañeroen usted. ……Si lo odio…………¿Finalmente bailará sólo en dospersonasconmigo?【 まぁ本当に貴女の事を伴侶としての前提にお付き合いしたいわ。……もしそれ が嫌なら…………最後に俺と二人だけ で踊ってくれへんか?】」

以上です!出来ればファウステリア様のコメントお願 いします!

以上海の永帝と変態紳士の野上大輝でした!
投稿者: 海の屋台 
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2015年 02月09日 12時33分
感想ありがとうございます。

時代を生きたというべきか、ただ自らの欲望を追って生きたというべきか笑

ファウステリアの台詞を…ってことは望まれているのは猫かぶりバージョンじゃないですよね?
む、難しい…。なんだか、とても挑戦された気分です…!!

てなわけで以下、やってみました。

「野上大樹…貴様が何を企んでいるかは知ら無いが、私は既にリーシェルと言う夫がいるから、残念ながら伴侶となるのは無理だな。既にこの世にはいないとは言え、王の妻だったものとして名目上は操立てをしなければならないからな。
…だが、共に踊るくらいはしてやってもいいぞ。当然、対価は請求させてもらうが。

野上大樹。

楽しませてやるよ。手を取って踊るといい。

滑稽に、

哀れなまでに愉快に、

口づけの距離で、共に踊って見せてくれ

―-対価は、その命だ」


…お粗末さまでしたー 逃
黒井雛
2015年 02月10日 00時22分
一言
素敵な物語、ありがとうございます。
敬愛する押砂先生の割烹で紹介されておりましたので、ちょっと覗き見を……と来てみたところ、ほぼイッキ読み(笑
おぁ、なんて素敵な物語なんだろうという読了感で、とても満足しました。

途中で冒頭の問いに対する答えは想像できたんですが、成る程、そういう結末になりますか。と妙に納得。

きっと愛を得て救われたのは、ファウステリアだけではなくメティもなんでしょうね。
投稿者: 結城 慎
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2014年 12月21日 00時14分
感想ありがとうございます!!
一気読み、嬉しい誉め言葉です。ありがとうございます!!砂押先生様様です笑

メティと、ファウステリアは、双方救われたハッピーエンドだと思います。
二人は幸せ。二人だけは、幸せ。…ただし、被害は甚大。この理不尽さがファウステリアです笑
最後までお読みいただきありがとうございました!!
黒井雛
2014年 12月23日 00時18分
良い点
キャラクターそれぞれが人間臭さを感じられるリアリティのあるキャラクターでした。
印象に残るキャラ作りに感服いたしました。
気になる点
ただ、リュークが亡くなった後からの展開が少々早いかなと。私の読み込みが足りないせいかもしれませんが、時間の流れに一瞬ついていけず、「ん?」と首を傾げてしまいました。
一言
初めて感想を書かせていただきます、さくらんぼと申します。ご挨拶が後になってしまい申し訳ありません。

空飛ぶひよこさんの他作品もいくつか読ませていただいたのですが、その中でもこの連載は格別でした。文字数も決して少なくなく、中身もぎゅっと濃縮されたものであるにもかかわらず、まったく飽きるということなく一息に一気読みしてしまいました。
悪女ものというのは今までで初めて読んでみたものだったのですが、初めて読んだのがこの作品で良かった! と思うくらい素敵でした。これから先、悪女と聞いて真っ先に思い浮かぶのはファウステリアになりそうです(笑)

物語の謎めいたモノローグ部分から引き込まれ、緊迫感のある本筋から激しく、しかし穏やかに終わりへと導く文章能力にうっとりと夢見心地になりながら読ませていただきました。
最後に鮮やかに回収された伏線にも「おお…!」と思いながら、何だかんだありつつ綺麗にまとまったと思います(うわなんかどこから目線だろうこれ……)
ファウステリアは終始自分を人間ではないモノとして語っていますが、実は自分のために生きていた彼女がある意味一番人間らしかったのではないかなと思ったり。(少なくとも英雄を貫くためとか美しさのために生きるよりは感情移入しやすかったです。もちろんそういった価値観の人がいても何らおかしくないのですが。というかむしろ色々と納得させられてしまったのですが)
ティーツも結局母親に愛してほしかったという意味ではファウステリアと根っこの部分は同じだったんでしょう、きっと。できれば次は愛情を注いでくれるお母さんのところに生まれればいいね。
メティもファウステリアも孤独であったという点で、人(片方は違いますが)はやはり互いの根底に何かしらの共通項がある人に好かれるのではないかな、とこの作品を読んでみて思ったことでした。

中身があるのかないのかよく分からない感じになってしまいましたが……(苦笑)
私もいつかこんなお話が書けるようになればいいななんて思いつつ。長文乱文失礼いたしました。
投稿者: さくらんぼ
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2014年 11月24日 20時08分
感想ありがとうございます!!
しっかり読み込んでくださったのだなとひしひしと感じる感想にジンと来ました。

>ただ、リュークが亡くなった後からの展開が少々早いかなと。私の読み込みが足りないせいかもしれませんが、時間の流れに一瞬ついていけず、「ん?」と首を傾げてしまいました。

確かにそれぞれのキャラの「死」をオムニバス形式で描くようなスタンスだったから、ちょっと展開が急すぎたかなと反省しました。下剋上物としては甘いですね。もうちょっと経過書き込むべきだったかもしれません。

>ファウステリアは終始自分を人間ではないモノとして語っていますが…

そうなんですよね、ぶっ壊れているように見えて存外ファウステリアの感情は人間らしくて分かりやすいものだったように思います。寧ろリュークやラミアが、盲目的な分ぶっ飛んでいる笑
ファウステリアは未知の、得体のしれない化け物ではなく、見ている人が共感しうる身勝手で愚かだけど、どこか悲しくい悪女にしたかったので、さくらんぼ様の言葉がとても嬉しいです。
ファウステリアとメティ、ティーツとファウステリアは似ています。だけどメティとティーツは似ていない。似てないけど(ファウステリアはティーツを愛していたとはけして認めませんが)ファウステリアは二人を愛したのでしょう。確かに相似の部分が愛情に繋がっていたのかもしれません。愛せない自分自身の代わりに愛した部分も一部あったのかもしれませんね。

感想とても嬉しかったです!!ファウステリアの最期に最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!!

黒井雛
2014年 11月24日 23時26分
一言
素晴らしい物語をありがとうございました。
ファウステリアの満たされていない望みとは何なのか?冒頭からの謎を軸に、話の風呂敷が広がっていき…最後の数話できっちりすっぱり、折り目正しくまとめられていく爽快感が凄まじかったです。

情景が思い浮かぶほどの肉薄感から、想像の余地を楽しむ引きまで、緩急のある巧みな本文でした。まったく飽きずにモノローグからエピローグまで一息に読み通してしまいました。

リュークとリーシェルに関しては、たとえ相手の内心がどうだろうと最期が惨めであろうと、それまで幸福だった(と信じさせてくれた)ので、とくに憐れには思わないのですが…あとは自分の甲斐性の問題で。
ティーツが切ないですね。天文学的数字だろうファウステリアによる犠牲者の中でも、ただ一人、その生まれから死まで生涯報われなかった子。
いつか平凡な家庭で生まれ変わり、穏やかな生を送ってほしいと思います。
そんな彼のもとを訪れる、輝く黒い玉と連れ添う誰かさん。平和な男の子の姿を一目見て笑い、あとはもう振り返ることもなく去っていく…みたいなところまで妄想しました!(自己満足のティーツ救済)

傍迷惑なカップルに祝福を。あ、でもほどほどでお願いします。
投稿者:
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2014年 11月19日 01時34分
感想ありがとうございます!!

しっかり全部読んで頂いたようで嬉しいです。しかもこんなに誉め言葉まで…思わず顔がにやけてます。
意外と同情票が集まらない二人(特に男性読者から)笑 まぁ、トータル的には幸せな一生だったかもしれませんね、最後にどん底に落とされましたが、恨む間も無く死んじゃいましたし。
ティーツは、本当に一番可哀想な子です。そんな未来があるといいな、と思います。そしてそれを見たファウステリアの魂が、うっすら白く光ればと、私も想像してしまいました。

はた迷惑なカップルに噴きました笑 物語中では綺麗にまとまってますが最凶カップルは、今後も恐らく人類に災厄色々もたらすと思います笑
黒井雛
2014年 11月20日 00時00分
良い点
完結、おめでとうございます。

前段でも書きましたが、後日レビューを上げさせていただければと思います。
後ほど、ご相談させて下さい。
気になる点
誤字(41~64)


42…、
   メリルと名乗った男は→「、」の消し忘れ

44…現罪→原罪

46…お前でもだ。」→お前でもだ」

51…小さく作嘆息する→小さく嘆息する

52…セイオ家がソーゲル家に忠誠を誓った→ライセイ家が

53…けして許さない→決して

54…鱗か生えた→鱗が

56…窶れ窪んだ眼孔をぎょろぎょろと→やつれ窪んだ眼

※窶(やつ)れは流石にルビがないと読めないかと
※「眼孔」は眼球が収まっている孔(あな)のことですので、動きません。
一言
まずは、圧倒的な国語能力に感服しました。
おそらく、黒井先生ご自身も相当な読書家なのだと思います。
きちんとした日本語を使った文章でありながら非常に読みやすく、読後はまるで国語の教科書や文学書に載っている1つの完成された古典作品を読み終えたような気分になりました。

内容についても、同じ系統の作品を書いている身としてファウステリアの歩んだ道はとてもよく理解ができます。
若干、王家簒奪までに対してその後のペースが早すぎるような気もしましたが、きっちり押さえられたティーツとのやり取りや最後の結末部分については時間を忘れて惹き込まれました。
あともう1話、その後の2人のやりとりが少しだけでも見たかった気がしますが、…まぁ蛇足ですかね(苦笑)

とても、面白かったです!
投稿者: 砂押 司
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2014年 11月17日 05時24分
感想ありがとうございます!!

そして誤字報告…自分のアホさにあきれましたが、本当に助かります!!こんなにたくさん…書き出すのも大変でしたでしょう(ほろり)ありがとうございます。今日中に直しますね!!

そしてお褒めの言葉に、ただただ恐縮するばかりです。
王位簒奪劇の早さは、ちょっと駆け足過ぎたかな、と自分でも少し後悔している部分です。王位簒奪劇というか、特にリーシェル死去編ですね。ぎりぎりまで、殺し方が決まらなかった彼。最期まで動かしづらくて、あっさりした思い入れがある最期に出来なかったのが少し反省しています。

メティとファウステリアは「そしていつまでも二人は幸せに暮らしました」という感じで良いかなと。そういう余韻を感じて頂けて嬉しいです。

レビューもありがとうございました!!ひたすら嬉しいっす。
なろう作者仲間として、どうぞこれからよろしくお願いします。
黒井雛
2014年 11月18日 07時38分
良い点
後日、レビューにさせていただければと思います。
気になる点
誤字(1~40)


9…後悔のぞさせやしない→なぞ

11…回復魔法を覗いた→除いた

   都ではゼウスを讃える→デウス

14…差別や侮蔑のの視線→侮蔑の視線

19…ジーフリート様→ジーベルト?

25…その延長戦には→その延長線上には

28…川の鎧の下→皮or革

30…そのかいが→その甲斐が

※文章のレベルを考えると漢字の方がいいでしょう。

33…小康状態に陥る→小康を得る

※「小康」とは「とりあえず回復した状態」を指す言葉ですので、「陥る」のはおかしいです。

36…混入が発覚しやすいワルピール…ワルプール

37…毀れる→零れる

※「毀れる」は「欠ける」という意味で、「刃毀れ」などに使います。液体が流れるのは「零れる」。

   マグマのような→(ex)業火のような

※剣と魔法の世界で「マグマ」という物質を知っているだろうか、という違和感です。
設定上ありという事ならスルーで。
一言
最後まで読んでから、また感想を寄せさせていただきます。
投稿者: 砂押 司
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2014年 11月17日 04時22分
良い点
よんだぞー(´ー`)

ダイナー読了後に速攻でラスト5話一気読み。究極の六倍くらいよかったです( ̄ー+ ̄)
一言
ペカーッ

って白く光るファウステリアに萌えますた!
白玉は偉大ですっ
この世でもっとも神々しい灯りですっっ


( ^-^)_旦~( ^-^)_旦~( ^-^)_旦~( ^-^)_旦~( ^-^)_旦~
        閑話休題
( ^-^)_旦~( ^-^)_旦~( ^-^)_旦~( ^-^)_旦~( ^-^)_旦~

主題歌決まりました!
OPは完全1択で
slipknot の eyeless

挿入歌は
陰陽座 の 甲賀忍法帖

エンドロールは
なぜか私の心の中は
中島みゆきの糸が流れだしてました。以上、ありがとうございました。そしてお疲れさまですっ(>_<)ゞ

で・わ、ひよ先生の新作読んできまー
投稿者: ななまんえん
30歳~39歳 男性
2014年 11月08日 01時01分
感想ありがとうございます!!

ダイナーも読んでくださっていたのですね。個人的にはそっちの感想も気になりますw
満足して頂ける最後になっていたようで良かったです。

曲ググってみました。まさかのヘビメタwマーロン・ブラウンズ アイ ではなくてファウステリアズ アイですね笑
そして「糸」に噴きました。まさに、「しあわせ」と呼ぶのでしょう。この二人は。多分、お互いじゃなければだめなのですから。

新作は完全にアホ話ですが良かったらよろしくお願いします。
黒井雛
2014年 11月08日 23時40分
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